仮想旅へ

毎日の通勤路を憧れの街道歩きに転換してみたら? あなたを「LOHAS」な世界に誘ってくれます。

昆虫ウォーキング

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傘をさしながら、夕暮れ時我が家に帰ってきました。
門扉前の道路に何やら蠢いている物体があります。
近寄ってみれば、ヒキガエルです。
馴染みの我が庭に棲むヒキガエルの親爺です。
辛子色で、中々お洒落な親爺です。
それにしても痩せ細ってしまっています。
このブログで、初夏に紹介した時は、もっと太って、威風堂々としていました。(下3枚目の写真)
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ヒキガエルは両生類、冬眠する事は小学生も承知しているでしょうが、実は夏眠もするのです。
今年は猛暑でしたから、長らく寝ていたのでしょう。
それが、ようやく涼しくなったので、ようやく目覚めて、
「ソロソロ、起きて腹でも満たそうか!」出てきたのでしょう。
 
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           (6月27日「愛すべきヒキガエル/無題」で紹介した時の親分。夏眠後は瘠せてしまいました)
 
ヒキガエルは夜行性です。
雨が降ったので、いつもミミズが出てくる道路端に出てきたのでしょう。
此処はヒキガエル君の格好の餌場です。
ミミズは雨水に誘われて地中から這い出し来ます。
道路端は排水溝でもあって、ミミズは度々流されてきます。
此処で待っていれば、美味しいミミズが次々に口の前に流されて来ます。
後は蝦蟇口を”ガバッ”開けば良いだけです。
これから2ヶ月、充分に体力を付けて、また眠る積もりです。
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 (道路は危険です、目の前の縁石を乗り越えて、草薮を越えれば親分のホームグランド、早く帰っておいで!)
 
 
こっちは足長バチ、
アイビーの葉陰に巣を作っていました。
昨日、一斉に羽化しました。
成虫と言ってもマダマダ柔らかい体です。
今しばらく体を乾かして、外骨格がしっかりしたら飛び立つ積もりです。
冬将軍がやってくるまで束の間をしっかり食べて、体力を付けなければなりません。
蜂の食事は虫です。
虫達が生きている間に、ゲットして、体力付けて、雄は男の役割を果たさなければなりません。
雌は木の洞などで越冬する者もいます。
 
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来春になれば、女王蜂は越冬蜂が作った巣に入ります。
そして、先ずは子供を生みます。
無性生殖(卵子だけ)で子を産みますから、子供の量産には最適です。
子供は男ばかり、役割を分担して働きます。
”量の保存”が行われます。
そして、数が適量になった所で、女王蜂は蓄えておいた精子を合体させ、子供を生みます。(両性生殖)
雄蜂に比べればDNAが二倍の子供が出来ます。
勿論DNA二倍は雌蜂です。
”質の保存”が行われるのです。
DNAの差も明白です。自然の摂理は、数は男、質は女、役割を分担しているようです。
 
秋は短時日に過ぎ去ってしまいます。
ヒキガエルも足長バチも、その他の自生生物は、これから懸命に命を伝えなければなりません。
見詰めていると、”ひたむきさ”がどこか”切なく”感じてしまいます。
私もそんな人生の”秋”を送っているからでしょうか?
 
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(今年最後の羽化した足長バチ、蛹は6角形の巣から出て総て成虫になってしまいました。もう数時間経ったら、背黒足長バチは阪神タイガースカラーになって、勇ましく飛び立つでしょう。
数年前、家内が竹箒で蜂の巣を叩いてしまい、散々な目にあいました。再度刺されると一大事です。そこで、アイビーも相当伐採してしまいました。でも・・・蜂は一杯居ます。)
 
 
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コスモスの花が目立ち始めました。
最近は黄花コスモモも目立ちます。
コスモスはメキシコの高原に自生していた植物、
18世紀、スペインがマヤ文明を滅ぼした際、咲いていた花を持ち帰り、マドリードで咲かせたそうです。
以来世界各地に伝わり、日本には明治20年に伝来したそうです。
それが、群生して咲いた美しさや、荒地や乾燥地でも生育する生命力の強さによって、一気に広まりました。
今では外来種でありながらも、「秋桜」と言った、日本名まで戴きました。
僅か100年余りの間に”日本国籍”を得た生物は他に無いことでしょう。
日本人はコスモスが本当に好きです。
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                              (新林公園棚田跡のコスモス畑、中央上部に蟷螂が居ます)
 
