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脳梗塞闘病記

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3月6日(火)は「啓蟄」でした。「啓蟄」は二十四節季気の一つで、「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意で、「啓蟄」で「冬籠りしていたの虫等の動物が地下から地上にが這い出る来るという意味です。我が庭には主のような蝦蟇ガエルが棲んでいたのでしたが、20年程前に「蝦蟇戦争に敗れて敗走の途上家の石段下で息絶えてしまいました。私は庭のシャガの茂みに穴を掘って埋めてあげて墓標塔に弥勒如来を置きました。屹度啓蟄を過ぎたので蝦蟇君が生きていたならソロソロ姿を見せる季節です。もう蝦蟇君はあの世ですので楽しみも無くなってしまいました。
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私が家を建てる前から棲んでいた蝦蟇ガエル君の墓標(弥勒)
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亡くなった庭の主蝦蟇君の在る日の勇姿です。見開いた眼、「へ」の字に堅く結んだ口元は古武士の風格がありました。
3月7日(水)は高校の仲間と定例の麻雀会でした。野鳥好きな友人に「昨日は啓蟄だったね!」挨拶すると、
「昨日は残念な事が遭ったのだ」、悲しげな顔をしています。訊けば『天気が良くて爽快なので、3羽飼っている雲雀を庭先に出したのだそうです。雲雀を日光浴させながら自分はお隣との境に植えてある木香薔薇の手入れをしていたのでした。雲雀の籠でバタバタ羽音がしたのだが、木香薔薇の棘が邪魔して振り向けないで居たのだそうです。木香薔薇の伐採を終えて雲雀籠に戻ってみると、一羽の雲雀が血を吹いて死んでいたのだそうです。幸い2羽は怯えながらも、無事だったそうです。
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此れがイタチです。鋭い犬歯が在る事病原菌の中間宿主なので要注意生物ですが、鼠の天敵なので益獣の側面もあります。写真出典ウィキぺディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%81#/media/File:Mustela_itatsi201602-02.jpg
友人も私もイタチの仕業であろうと、判断は一致しました。私は子供の時に鶏の面倒を見るのが役割でした。戸塚の大坂に製粉所があって、製粉所に小麦やお米を運んで脱穀製粉して貰いました。製粉所は副業でヒヨコや兎を販売していました。脱穀の作業を見飽きると私はヒヨコ小屋を視て居ました。気に入ったヒヨコを買って貰って自宅の物置の脇に建っていた鶏小屋で飼い育てました。鶏の天敵はイタチでした。イタチは獰猛な小動物で、鶏の頸動脈を噛み切って血を吸います。肉を食べるのではないのです。イタチの仕業で辺り一面に血が飛ぶので「板血」と呼んだのと思います。
一方イタチの天敵は青大将です。イタチ除けに「あわびの殻」を金網にぶら下げて置きました。屹度イタチはキラキラ光るあわびの殻を蛇の眼と思って近寄らないのでした。また総じて小動物は嗅覚が鋭いので、生焼けの木や灰を鶏小屋に播いておくと鶏は健康に育つし、天敵除けになりました。昨今のペットショップに行くと「木酢液」として牛乳瓶一杯で500円くらいで販売されています。
立春が過ぎても寒の戻りがあるように啓蟄が過ぎた途端に寒波が押し寄せて来ました。北帰行の予定の鴨も白鳥も旅立ちを躊躇していることでしょう。新宿御苑のモグラも出した頭を引っ込めたかもしれません。
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イラスト出典:無料イラストhttp://publicdomainq.net/talpidae-fertile-shoots-0004615/
「啓蟄も過ぎたのに!」嘆いている生物を見つけに、庭を視て廻りました。百舌の早贄(ハヤ二エ)と思われる干乾びた「家守」が石段に落ちて居ました。昨秋は冷え込みが早かったので百舌はセッセとハンティングして梅の梢に干しておいたのでしょう。でも食べない中に暖かくなったので梅の花芽が早贄を押して落したのでしょう。
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これは我家の石段に落下していた百舌の早贄の「家守」です。
