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私は脳梗塞発症以来、左半身の麻痺症状に困っています。最近は随分治ってきた自覚がありますが、左肩が凝り易くなっていること歩き疲れが早い事が不満です。それにシャツの釦(ボタン)を間違ってかけてしまいいます。
ぎこちない手先で釦掛を終えた時に左右がズレていた事に気付くのです。更に食後のヒャックリも困りものです。
これらの症状が左半身の麻痺による姿勢の悪さが原因だろうと思いつきました。麻痺によって左肩が脱臼しやすい事椅子に座った姿勢が悪いので胃袋の左半分が圧迫されているのでヒャックリが出易い、立ち姿が左に傾いているので歩き疲れが出易いと判断しました。総ては背筋が左湾曲して、左腕が下がっているのが原因だと思っています。この矯正に乗り出しました。
契機は読書です。
民俗学者であり宇佐八幡宮の禰宜でもある神崎宜武氏の神道儀礼の本を読んでいたら、禰宜の持っている笏(しゃく)は古代の正装であると同時に『姿勢を正す道具』であると書いておいででした。常態では笏は身体に平行に右手で持ち。伏するや起きる時には笏に身体を添うようにすれば『良い姿勢』に整うのだそうです。拝する時は先ず笏を目線まで持ち上げて、拝揖(はいゆう浅い立礼)し、深揖(深いお辞儀)の時は”両手で笏を腹の位置まで持ってきて腹部に当てれば美しい拝揖が出来る”のだそうです。
『拝揖こそ基本の姿勢で深揖や小揖も。座の起着も階段の昇降も神饌の拝受も一連の動作で腰を折る機会は多く上手に笏を扱う事』が肝要だと説いておいででした。私達は笏を持つ事はありませんが玉串奉奠の機会は多々あります。目線の位置や玉串を奉げ持つ仕草は神主さんの笏だと思えば美しく済ませられるでしょう。
私は我が町の鎮守の神主を観察してきて、笏とは備忘を留めて置く道具(例えば式次第や施主の名)とばかり思っていたのですが。正しい姿勢美しい動作をする小道具と正解を知りました。聖徳太子も菅原道真も笏を持たなければ様になりません。
そこで、拝揖を手本に正しい姿勢を保つ工夫を考えました。私は椅子に腰かける姿勢が多いのです。
中学に入学した時に「椅子に腰かける姿勢」を教わった記憶があります。その要点は次の2つの動作でした。
1、「背筋をピン腰を椅子の奥まで引く」事で 2、そして「両手は自然に机の前に置く。」
其処で椅子に座るときは左手を机の上に置いておくことにしました。右手はキーボードを叩くか。ペンを握っているかお箸を持っているのですから、左手は常に何かを握っていることが好ましいと思いつきました。其処でデスクでは梟人形を食卓では古い貯金箱を握る事にしました。どちらも握り放すを繰り返します。繰り返している中に、ゴルフを始めてグリップを強くする為何時も胡桃の実を握っ居た事を想い出しました。貯金箱は東京オリンピックで富士銀行がノベルティに配ったものです。突然に引き出しの中から取り出されて握られて驚いているようです。
食事の時には梟さんを握る事にしました。これは7草粥です。
此方は机の前に坐った時です。富士銀行の配った貯金箱を握って正しい姿勢を保つ工夫にしました。
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