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                                (コスモスと花に憩うイチモンジセセリ、今日の犠牲者)
 
 
私が、地域振興整備公団に出向して、全国各地の開発のお手伝いをしたのは、昭和50年から2年間の間でした。そのとき、建設省道路局から黄花コスモスの種が配られました。
道路の則地や空地に種蒔きすれば、景観植物として、雑草対策にも最適だ!
そんな判断でした。
コスモスがピンクや白、赤と様々な色の花が五目に咲くのに対し、黄花コスモスは濃い黄色の花一色です。
遠目にも、黄花コスモスは目立っています。
 
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                                         (黄花コスモス、蝶は黄タテハ蝶)
 
新林公園の棚田がコスモスの花畑になっています。
私は、風に揺れるコスモスを眺めていました。
沢山の蝶が遣ってきています。
黄タテハに黄揚羽、紋黄蝶、何故か初秋は黄色い蝶が目立つようです。
蝶も花から花に飛んで、蜜を吸い、栄養を蓄えて、種を残さなくてはなりません。
今が勝負時なのでしょう。
せわしく飛び回っています。
 
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                                     (黄花コスモス、蝶は黄揚羽蝶)
 
コスモスの花陰でジッと、静止しているハンターがいます。
大蟷螂です。
花に遣ってくる蝶を捕食しようと、ジッとチャンスを窺がっているのです。
もう、腹も膨らんでいます。
大きな奴がメスです。
6本の脚のうち、前二脚が鎌状にギザギザが出来ています。
この鎌で獲物を捕まえて、生きたままかじるのです。
 
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                                 (イチモンジセセリを齧る大蟷螂)
 
イチモンジセセリ(蝶)が捕まりました。
鎌の間で身動きできません。
三角頭の下には大きな顎があります。
顎をずらせる様に動かしてイチモンジセセリの体が見る見る小さくなって行きます。
 
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    (ミソ萩の花で獲物を待つ大蟷螂)
 
 
昔、日活(映画会社)が青春路線からロマンポルノ路線に転換して、窮地を脱しようとしました。
ヒットしたのは「蟷螂夫人」シリーズでしょう。
メスの蟷螂は交尾中のオスの蟷螂を頭から齧ってしまいます。
オスは、一命を架して、交尾し、種を残すわけです。
メスはオスの栄養を体に蓄えて卵を産むわけです。
そうした姿を擬人化して、蟷螂夫人はヒットしました。
何故、メスは頭から齧るのか? オスは逃げようとしないのか?
考えた事があります。
屹度、オスは頭を齧られると、快感が走って、ホルモンが分泌、精子が活発に出るのでは無いかと思います。
蟷螂のオスは頭が無くなっても、交尾を続けます。
カマキリも人間も男にはマゾヒスチックな性格があるのではないかと思います。
 
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    (女郎蜘蛛はイチモンジセセリをグルグルに糸巻きして、体液を吸い取ります)
 
もうじき、蟷螂の共食いの光景も見られることでしょう。
コスモスの傍に吾亦紅も咲き始めました。
女郎蜘蛛も巣を張って、蝶を架けようと待っています。
美しい花畑は、同時に生死の危険スポットでもあります。
「種を残す」事は、自らの命を落として、次世代に命のバトンを引き継ぐ事です。
緊張感が辺り一面に漂っています。
 
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                              (ミソ萩の蜜を吸う紋黄蝶)
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                                  (此方は草陰に潜むイナゴ)
 
 
 
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7月27日は舞岡公園の評議委員会、鎌倉古道のスダジイの移植の状況確認もかねて、公園内を歩いてみました。
昼下がり、流石に昆虫採集の子供の姿も見えません。
堆肥を作っている落ち葉ボックスは掘り起してみればカブト虫の幼虫が育っている事でしょう。
棚田の横を登ると河童池(溜池)があります。
先日まで咲いていた合歓の木ももう散ってしまって、種子が作られています。
畔には一面みそ萩の紫の花が咲いています。
シオカラトンボが休んでいます。
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  (昼下がりの舞岡公園、子供の姿は無く、草履を編んでいるお爺さんだけがいました。鬼百合が咲いて・・・)
 