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この梅の木に百舌が早贄していたモノが食べない中に梅の蕾が膨らんだので地上に落下したモノでしょう。四十雀の巣箱が壊れてしまいました。梅が散ったら付け替えて上げましょう。
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梅の木の根元には今年も紫陽花の花芽が吹いて、その下ではカタツムリが未だ眠っていました。
生贄のあった梅の木の樹下には紫陽花が花芽をつけていました。冬の間から紫陽花の落葉の間にカタツムリが転がっています。カタツムリは紫陽花の葉っぱを舐めて、その近くの椎茸も舐めます。椎茸を育てている私にはカタツムリも天敵です。でも、カタツムリも亀もスローライフで私のライフスタイルの先生です。
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庭の椎茸です。生シイタケは焼いて、生醤油をかけて食べるのは季節の味覚です。椎茸は春先と初秋二度なります。このホダ木でも3年もすれば土に還ってしまいます。椎茸など菌類は有機物を土に還すのです。昨日書いた「蝋燭苔(地衣類)」も同じです。
今年はもう椎茸が芽を出して膨らんでいます。カタツムリは椎茸が好物です。
カタツムリが冬眠している隣で椎茸を育てるなんて父が観たら叱られる事でしょう。良く見れば地面に近い椎茸はもう、ゾウリムシに食われています。カタツムリに狙われない中に採って食べてしまいましょう。

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2月28日、ワイフは「確定申告」を終えて安堵してご機嫌です。確定申告で還付金が在ると、それはワイフのお小遣いになるのです。と云っても、最終的にはワイフが孫のお祝いに充当する訳で、小遣いになるわけではないのですが・・・。
確定申告作業を終えると「お雛様」を出してきました。
「お雛様」と云っても、娘のモノで。亡くなった祖母がお金を出してくれて、私と祖母とで新宿の小田急に出かけて買い求めた「木目込み」人形です。
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此方が娘の雛人形です。新居を構えた娘ですが、引き取る気が無さそうです。手前は娘が置いていったクリスマスローズです。
娘が結婚しても我が家に置いていったモノです。ワイフは自分のお雛様と娘のお雛様を隔年に出して飾っているのです。今年は娘のお雛様の順番になるのです。
スポンサーだったお婆ちゃんの仏壇は我家に在りますから、お婆ちゃんも喜んで居そうな気がします。娘は昨年、女の子が産まれて、自分の木目込みのお雛様より一回り小さなお人形を求めて、満足して飾っています。自分のお雛様を自宅に引き取る気配は無さそうです。
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これは娘が置いて行った「クリスマスローズ」です。日陰を好む性格なので白蓮の根元に置いています。夏は日陰で冬は陽が良く当たって良く育っています。
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これも娘が置いていったクリスマスローズで、白とピンクです。
娘が引き取りそうもない大切な品はもう一品あります。それは「クリスマスローズの植木鉢」です。
娘が「クリスマスローズを貰ったのだが、世話の仕方が解からないので・・・」言って我が家に預けて帰ったクリスマスローズです。濃い紫二鉢、と白1鉢、ピンク1鉢、計4鉢もあって、毎年桃の節句に見事に咲いてくれています。
この正月に、アパート住まいを卒業した娘夫婦ですが、新居も庭が狭いのでクリスマスローズを引き取る積りが無いようです。
4鉢のクリスマスローズは何れも元気に育っているので、今年は株分けをしなくてはならない気配です。娘の新居に似合う植木鉢を買い求めて、新株を娘の家に「里帰り」させようとも思っています。
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此れはお雛様を据える前の出窓、クリスマスローズを暫く生けておきました。
昔はクリスマスローズなんて気の効いた花はありませんでした。冬の花と云えば「パンジー」か「冬知らず」でした。咲いた花を観ればクリスマスローズは「キンポウゲ」の仲間です。キンポウゲの仲間で一番人気は「雪割草」ですから。雪割草の要領で手入れをすればいい訳です。春先に花を付けます。ですから、春の光が株元に良く届くように、古い葉は落してあげると花芽が多くつきます。夏の暑さに弱く、冬の寒さには強いのです。夏場に日焼けしない様に、水分不足にならない様にすれば、手は掛りません。
お雛様も飾ったし、クリスマスローズも生けたので、後は3月3日に娘が孫を連れて来るのを待つばかりです。
