|
津軽平野の天気、向こうの雲のかかった山脈は久渡寺山右端は13湖を経て竜飛岬になる。西からシベリア高気圧が平野に来て雪を降らすモノ青空が覘いているのは太平洋側は晴れていたから。岩木山を周回して白神山地で泊まって来たので百円のビニール傘にはお世話になったのでした。
これは「おしら様」の総本山津軽の久渡寺の300段の石段です。何処かに車で登れる道が在る筈だ探したのでしたが地図を見ても、友人のタブレットで確認しても自動車道はありませんでした。「おしらさま」が”足が付いているのだから気張って歩いて来い”叱咤していると思って覚悟を決めて石段を歩いて登りました。3年前国東の熊野磨崖仏を詣でた時以上の危険を感じました。
これは津軽地方で熱く信仰されている「岩谷観音」を拝観した時の参道です。此処まで下りる処で梯子段を降りたのでしたが其処が一番危険足を滑らせれば岩木川の源流に落下してしまう怖さでした。
11月13日(月)私は友人二人を誘って白神山地の旅に出て16日帰宅しました。恐山や象潟や八甲田や十和田には何度も行ったのでしたが何故か白神山地は穴が空いたように抜けていたのです。でも昨今民俗学の読書をする度に白神や津軽がテーマになっていることが多く、是非行きたいと思っていたのでした。そこで友人を誘ったのでした。友人が面倒見が良いのでワイフも安心して、快く出してくれるのです。最初は10月中旬の予定をしていたのでしたが、日本一の大銀杏(天然記念物)が白神山地が日本海に没する、北金ヶ崎(鰺ヶ沢の南)にあることを知り、調べると黄葉は11月中旬と云う事でした。そこで、当初予定を一か月遅らせて出かけたのでした。テレビの天気予報では青森も津軽も降雪の予報が出ていました。ワイフは私が雪道で滑ってしまわないかと心配しています。で、最近は杖も突かないで歩いているのでしたが、どうしても杖は持って行く様に命じます。出掛けに雨が降っていましたので、旅先で捨てても良い様に百円のビニール傘をさして出発しました。右手に杖、左手に傘をさすのは初めてです。でもどうにかこうにか無事に旅を楽しみ民俗学の興味も回答を得て帰って来れました。
此れが久渡寺の長い石段です。急な事と苔や落ち葉で滑り易い事、更に足を置く位置を慎重にしないと石が崩れる危険がありました。杖だけが頼りでした。
「おしらさま」の総本山久渡寺では300段も在る苔むした石段を登って憧れの「おしら様」をお拝んで来ました。岩木山の麓で広く信仰されている「岩谷観音」にも拝んで来れました。岩谷観音の参道はこれも堅い岩石と所々、階段と云うより「梯子段」でしたが、友人にお入りを押して貰い手で引き揚げて貰いどうにか、宮本常一氏が熱く語られる岩谷観音を拝せました。これも百円ビニール傘と信濃堂製の杖のお蔭です。帰宅のバスに乗って暫し考えました。「もう傘も役目は終えたので捨てて帰ろうか?」でも百円ビニール傘に愛着が湧いて捨てられません。そこで、持ち帰る事にしました。
昔テレビで放映していました。今では一般的で使い捨て傘の様に雨がふると駅前のコンビニや、キオスクに並んでいる傘ですが、昭和天皇の大葬の儀に間に合えば一気に普及したのでしょうが。某議員の選挙事務所から老舗笠問屋に問い合わせが在った事からビニール傘の開発に着手したそうです。(ホワイトローズ(株)http://whiterose.jp/history.html)今では日本人の発明として世界中で評価されています。同社の長谷川社長が「特許権」は困難でも、せめて「意匠権」を登録していれば良かったのに、思うものです。割り箸にしても使い捨てライターにしても同様に大衆を喜ばせている日本人の発明は数多くあるようです。でも件の議員さんは雨の日でも顔を覚えて貰えて当選した暁には「ビニール傘」を床の間に飾った事でしょう。
出掛けには使い捨ての積りで携行したビニール傘でしたが捨てられずに持ち帰りました。長野の杖と共に今回のツアーではお世話になった道具です。
横浜駅の線路に捨てられたビニール傘、勿体ないというより可哀想です。
横浜駅で電車待ちしていたら向かいの線路に何本もビニール傘が捨てられていました道具にも神が宿る(九十九神)を信じていた日本人です。使い捨ては神に唾する悪行です。百円傘にも助けられました。
使い捨てと思って持っていったビニール傘ですがまた我が家に戻りました。
我家の玄関の所定の位置に戻ったビニール傘と「信濃木」と名付けられた杖です。次のお出かけまで休んでいてください。
ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。 ↓
|

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用