 
大きなミズキが日陰を作っています。
その緑陰に腰掛けて、スケッチをしているお年寄りの一団が居ます。
10人ほどのお婆ちゃんに、3人ほどのお爺ちゃんです。
「お上手ね・・・・!」
誉めあっている様子が微笑ましい感じです。
私の義父を思い起こします。
会社を引退後は、スケッチに、スケッチ旅行に余生をエンジョイしていました。
 
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(水木の緑陰でスケッチに夢中なおばあちゃん達)
 
 
そのお婆ちゃんの傍らの草叢に、モンシロチョウが舞っています。
此処はモンシロチョウのたまり場のようです。
流石の暑さ、モンシロチョウもお婆ちゃんと同じ、水木の日陰が誘われているのでしょう。
 
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(棚田の淵に咲いたみそ萩の花)
 
良く観ると、草叢に蝶が休んでいるようです。
それも、翅を下にして、尾を立てています。
尾の先端が生殖器です。
ですから、仰向けになって、大事な部分を天空に向けているのです。
奇妙な格好です。
 
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(草叢で仰向けに休んでいるモンシロチョウ)
 
夏型のモンシロチョウ雌雄判別は難しいのですが、メスは前翅の黒い部分が多く、前翅のつけ根が灰色をしています。でもモンシロチョウの目では、メスは白く、オスはグレーに見えるそうです。
モンシロチョウは紫外線を感知しているので、紫外線を当てれば雌雄が一目で判別できます。
 
モンシロチョウの世界では、灰色の野郎が純白な女性を探して飛び回っているのです。
この暑い盛りも、「女は居ないか、処女は居ないか」探し回ります。
 
一方メスは、一回の交尾で充分な数の子(卵)を産むだけの精液を受け入れています。
ですから、一回交尾を終えれば後は体を休めて、花蜜を吸って、産卵だけに集中します。
一方オスは何度でも交尾をするのが役割です。
メスを探し回り、白い女を見つけると、近寄ってきて、執拗にアタックします。
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 (下がメス、上がアタックしようとするオス。)
 
 
メスは「私はもう出来ちゃったの!」
「私のアソコはもう塞いじゃったの!」と生殖器をお立ってて居るのでしょう。
まるで、既婚の女性がお歯黒にしたように・・・・・。
でも、遊び好きな男性はお歯黒女性の方が好みだったりして・・・・。
人間はモンシロチョウより遥かに奇奇怪怪です。
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(此方のシオカラトンボもとまりながら、水辺にメスがやってくるのを待っています)
 
そんな事を考え観察していました。
私が草叢を熱心に見詰めていたので、「何かしら・・・・?」
お婆ちゃんがスケッチの手を休めて、覗きに来ました。
私は、説明しようか、どうしようか?迷いました。
 
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(此方は交尾中のタテハ蝶)
 
こんな話を、見ず知らずの人に話したら、どうなるのかな?
お婆ちゃんに喜ばれるのなら良いのだけれど、
もしも、・・・・「奇人が出現した。要注意!」警戒されたら困ります。
 
それに、この夏、倉田に出現した痴漢は、必ず舞岡公園方向に逃げているのです。
 
そこで、草叢に寝転がっているのは「メスのモンシロチョウだ」、識別までに留めました。
 
まあ、なんだか難しい世の中です。
 
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(カラスアゲハも交尾中で・・・)
 
 
 
 
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幽体離脱とアゲハ蝶

二宮尊徳記念館には、尊徳の生家が保存されていました。
尊徳は家族に見守られ生まれた家です。
そして日光今市で70歳の高齢でありながら、仕法の仕事に励みます。
その途上、家族や多くの弟子に見守られながら亡くなります。
 
 
私は家族に見守られながら、一生を終える幸いを思いました。
私達は、病院で生まれて病院で死にます。
誰しも、「家族に見守られて抱き上げられ、家族に見送られたい」 と思っていると思います。
その方が遥かに人間の尊厳が守られているからです。
 
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(二宮尊徳生家。1間、囲炉裏、土間の簡素な作りです。此処で生まれて死んだのですから、生死を家族に見守られていた事になります)
 
 
二宮尊徳の生家は木立で囲われています。
露地を歩いていて、「ギョッ」驚きました。
私の目の前に、得体の知れない真っ黒い物体が遮蔽したからです。
足を止めて物体を凝視しました。
 