ワイフから、娘、娘から孫(女子)に、女系家族は華やかで楽しみも多いような気がします。


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雪下野菜を味わう

最近は「雪下野菜」が話題になります。関東では「霜降り野菜」と云います。
「霜降り野菜」とは霜が降りると白菜や葱の甘みが増すので、美味しいというのです。
一方「雪下野菜」は雪国で、秋に畑の野菜を収穫しないで、わざと雪を積もらせてから雪を掘り起こして収穫する野菜の事で、雪下に暫く置く事によって美味しくなる知恵でした。
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これは雪下野菜の販売サイトの絵です。出典:高橋農園http://www.kenko-yasai.com/shohin/yukisita.html相場は2800円/2キロのようです。
そこで、最近は冬に捨てる筈の雪を倉庫に積んで、天然の冷蔵倉庫を作って、その中に野菜を貯蔵して、野菜の不足する冬場に市況を観ながら出荷するのだそうです。一面の雪も貯蔵すれば資源で、川に捨てればゴミならぬ水です。野菜に始まり米も魚も林檎も天然雪冷蔵庫に収ることに依って澱粉は糖分に蛋白質はアミノ酸に変る事によって美味しくなるそうです。
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これは列車の窓から見た冷蔵倉庫です。ライスターミナルと書かれていますから、お米を貯蔵するのでしょう、冷蔵倉庫の役割ですが右奥の建屋に廃雪を積み込むことに依って氷室になって、お米が劣化しない以上に、澱粉質が糖化するので美味しくなるし、電気冷蔵倉庫の様に乾燥の劣化が無いそうです。沢山の雪室倉庫を観る事が出来ました。
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これは「町屋ホテル角館に併設された野菜バイキング施設でしたが、バイキングは取りやめホテルの食堂喫茶室として活用されていました。私は生野菜を食べようとして此処に来たのですが残念でした。
横手の郊外十文字の博物館隣に「道の駅十文字が在って、産直商品が人気だと知りました。そこで「道の駅十文字」に寄って雪下野菜を求めました。一番人気は「雪下人参」で「キャベツ」も「白菜」も「葱」も人気だそうです。林檎も加えてレジを通すと千円足らずでした。一番高い林檎が10個で500円、人参も5本で250円、キャベツも葱も250円です。宅配サービスに持参すると、3キロで1100円でした。野菜より宅配費用の方が高いのは致し方ありません。ワイフの笑顔と自宅に帰ってからジックリ雪下野菜を味わう場面をイメージしてお金を払うと、「後は全部承ります」言われました。道の駅の玄関ロビーには「お雛様が飾られ地域の高齢者がお雛様作りに熱心でした。
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道の駅十文字の玄関ロビー奥には紙を折って作ったお雛様が段飾りされていました。その前の作業テーブルには地域の高齢者がお雛様を無心で作っていました。
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一番人気の人参は相当売り切れていました。一方雪下キャベツは人参以上に人気があるようでした。
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此れは雪下葱です、これで300円足らずでは申し訳ないようです。鴨葱で食べたいです。
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佐川急便で届いた雪下野菜。どれもこれも愛しい野菜です。雪下野菜と漬物を食べて桜の開花を待つ事にしましょう。一山500円のフジ林檎も新聞紙に包んでくれて、誠実さを実感したのでした。

雪は豪雪地帯の住人にとっても野菜や果物にとっても大きなストレスです。でも、人間にとっても野菜にとってもストレスの無い外部環境何てあり得ません。人間も野菜もストレスに耐えることに依って充実するモノです。ノーストレスでの野放図に育った人間は使いモノになりません。野菜も同様で、過保護に育てられた野菜は本来の味がしなくて水っぽいだけです。カリフォルニアのイチゴが水耕栽培で味気ないのに較べて日本のイチゴが甘いのはストレスに耐えて育てているからです。
雪下野菜には叡智が込められています。



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道長の糖尿病に思う

