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鎌倉ウォーキング

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鎌倉の史跡や山を歩きながら、地誌を紐解き、自然と人為のマッチングをスケッチいたします。なお、筆者は小学校から高校まで鎌倉でお世話になりました。
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鎌倉山さくら道の略中央に大きな石碑があります。
何が書かれているかと思えば、鎌倉山を開発した経緯が書かれていました。
建てたのは、開発を進めた菅原通済(すがはら つうさい、1894年 - 1981年)でした。
鎌倉山を南に下れば七里ヶ浜、陽光が燦々と当る住宅地が広がっています。
北側に下れば、笛田です。
昔は田圃ばかりの田舎の景色でしたが、最近は新興の住宅になって来ています。
鎌倉駅東口に在った「鎌倉ローンテニスクラブ」も笛田に転居して、
跡地には紀伊国屋さんが進出しました。
 
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 鎌倉山の石碑(菅原通済建立)、その北側が夫婦池公園になります。笛田地区です。
 
菅原通済の石碑の横にもう一つは自然石の石碑があります。
「夫婦池公園」と書かれていて、此処が南側の入口になります。
樹林の中を下って行くと、5分も歩けば大きな溜池が出てきます。
瓢箪のように縊れていて、縊れの位置に橋が渡っています。
夫婦池は江戸時代天領だった頃に代官だった「成瀬五佐衛門重治」が現在の下池を掘りました。その後笛田や手広の農民が池の中央に堤を構築し、上下二つの池になりました。
上下の池を総称して夫婦池と呼ばれるようになりました。
池の住宅地よりは木製のテラスが整備されています。
このテラスからはダイブするカワセミが観察できますし、冬鳥も遣って来ます。
池の向こうには森が広がっています。
森には狸が棲んでいて夜になると住宅地に進出してくるそうです。
大きな防空壕があって、”近寄ると危険”とばかりフェンスで囲まれています。
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   夫婦池公園、右(東)岸には歩き易いテラスになっています。
   中央に堤防があってその下が下池(男池)になります。大木は榎です。
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  中央の堤防、若いお母さんが乳母車でお散歩です。山の上が鎌倉山になります。
  鎌倉山の南斜面が開発されています。
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   夫婦池から住宅地が広がって行きます
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         夫婦池で甲羅干しする亀さん。梢にはカワセミが水面を見詰めています。
 
 
夫婦池公園から下は新しい住宅地が広がっています。
以前は棚田が広がっていたんですが・・・・・。
大半の農家は田圃を手放して、瀟洒な住宅の中に大きなお屋敷を構えています。
新興住宅地なら何処でもある風景ですが・・・・・、馴染めない光景です。
 
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   笛田の出口辺りにある田圃、老夫婦が遅い稲刈りに精を出していました。
    この道の先が深沢駅です。
 
笛田住宅を下って、湘南モノレールの深沢駅に向かいます。
すると、未だ田圃が残っています。
それに明日は立冬だというのに、未だ稲穂が実っています。
腰の曲がった老夫婦が二人で稲刈りです。
お爺ちゃんが鎌で稲を刈って、舟に載せます。
田圃はぬかるんでいるので、舟を使わなくてはなりません。
お婆ちゃんは稲束を受け取って、藁で結わえて天日干しをしています。
日曜農家は普通ですが、この田圃は老夫婦農家なんです。
 
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   稲刈りをするお爺ちゃん。毎日毎日体力の範囲で稲刈りをしているようです。
   左端の稲は数日前に刈ったものでしょう。もう、切株から新しい芽が吹いてきています。
   山裾の藁ぶき屋根の家が老夫婦のお宅です。
 