二頭のクロアゲハ蝶です。
金木犀の梢の先で、二頭は交尾中なのです。
裾模様に朱色の模様が鮮やかな方がオスでしょう。
腹部は太く短くなっています。
オスもメスも全身の力を籠めて生殖しているのです。
腹筋が縮まっています。
 
風が吹いてきます。
二頭は合体したまま揺らめいています。
でも、決して離れまい、
強い意志が感じられます。
 
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   (金木犀の梢で交尾中のクロアゲハ)
 
日本人は古代から蝶を魂だと思ってきました。
とりわけ、大きくて真っ黒なクロアゲハ、カラスアゲハ等は霊魂だと思いました。
野辺送りや墓送りの葬列の前後に揚羽蝶が舞っていました。
その蝶を見て思いました。
幽体離脱した魂が、その緒(※)も切れてしまったので、体に戻れないでいる。・・・・・・仕方なく葬列に従って・・・・・自分の体が埋められるのを見ているのだ・・・・・。
    (※臍の緒と同じように緒で体と魂がつながれていると考えていました。緒が切れた時、死んでしまいます)
 
私はお寺に生まれ育ったので、何度かお通夜を供にしました。
通夜は古代の「もがり」に発していると言われます。
人は死んでと思っても、復活するかもしれません。
体に変化が生じて、死んだ事を確認するまで、見守ります。
これが「もがり」です。
 
最近の通夜は一晩といわずに、1時間程度で解散してしまいます。
これでは、人間の尊厳さ、命の尊さを訓える事はできません。
 
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通夜の席で私は父の話を思い出します。
父が未だ幼かった頃、通夜は夜通しでありました。
 
若い坊主は一人で枕経を詠みました。
家族は別室に退きました。
部屋には若い坊主と、薄幸にして亡くなった妙齢なご婦人が残されました。
若い坊主は、美しかった死者の面影を確かめてみたい・・・・・
衝動に駆られました。
美人のお顔を覗こうとお棺に身を乗り出した瞬間です・・・・。
「フワー」「ユラー」
一頭の蝶が飛び立ちました。
青年坊主は霊魂が離脱した、瞬間に立ち会った。
確信しました。
 
イメージ 4
 
クロアゲハには木漏れ日が射しかかっています。
普段は見えない羽の模様が浮き上がって見えます。
まるで、絽の着物のようです。
喪服のようです。
 
思い出しました。
私の友人、蝶博士のO君の話を。
オスの蝶は必ず同じ道を通って、縄張りを巡ると。
だから、蝶道に待ち伏せすれば必ず蝶は捕獲出切るそうです。
 
オスは自分の縄張りに入ったメスをゲットしようと追い掛け回します。
メスは疲れて梢などで休もうと止まります。
そのチャンスにオスは交尾します。
 
メスは一度交尾しますと、後は卵を産み落とすだけです。
生殖孔は埋めてしまって、オスを寄せ付けなくなってしまいます。
で、ゆっくりと葉っぱを捜します。
幼虫が食べるに適した葉っぱを探して、その裏に卵をポツン、ポツン産み落として廻ります。
卵を産んだら、もう役割を終えました。
ご臨終です。
一方オスの方は、また縄張りの蝶道に戻って、良いメスが懸らないか、頑張ります。
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友人Oから得た知識を踏まえて、二頭のクロアゲハを見直します。
必死の姿が崇高に見えてきます。
家内も傍で見ています。
「ゆっくりしているのね・・・・・・・・・」
 
「生」も「死」は人間も昆虫も尊厳なものです。
バーチャルは駄目です。
観察していると、しみじみ解ります。
 
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               (尊徳生家の裏の運河。これも尊徳の事業か?)
 