NHKはBSⅢで「偉人達の健康診断」を放映していて、面白く視ています。先週は「秀吉の短気」を取り上げていました。秀吉の短気の原因病気は、「眼病」、「咳」、「神経痛」を根拠に「慢性腎不全」の疑いを指摘していました。天下人になった秀吉は「茶室」や「温泉」でストレスを解消させる努力もしていましたが。最晩年には突発的に「キレる」性格が爆発して腹心の千利休を切腹させ、異母弟の秀永一族も葬ります。秀吉の短気が豊臣家の滅亡を招き、日本の歴史を変えたと指摘していました。
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偉人達の健康診断での秀吉。慢性腎不全の秀吉はキレやすく異母弟の秀長に切腹を命じて、短命政権の原因を作ってしまいました。画像出典画面に在。

吉田茂首相も「馬鹿野郎」の舌禍事件で引退させられました。苦心して権力を掌握した人は往々にして短気に陥り墓穴を掘ってしまうようです。
番組ではキレ易い性格を対処するには「怒る前に6秒間隔を置けば良い」と指導していました。怒りは「大脳前頭葉がゴーパミンを出させて全身に戦闘モードを促すのだそうです。これを制御するには「時間を置く事」だとアドバイスしていました。
縄文人は狩猟に際してドーパミンを分泌して、即座に戦闘モードに入っていたのでした。だから、即座にドーパミンを分泌するのは優性に遺伝します。私はサラリーマン時代も短気な性格自覚して、治したいと思っていましたが、中々治らず、脳梗塞を発症して以来、一層怒り易くなってしまいました。
ドーパミンを抑制する機能は現代の人類にも備わっていないのです。屹度腎臓か何処かにドーパミンやアドレナインを制御する組織が在って、そこが傷んでいるような気がするのです。従ってたった6秒でも我慢出来ないのでしょう。「自分は病人だ」自覚して、どうにか短気な性格を抑え込みたいものです。
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ドーパミンもアドレナリンも大脳前頭葉から神経細胞を介して指令を全身に伝えます。ドーパミンはメンタルな意欲を喚起させ、アドレナリンは筋肉を戦闘モードにさせます。画像出典春日クリニックhttps://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%9F%E3%83%B3+%E6%80%92%E3%82%8A&aq=-1&ai=NxQVLMKBQhW3ShLRSqfMJA&ts=17437&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa
ところで、今週は「藤原道長の健康診断」を扱っていました。道長は重度の「Ⅱ型糖尿病」だったと云うのです。栄華を極めた道長ですから、「美食と運動不足で糖尿病だった」誰しも推測します。でも、「Ⅱ型糖尿病の原因は美食運動不足では無くて、超ストレスと寝不足と下痢の所為だった」と解説するのでした。それならば会社勤めの現代人と同じです。「美食・運動不足」の自覚は大半のサラリーマンに共通していますので、対策も流布しています。でも「超ストレス」「寝不足」「下痢」と指摘されると思い当たる人が人も多い筈です。
道長がストレスの重圧に苦しんでいた原因は第一に、「彼が良く働く能吏」であった事。第二は奥方の倫子が生まれも育ちも偉すぎて道長は何時も負い目を感じていた事をあげていました。
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此れがNHKの「偉人達の健康診断/藤原道長」の画面です。
一般に現代人も古代人も「摂取エネルギー」と「消費エネルギー」が均衡していてこそ健康であります。物理学の「運動エネルギー保存の原則」と同じように人間の身体は「エネルギー均衡の原則」があります。摂取エネルギーは消費エネルギーと均衡していてこそ健康なのです。一般に次の様に短絡的に理解して来たと思います。『藤原道長は栄華を極め美食三昧していたのに運動不足で摂取エネルギー過剰であったからメタボになって、糖尿病に発症して死んだ』何なら「栄花物語絵巻の道長像はデブじゃないの。でも古代人の肖像画は何れもいメタボです。道長像は平安時代の美男の理想像であって、実際に道長が肥満であった根拠は無いようです。
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此れは薬師寺の樹下美人。古代の理想は太目ポッチャリだったのでした。道長が肥満体なのは理想的男性の姿だからです。
古代人も縄文人も摂取エネルギーが過剰であった場合は先ず筋肉内に脂肪として蓄積し、更に過剰なエネルギーは内臓脂肪として蓄積したのです。何故なら人間の体は飢饉に耐性がある様に変ったので類人猿と違って繁栄の道を歩んできたのです。道長像がは糖尿病予防の切手に採用されるように超メタボに描かれているは古代人の理想像だからです。