 
私は声をかけます。
「お元気で、二人で稲刈りできるなんて、素晴らしいですね。
ところで、この稲はもち米ですか?」
お婆ちゃんは笑顔で答えてくださいました。
「いや、うるち米ですよ、刈取りが遅いのは笛田は日当たりが悪いんで収穫が遅いんですよ・・・。」
続いて私の質問に答えてくれます。
「天日干しは大変な労力を要します。腰が曲がってますから難儀です。
でも、天日干しをするからお米が甘くなって美味しいんですよね。家族で食べる分ですから、手抜きはできません。」
そう、この老夫婦は奥の棚田は住宅地として売却してしまい、
駅に近い場所を”家族用のお米を作る田圃”として残したのでしょう。
お米は稲を刈り取ってから2週間ぐらい天日に干します。
稲穂を下にして、根元を上に・・・・、逆さにして2週間くらい干すと、体にたまった栄養分は米粒に集積します。米粒は大きく太って、壊れにくくなります。
天日干しの重労働が、甘くて美味しいお米にしてくれるのです。
農家は出荷用のお米は石油を燃やして乾かしても、
自家用のお米は天日干しをして作るもんです。
 
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    お婆ちゃんはお爺さんの刈った稲を束に結わえて天日干ししてゆきます。
     私の母もこんな姿でした。
 
老夫婦の後ろから大きな青鷺がついてゆきます。
お爺ちゃんが稲を刈るのに驚いて飛び出す蛙等の小動物を食べようと身構えているんです。
昔は”権兵衛が種まきゃ烏が穿る”なんて言ったもんですが、
”爺さんが稲かりゃ、鷺が悦ぶ・・・・” そんな光景です。
鷺の眼が言っているようです。
「俺が一番に賢い・・・・・!」
 
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保育園の児童が稲袈(はさ)の横を通って行きます。
平和な素敵な光景です。
もうじきお昼です。
先ずお婆さんが母屋に消えて行きました。
お爺さんも後を追いました。
母屋は素晴らしい茅葺屋根です。
「茅葺屋根の家は夏涼しく、冬暖かい。この家で食べる新米は最高なんだよ・・・」
老夫婦の笑顔が見えるようです。
 
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  笛田2丁目、バス停の横、天日干しの稲の脇を進む保育園児。
 
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 ソロソロお昼にしよう・・・・!自宅に戻るお爺さん。
 稲刈りの時だけ腰を曲げているかと思っていましたが、
 長年の労働で何時も腰が曲がっているようでした。
 
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   鎌倉中央公園棚田の脱穀作業。
 
老いても夫婦でお米を作れるなんて、最高に幸福な事でしょう。
家族の形が崩れつつある昨今、素敵な光景でした。
 
 
 
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鎌倉の”和漆”の林

鎌倉の都市森林「広町緑地」から、もう一つ報告いたします。
御所ヶ谷から山林に入って直ぐの処に、漆の林があります。
漆は「漆かぶれ」になる・・・、という事からでしょう、この林の周囲には入らないように囲ってあります。
でも、囲いは所々腐ってしまっていますから、難なく林の中に入る事は可能です。
漆かぶれは触れなければ大丈夫ですが・・・・・、
敏感な人は漆の樹下を歩いただけですかぶれてしまうそうです。
でも、私は大丈夫なんです。
実は今は此処でしか漆の林は見ませんが、昭和30年代までは戸塚の山にも多く生えていました。
私は漆にかぶれない・・・・、もう免疫が出来ているんです。
 
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  鎌倉広町緑地は48haもあり、入口は幾つもあります。正面ともいうべき御所ヶ谷の入口草原。
  一面の照葉樹林が広がっていますが、正面の枯れ木の場所が漆の林です。
 
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  広町緑地楽しむ正装? 長靴は道が谷川に接していてぬかるむ事、マムシが多い事から必需品でしょう。
  長袖は虫に刺されない為・・・・・。突き当り左側から漆林が始まります。
 
漆の林は、春の芽吹きから楽しみにしてきました。
漆は・・・・、秋の紅葉が見事なんです。
漆は櫨(はぜ)の木に似ています。
小さな葉っぱが紅に染まる風情も、
木の実から「木蝋/もくろう」を採取するところも、似ています。
鎌倉の山峡に人知れず漆が紅葉している・・・・、なんて素敵じゃあないですか。
 
ところが今年は紅葉する前に、台風が来たんで・・・・、葉っぱは吹き飛ばされてしまいました。
梢にしがみついて、耐えぬいた葉っぱも傷んでしまい、茶化してしまいました。
葉っぱは落ちても大切な木の実は守り抜きました。
黒々とした実が梢の先に・・・・箒のようにして残っています。
実はこれから森に集まってくる冬鳥の命を繋ぐことでしょう。
 