 
注意:当初、この生家で尊徳は亡くなった、と書きましたが、日光の仕事の途上今市で亡くなった事実を確認、訂     正しました。
 
 
 
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10月初め、巨大でまん丸な「スズメバチの巣」の報告を書きました。
出来たのは、私の住む戸塚・上倉田にある古農の母屋の庇です。
ご主人は今年喜寿を迎えた農夫でした。
昭和30年代までは酪農を主にし、現在は不動産賃貸業です。
上倉田の農家は同じように転業を余儀なくされました。
でも、農家の技や感覚は変っていません。
庭先の畑には見事な農作物が出来ています。
(農家の庭先、縁先には丹精の菊が咲いて、二階の軒先にはスズメバチの巣が見えます。)
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保健所の方がスズメバチの巣を駆除しにやってきました。

『お宅は小学校の通学路に面していて、お母様から危険だ、と指摘があったので駆除します』

ご主人は拒否したそうです。
そして、農夫としての薀蓄を傾けました。

スズメバチは悪戯しなければ危険ではなく、益虫である事。
静岡県ではお茶葉を食い荒らす毛虫の天敵として、大事に保護されている事。
そして、11月になれば消えて無くなる、と説明しました。
沢山の命が救われました。
(10月初め巣作りに励むスズメバチ)
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スズメバチの巣は「厄よけ」になるといいます。
厄除けと言えば、ヒイラギの葉っぱ、鰯の頭、ハローウィンのカボチャなどが思い浮かびます。
でも、迫力からすれば、スズメバチの巣には劣ります。
「かちかち山」で活躍するのは蜂でした。
蜂の針は正義の刃なのです。
(形の良いスズメバチの巣)
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私はご主人とジッとスズメバチの働きぶりを見詰めました。


スズメバチは朽木を噛んで練った「お団子」を持ってきます。
その木団子を顎を器用に使って、スズメバチ団地を作ってゆきます。
まるで、左官屋さんの塗り壁のようです。
新しい塗り壁は未だ水分が含まれているからでしょう、こげ茶色をしています。
一日経つと、黄土色に変わってしまうそうです。
こうして増築されたスズメバチ団地には、正五角形の小部屋がぎっしり並んでいています。
そして女王蜂は一部屋に一個卵を産んでゆきます。
(団地作りに励むスズメバチ)
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新しく出来た部屋に女王蜂は次々に産卵してゆきます。
卵は未受精卵です。
未受精卵からは雄の働き蜂しか生まれません。
働き蜂は、卵から孵化した幼虫に餌を与え、育てます。
部屋作り、ハンティング、子育て、働き蜂は分業して働き尽くします。
そして、今年は台風が涼しい風を呼び起こしました。
一晩にしてスズメバチは消えてしまいました。

ご主人は寂しくなって、保健所や小学生のお母様は安堵したでしょう。

(台風20号一過、姿を見せなくなったスズメバチ。巣の出入り口が少し大きくなったような気がします)
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女王蜂は未成育の子どもを食べて越冬に必要な体力を蓄えます。
そして朽木の中や地中などに隠れます。
雄蜂も越冬に務めます。

そして、翌春からまた動き出します。
雄蜂は女王蜂を追いかけて交尾をします。
新しい女王様が産まれます。
新女王は自身の王国を作ります。
2009年の春にはこの農夫の軒先を選択しました。
それが幸いしました。
巣作りには最高でしたし、理解がありました。
餌も豊富でした。
結果、巨大な帝国になって、巨大な巣に成長できました。

黄色スズメバチは別名「長者蜂」と呼ばれます。
スズメバチの巣が出来る家は長者になると言い伝えられています。
先日ブログに書いたところ、家内から指摘がありました。
「我が家にもスズメバチが巣作りしたけど、ちっとも長者には成れないじゃないの!」


確かにその通りだが・・・・、その後どうなったかな?
我が家の軒下を覗いてみたところ、スズメバチの巣は崩れかかってきていました。
中から、幾層もの巣と、小部屋が見えます。
小部屋には黒くなってしまった幼虫や蛹も見えます。
昔は立派だったのに!
(我が家のスズメバチの巣、もう朽ちて中が覗けました)
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来春には我が家にもスズメバチが巣作りして欲しいものであります。


ジッと眺めていたら、作り酒屋の「杉玉」を思い出しました。
長野でも新潟でももうじき杉玉が酒屋の軒先に吊り下げられます。
「新酒で来ました」
案内です。
来週には古美術仲間14人と越後を旅行します。
中には一昨年三越で、運慶をオークション落札した人も居ます。
定年前に大仕事ができた、幸運でありましょう。
「蕎麦を食しながら、苦労話を聞きながら、新酒を戴くのも良いものでしょう」
スズメバチの苦労にも思いを馳せたいものです。
(もうじき、七五三の祝い式、背景はくだんの農夫の菊の花。今年も11月14日、八幡神社の祝いを盛上げてくれるでしょう)
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