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薹女房の切手は道長像が採用されています。
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これは中世の病草子(国宝東博所蔵)です。中央のデブさんは都の貸金業者です。中世はデブは蔑まされていました。
今私が読んでいるダニエル・.リードマンの著「人体600万年史」では類人猿のBМIは8%と記されています。従って旧石器時代人のBМIも8%程度だったのでしょう。類人猿から進化した最初の人類は体内にエネルギーを貯蓄出来るようになりました。過剰に摂取した糖分や澱粉を脂肪酸に分解し、血液を介して筋肉や内臓に蓄積したのです。そして、飢饉に遭遇したりすると脂肪を分解してエネルギー源としたのです。女性の場合は「出産授乳」の大仕事に際しても脂肪を分解してエネルギーとして活用する必要があったわけで、美人はビーナスも吉祥天女も太目なのです。、脂肪にしてエネルギーを貯蔵しておく機能は大切でした。古代人の理想像が洋の東西共に肥満なのは出産授乳の大事を考えれば自然な事でした。私達の遺伝子も道長の身体と同じで、過剰なエネルギーは取敢えず内臓脂肪として蓄積するように出来ているのです。
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これは米国人のBМIが産業革命直後23であったものが直近は27にも急上昇している事実を示したいます。グラフ出典ダニエル・.リードマンの著「人体600万年史」産業革命によって効率的に炭水化物を摂取出来るようになった人間は先ず身長が伸びたのですが、過栄養を内蔵脂肪に蓄積した結果
BМIが急騰してしまいました。
でも中世の農業革命、200年前の産業革命によって、私達は常時摂取エネルギー過剰に成り易い環境下に暮らしています。厚労省がBМI22%が理想と云っても、私達の遺伝子はBМI8%の儘なのです。インシュリンは石器時代と同じように分泌され、過剰なエネルギーは内臓脂肪にしてしまうのです。内臓脂肪がⅡ型糖尿病や癌や心臓病や動脈硬化や骨粗鬆症(一般に贅沢病と呼ばれる)を誘発するのです。進化論的には自然選択によって過剰エネルギーを内臓脂肪にして体内に蓄積しないような遺伝子が出現してそれが優性になる筈なのですが。

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此れは各種BМI資料を総合して、美人の基準は時代と国によって違っている事実を説明した、モノです。データの出典はT-SIThttp://top.tsite.jp/news/lifetrend/o/25368866/
でも此処で結論ではテレビ聴取者の推測の範囲内で面白くも可笑しくもありません。其処はNHKで高い受信料を取っているだけの事はあります。もう一歩突っ込んで道長の糖尿の原因を追究します。根拠は道長の書き綴った日記(御堂関白記)です。
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これは「御堂関白記」です。昨年この日記を熟読して仏師「定朝」の生涯を推測した小説を読みました。価値のある日記です。細かな字で沢山書かれているのは道長主宰した会議とその出席者です。
道長の糖尿病の原因を美食と運動不足にするのではなくて、「働き過ぎ」「寝不足」「過剰ストレス」と分析しているのです。
その原因は第一に摂政に就任して栄華を極めたプロセスが天然痘でライバルが全員死亡して思いがけずに№1のポストが転がり込んで来た事実をあげています。
サラリーマンであれば道長の様な偶然は多々あります。道長は出世面では運が良かったのでしょうが、健康は損ない、ストレス過多、寝不足に下痢で悩まされます。
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道長の下痢は過敏症大腸炎だとしました。胃炎や大腸炎で苦労するサラr-マンも多いのです。
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道長の正妻は宇多天皇の曾孫で当代一の美人だったそうです。正妻に圧倒された事もストレスだった、と説明していました
に全日空烏がロッキード事件で全役員引責辞任させられ、下級官僚から転出していた若狭 得治氏が社長になり「中興の祖」と激賞されたのですが、屹度大きなストレスが在ったでしょう。のも几帳面な性格が窺い知れるばかりか、実績が上がらないのは自身の人望が無いからだと自分自身にストレスをかけていたのです。

お箸の民俗学


