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飯豊村で熊さんを食べて意気堅硬に我が家に帰宅しました。飯豊では雪囲いをして冬支度も済んでいましたが、我が家の冬支度は未だ未だです。寒さに弱いジャコバサボテンやポインセチアは居間に取り込んでも君子蘭は庭で寒さ除けをしてあげなくてはなりません。薙刀のような葉っぱが霜げると直ぐに腐ってしまうのです。「冬が来る前に」即席のビニール温室を設えてあげないといけないのです。
私が就職して、間もなく結婚して、初めての地方の赴任地は札幌でした。札幌で長女に恵まれ銀行員としての自覚もスキルも生まれたのでしたが、それも上司に恵まれたお蔭でした。直接の上司が北原さんと云うエコノミストで、長野県の大門峠のご出身で居られました。大門峠は蓼科山の北茅野と上田を結び歴史的な峠でして、あんな僻地から何故あんな優秀な人が生まれたのか不思議に思っていました。
当時の流行歌に紙風船というグループが「冬が来る前に」を唄っていました。
私は貸出稟議書を提出してその評価を北原さんに伺いました。
私が「話をするより書く方が得意なのも」北原さんの御指導の賜物です。
私が提出した稟議書を北原さんが訂正されます。いまならパソコンで作成し、稟議も紙では無くて添付ファイルで稟議するのでしょうから、記録は残りませんが当時は鉛筆で貸出するのが妥当である根拠を縷々説明した文書を北原さんが校正して下さいました。
北原さんがちびた鉛筆と消しゴムで校正して下さいました。
これは我が家の君子蘭です。冬越しさえ出来れば強い植物ですから毎年良く咲いてくれます。君子とは 『学識・人格ともにすぐれた、りっぱな人』の意味です。君子蘭は蘭科の植物では無く見ての通り彼岸花や萱草の仲間です。君子のように立派で蘭のように華やかな花なのでこの名が在るのでしょう。私が銀行に勤めたのは微妙でしたが。上司には恵まれました。今日のテーマは我が家の君子蘭の冬越し対策です。
初の貸し出し稟議書は豊平製鋼所の電気炉の集塵装置でした。当時は日本中に電気炉の製鋼工場が在って、屑鉄を集めて電気炉で溶かして棒鋼(コンクリートの鉄筋になる)を作っていましたが、その途上で大量の塵灰が出て大気汚染の原因になっていました。今の北京の大気汚染を見るとあの頃の日本と同じでした。
私が評価されると北海道新聞社の新本社ビルとコールドタイプの印刷施設の貸し出し稟議を担当させられました。北海道新聞社の財務課長は親切な方で印刷工場に私を引き回して。鉛の活字を拾う作業を作業を見せて下さり、これからはホットタイプの印刷は無くなりコールドタイプになると説明してくださいました。
コールドタイプ印刷は今は常識で新聞だけでなく雑誌も文庫本もチラシも総てコールドタイプになってしまいました。写真植字機やコンピュータ製版してしまう遣り方でした。1970年代は公害対策で資金需要が旺盛でした。自動車の排気ガス問題に真剣に取り組んだ日本車はその後の燃費競争でも世界をリードできました。”公害を未然に防ぐ”君子の対応”は直接はコストアップになりますが巡り捲って、強みになるのです。君子は目先の利益では無く『理に適っているか義が守られているか?』判断するのでしょう。
鉛中毒と云った食病病も無くなり迅速で省力化した新聞紙面の割り付けが出来るばかりか印刷も早く出来ました。北原さんの御指導は狸小路の居酒屋でススキのラーメン店でも実施されました。市電で山鼻社宅に帰れば私は2階で北原さんは3階でした家族全員がお世話になって5月には長女が生まれました。北原さんは今は町田の学園タウンにお住いです。
これが株分け前の君子蘭です。根の張りが良いモノを選んで株分けをします。
株分けする君子蘭を鉢から抜いてあげます。一方で株分け作業に必要な土を用意します。この日は君子蘭の表情を見ながら赤玉土7、腐葉土1、鹿沼土1草木灰1をミックスしておきました。腐葉土と草木灰は自宅で用意したものです。
君子蘭の冬越しの前にしなければならない作業があります。それは「株分け」です。君子蘭の根は大変に力が在って放置して置くと鉢を割ってしまいます。このまま放置すると来春眼が醒めて根が育つと鉢を壊してしまうので晩秋に株分けしてあげなくては鉢の損失にもなるし花も貧疎になってしまいます。
そこで最低温度が5度になる前に株分けをしてあげるのです。
作業をするのはワイフです。私はナンダカンダ注文すれば良いのですから楽なモノです。
私が脳梗塞で倒れて以来ワイフは仕方なく庭仕事をしています。でも庭で木通が実ってプラムが獲れると園芸の楽しさが判ってきたようで。腐葉土や草木灰も準備しておいてくれました。私がワイフを見下ろせば随分髪の毛も白く薄くなってきました。随分苦労を掛けて来ました。
このブログはワイフの友人も観ていますから髪は写らない様にしました。
大きい方の株を鉢に植えて株分けは完了です。勿論水をやります。
鉢分けが完了して一鉢増えました。他の君子蘭が羨ましそうに見ているような気がしました。どの君子蘭も我家が居心地良さそうで根が張って既に息苦しそうなのです。残りは来年株分けしてあげましょう。
ところで今回の作業の主目的は冬越し対策です。君子蘭を一箇所に集めて温室のように囲ってあげなくてはなりません。塩ビの透明波板(屋根用)等で囲って天を透明ビニールで張ってあげれば完了です。
君子蘭の冬越し対策を終えた処で他の植物を観て廻ります。
菫は自分の体を枯らしてセルフで防寒をします。
クリスマスローズも絶好調のようです。寒さに強いので霜が降りたり積雪が無い限り庭に放置して置いて大丈夫でしょう。いちごは室内に取り込んであげましょう。
鉢に植えられているのはクリスマスローズです。左の方の蔓は木通ですが今年は一つも実りませんでした(昨年は実ったのに受粉に失敗したのです。
此方は菫です。菫は葉っぱが枯れてセルフで防寒するので庭に放置して置いても大丈夫です。
冬越し対策が終えたと思ったら未だ遣っていないものが足元に顔を出しました。
蟷螂のお母さんが未だフラフラしているのです。この秋は餌が少なかったので産卵する体力が無かったのか男運の悪い雌蟷螂なのでしょう。
私の長女の娘はもうじき3か月ですから初宮詣でです。子供を抱いて幸せそうです。勿論私達夫婦にとっても穏やかで良い冬越しが出来そうです。
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