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2月12日駒場日本民芸館から前田侯爵邸を見学して次は代々木八幡の東京ジャーミーに向かいました。私がもう少し地理に明るかったら、徒歩で行ったのでしたが。先ず下北沢に行き小田急線に乗り換えて代々木八幡に向かいました。私は新婚時代小田急線の鶴川に12年間住みました。前人事課長のお住いを借り上げていましたので大変緊張して遣わしていただきました。鶴川団地の南側に隣接した丘陵の戸建て住宅地でした。団地のセンター街区でお買い物をして朝晩は超満員の小田急線に乗って、代々木八幡で地下鉄千代田線に乗り換え大手町に行き来して居ました。当時から代々木八幡の街にイスラム教の尖塔が在る事に気付いていましたが。八幡宮をお詣りしてもモスレム(東京ジャーミー)には参詣した事はありませんでした。そこでこの機会に参詣してみる事にしたのでした。
国道413号線に面して(渋谷区大山町にある東京ジャーミー。此処には前身である東京回教学院があったのでしたが、1938年(昭和13年)に設立。老朽化のため取り壊された後、2000年(平成12年)に再建・開堂しました。建築資材もトルコから職人も同国から派遣されたオスマントルコの文化の殿堂です。モスレムの西側には東京回教学院時代の建物が残されていました。
モスレムの入り口は1階で集会場と喫茶飲食買い物施設になっています。二階が礼拝場(モスク)で1階で身を浄めて靴を脱いでスカーフで顔を隠してモスクに登ります。
モスクの入り口携帯禁止の張り紙はありますが、撮影禁止の指示はありません(HP上には撮影禁止になっていますが。撮影しても問題にはされていませんでした。
モスク入口のアーチ素材の大理石もトルコから運んだものだそうです。施行は鹿島建設)
1階多目的ホールにある洗い場此処で手足を浄めてから裸足で二階のモスクに上がります。
モスクに昇ると聖職者が案内してくれました。先ず全員がメッカの方角に向いて頭を垂れます。
総じて日本人にイスラム教を馴染んでほしい想いが伝わって好印象でした。
でワイフに「今日はモスレムに行くからスカーフを持参するように前日に言っておくべきだったのでしたが、ツイツイ忘れてしまい。”車内でモスレムに入るのでスカーフある?”云ったところお小言を頂戴してしまいました参詣記念に買っても良いだろうという事で、代々木八幡駅から尖塔を目標に歩きだしました。
モスレム前の道路に大型バスが停車して居ました。東京ジャーミーは今では観光名所になっているようです。私達は大型観光バスの乗員40名と一緒に説明を受けました。
何といっても圧倒されるのはモスクの天上のアーチ空間です。ステンドグラスの色が鮮やかで、モスク内部空間は荘厳です。偶像崇拝が禁止されているイスラム教ですから、カリグラフィ(アラビア文字の書道)やアラベスク(植物をモチーフとした紋様)、幾何学紋様が多用されて、神(アッラー)の偉大さを表現しているのでしょう。大きなドームは神(アッラ―の創造したの宇宙を表しているのです。
正面やや右がメッカの方角になります。もう2時間も経てばステンドグラスを通して夕陽が大空間に差し込むことでしょう。
モスク内部正面やや右がメッカの方角で北極星を戴いた塔があります。立っている人は東京ジャーミーの職員(聖職者」で説明しています。その左床に座っているのが一般人聖職者。右の壇はイマーム(導師)が金曜礼拝の時に説教を行うミンバル(説教壇)です。
室内の中段に帯状の紺青色で塗られてアラビア文字が書かれていますがこれはアッラーの偉大な特徴を記してあるカリグラフィ(アラビア文字の書道)です。
【スカーフと豚について】
ところでスカーフですが聖職者はスカーフを含めて衣服は民増の誇りであると説明し”日本人も着物を誇りにした方が良い”と言いたげでした。私は”そんなものかな?”怪訝に思いながら聞いていました。家に戻るとトリニダードトバコで日本人女性が殺害されその知事が”肌を露出していた日本女性も悪い”と言ったところ知事は世論のパワーで罷免されてしまったとのニュースが流れていました。綺麗な女性はその顔を露出しているだけで犯罪であるといった考え方が何処にでもあるものです。極端なのがイスラム世界なのでしょう。
春になれば女性は肌を露出します。鶯だって狐だって春になれば異性を魅了しようとするのが自然の摂理です。でも理性を惑わす誘惑は宗教的には戒めなくてはなりません。方法は二つ女性の色香に惑わされた男性を罰するか、女性がアッチコッチに色香を撒き散らさないように蓋を指せるかどちらかです。スカーフは後者の手段なのでしょう。短すぎるスカートや透け透けのブラウスは前者の視点で問題があります。
ワイフは大きなハンケチで顔を覆って聖職者のお話に耳を傾けて居ました。販売コーナーに行くとハラール認証ラーメンやスカーフが売られていました。
スカーフの件は一応解決として次はハラール認証です。イスラム教では豚も猪も禁食です。
日本の盛り場は豚骨ラーメンの匂いが充満して居ますから彼等は胸が苦しくなることでしょう。仏教徒から見れば豚も羊も兄弟みたいなものです。豚は食べてはいけない、羊は肉も血も総て食べるのは識別困難です。豚は何でも餌にします。人間の排出物も好物にしてしまいます。”豚は不潔な動物である””人間たるモノ清潔にしなくてはならない”教えが少しオーバーになれば豚を食べてはいけない”になるのは自然です.異常に清潔好きな人は居るものです。私のように脳梗塞の後遺症に苦しむモノにとっては豚を禁食にする宗教は合点しやすいモノで。
宗教は一神教多神教といった分類よりも宗教民俗学とか宗教社会学と云った文化人類学的な分類の方が有効であるように思います。少なくともその方が無意味な宗教的な摩擦軋轢を回避させることでしょう。
東京ジャーミーのイスラム教を身近にして貰おうそんな試みは尊いものと思いました。
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