私のお箸は能登の「総持寺」でお精進を戴いた折に持ち帰った「長寿箸」です。総持寺の書院で青い目をした雲水さんの指導に従って皆で『五観の偈(ごかんのげ)』を唱和してからお料理に箸をつけました。五観の偈は曹洞宗の教えと云うより普遍的な作法でありますから、
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私の箸は黒塗りの輪島塗で総持寺で戴いたモノです。
長寿箸を愛用する事は「五観の偈」を忘れないことに通じます。「五観の偈」の要点は第4偈と第5偈に集約されます。
四 「正事良薬 為療形枯」  食とは良薬なのであり、身体をやしない、健康 を得る    ために頂きます。 
 五 「為成道故 今受此食」今この食事を頂くのは、己の道を成し遂げるためです。
2月3日節分会の日私はファーストキッチンで「パンシチュウ」を手で千切りながら食べましたが、手食いは下手で、箸の有難さを思いました。箸が使えなくては「五観の偈」どころではありません。
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これは片瀬のファーストキッチンでランチしたパンシチューです。お箸の有難味を痛感しながらパンを千切って食べました
世界中で人間は食事作法に三タイプあります。シンプルな順に云えば
①「手食い」薬指中指人差し指3本の指先で掴んで口に運ぶ(インドや中近東)
②「」お箸で摘まんで口に運ぶ。箸は薬指と中指の延長です。(日本中国韓国)
③「ナイフとフォーク」更にスプーンを使って口に運ぶ(西欧)
お箸は日本文化の根本にある道具だと思います。
お箸が無ければラーメンもお蕎麦も食べられません。フォークでは美味しくないでしょう。北九州にある世界一のリードフレームメーカーである「三井ハイテック」に工場見学した時に教わりました。
リードフレームとは集積回路の製造に際して「金型」を活用する方法で一般的な印刷・腐食させる方法に較べれば汚染水が出ない事、コストが安いこと等利点が多いのですが、金型の職人技術の伝承が難しい事を説明されました。指先が器用である事、指先の皮膚感覚が鋭く研ぎ澄まされている事の重要性を説かれました。指先の感覚は7歳までに出来上がるので、お箸で食事する事が日本のハイテク企業の競争力の原点であると説かれました。「お食い初め」は生後百日目にお祝いします日本人は人生のの始まりと終いを箸に委ねているのです。
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これが世界一のリードフレームメーカー三井ハイテックの製品です。競争力の原点は写真左右の金型で中央の集積回路は金型を使ってプレス製造したモノです。箸を使って食事する文化がハイテク争力の原点です。
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これは「お食い初め」の祝食です。写真出典「ママの子」https://mamanoko.jp/箸が映っていませんが8寸の柳箸(両口箸)を使います。
日本の国で生まれた私達は気付いた時には日本語を使い箸を握ってご飯を食べています。その有難味は実に尊いモノがあります。上野に「たいめいけん」さんが出店しました。先日は牡蛎フライを戴きました。同店ではお箸も使えます。フォークの背中にライスを乗せて食べるのは実に美味しくないのです。洋食レストランでもライスを取るなら箸を用意しなくてはならなくなってきました。
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エキュート上野 3Fに出店した 「3代目たいめいけん」の牡蛎フライ。
【箸の歴史】
日本民族史の最初に登場する箸は素戔嗚尊の神話です。地上に降りた素戔嗚尊は出雲の國の簸(ひ)の川上に到ります。そこで流れてきた箸を見つけます。上流に溯り、老夫婦と娘(奇稲田姫)に会います。八岐大蛇退治の物語の発端です。
出雲大社に比肩される古社である奈良「大神神社」にも箸に係る神話があります。
三輪山の麓に箸墓古墳があります。日本書紀では箸墓は第7代孝霊天皇の皇女で第10代崇神天皇の叔母倭迹々日百 襲姫(やまとととびももそひめ)を葬ると記述されていますが、「卑弥呼の墓」と主張する考古学者も多く居て歴史ロマンを掻きたてる巨大な前方後円墳です。
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此れが箸墓古墳です。左奥の山が三輪山です。写真出典桜井市観光協会http://www.kiis.or.jp/rekishi/asuka/img0022.html
 三輪の巫女「百襲姫」の屋敷に通う男性(大物主神/穀物神)がいました。男性は夜しか居ません。姫が「お姿を視たい」云うと男性は、翌朝に「櫛笥/くしげの中に居る」答えられました。姫が翌朝確認すると、櫛笥の中には小さな蛇が居ました。百襲姫が驚き叫んだため大物主神は恥じて三輪山に隠れてしまいます。姫がこれを後悔して腰を落とした際に箸が陰部を突いた為死んでしまい、三輪山の麓に葬られました。人々は姫の墓を「箸墓」と呼びました。
「八岐大蛇退治」の神話は物語の発端を箸が果たしています。一方「箸墓神話」は物語のエンディングになっています。
人間の一生が「お食い初め」に始まりお終いが「蔭膳」です。人生の終始が箸なのです。
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これが「蔭膳」です「枕飯」とも云います、写真出典葬儀社のHPhttps://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E8%94%AD%E8%86%B3&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa私の経験では横浜では白飯の上に日常使っていた箸を一本線香の様にして立てます。不祝儀の場合祝い事と逆の箸使いをします。
箸と云う漢字は竹冠ですから、中国でも箸は竹で作っていたのでしょう。でも箸だけで食事をするのは日本だけです。中国も韓国も箸の他に匙(さじ)を使います。箸文化を極めた日本文化ですから、様々な場面で箸を使い分けます。祝事用(ハレの日に使う)箸は末広がりで白い柳を使います。一方を人間が他方を神が使う、神人供食の道具です。一方日常に(けの日)に塗り箸を使います。私が総持寺で戴いた箸は輪島塗ですから、普段用です。箸の歴史の中で格段の進歩を示したのは茶懐石で使う「利休箸」です。
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これが利休箸です。写真出典ヤフーショッピングhttps://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E5%88%A9%E4%BC%91%E7%AE%B8&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa素材は吉野杉では無く輸入した赤松です。20膳740円
千利休は茶席のある朝は小刀を持って山に入り赤杉を材料にして使い易く美しい使い捨てのお箸を用意したそうです。真ん中を平たく両端を細く削り両手で引き離せば二本の箸になります写真の様に利休箸は割箸の原点です。当時京都の公家が戴いた本膳料理は決まりが多く会席が和やかさに欠けてしまうのを和やかな会席する道具として利休箸を考案したというのです。吉野が利休箸の本流です。
もう一つ画期的な箸が「丁六」と呼ばれる現在も蕎麦屋で使われている「割り箸」です。丁六の名は江戸時代の銀貨が「丁銀」とか「丁六」と呼ばれていたことに起因した庶民が親しみを込めて呼んだ箸の名前です。
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これは長六とも呼ばれる元禄割り箸です。写真出典楽天https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E4%B8%81%E5%85%AD&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa1400膳/500円/素材エゾ松です。
【箸袋に箸置き】
日本文化の深層に根を張っているお箸ですが。昨今箸を使って上手にお魚を食べる人を視なくなってしまいました。箸と呼ばずに「お手元」というのは屹度美しい箸袋を綺麗に折って「箸置き」にする仕草が日常であった時代の記憶なのでしょう。綺麗に食べ尽くしたお皿や役目を終えた箸を箸袋を折って作った箸置きにさりげなく置かれていたりすると感心しますし、客が一層ゆかしく思えます。
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これは箸メーカーが綺麗な箸袋に入れて販売している案内です【写真出典楽天のサイトサンワ社https://search.yahoo.co.jp/image/search;_ylt=A2RivQDZF3haq2EA2xgdOfx7?p=%E7%AE%B8%E8%A2%8B&aq=-1&oq=&ei=UTF-8
箸はシンプルで美しいモノです。しかし箸袋や箸置き等の添え物を加えれば奥が深い文化だと思います。まして、箸を使った食事作法迄広げてみれば、日本文化の象徴でもあります。


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