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   漆の梢、この樹で80歳程度でしょうか(筆者の個人的推測)葉っぱは未だ青いのですが、
   大半が台風で吹き飛ばされてしまいました。一分は茶化してきましたが、紅葉する期待は
   外れそうです。
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    漆の実、葉っぱが落ちてしまうと櫨と見分けがつきません。この黒い実が木蝋になります。
    写真に撮ってみると赤とんぼが数多く止まっていました。
 
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                        漆の幹には樹液を採取した傷跡が残っています。
 
鎌倉の漆は「和漆」の原料として採取され・・・・、鎌倉彫に塗られました。
鎌倉彫以前は仏像に金箔を貼る・・・その下地材として塗られました。
それ以前は・・・・・・、
日本の漆は縄文式時代前期に確認されています。
北海道の垣ノ野遺跡(南茅部町)から出土した糸には漆をしみこませてありましたし、
土器の注ぎ口は漆で強化されていました。
私自身は弥生人ではなく・・・・、縄文人だと自負していますので・・・・、
漆には人一倍思い入れがあるんです。
陶器をChinaと呼ぶのに対して漆器をJapanと呼ぶように、
日本の名は漆に遡ります。
 
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        漆の紅葉(ウキぺディアから転載)、こんな林になると期待していたのですが・・・・。
 
 
漆の木にはアケビも絡まっています。
そして、漆の林はもう無数の蜘蛛の巣が張っています。
蜘蛛の巣の主は女郎蜘蛛です。
一年生のこの節足動物は・・・・、漆の林を怪しげな蜘蛛の巣城にしてしまっています。
林の下を歩けば、顔全面が粘々の蜘蛛の糸に罹ってしまい・・・・、
もうどうしようもありません。
きっと漆は様々な昆虫を誘っているのでしょう。
ですから・・・・、女郎蜘蛛も意識して漆の林に巣を張って・・・獲物を待ち伏せしているのでしょう。
 
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                   捕食中の女郎蜘蛛、漆の林は生命の循環が繰り返しています。
 
春先に羽化して7〜8回脱皮を繰り返します。
そうやって10月頃に最大になります。
そしてこの時期に交尾が行われます。
雌は巨大で艶やかな・・・それこそ女郎を思わせる目立つ姿になります。
一方、雄は体は欲しいし・・・・・、貧弱です。
雄は雌の傍らで只管交尾のチャンスを待ち受けています。
迂闊に雌の巣に浸入すれば、たちどころに捕獲されて、食べられてしまいます。
ですから・・・・・、食われないで、交尾できる機会を待ちます。
(こんなことばっかりして時間を浪費するんで貧弱な体なのでしょう)
雌が脱皮しているとき、捕食して夢中な時に背後から忍び寄って・・・・、交尾するんです。
 
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  もう成体した雌の女郎蜘蛛、必ずその脇には貧疎な体の雄が居ます。(写真左上)、
  雌は獲物がかかるのを待っています。雄は交尾するチャンスを待っています。雌が獲物を
  食べているとき、背後から忍び寄って交尾します。交尾をしたら危険な雌から離れれば
  良いのに・・・・、自分も食われて・・・・、子供の栄養になります。雄は哀しい存在です。
 
女郎蜘蛛は視力も極端に無いようです。
蜘蛛の巣に罹った昆虫がジタバタします。
その振動に反応して・・・・、震源に行き捕食します。
ですから・・・・蜘蛛の巣を小枝で震わすと反応します。
蜘蛛の巣を震わせて・・・・・、昆虫であるのか葉っぱはかかったのか・・・判別します。
 
漆の林と女郎蜘蛛、ピッタリ合った組み合わせです。
江戸の遊郭の上臈(じょうろう/女郎蜘蛛の語源とされる)の簪(かんざし)を髣髴させます。
鼈甲の簪が無数に髷に刺されています。
鼈甲には赤漆、黒漆で装飾されています。
そして・・・・・、好色のお大尽が身を滅ぼして行きます。
 
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     鎌倉彫の手鏡。鎌倉彫に和漆は欠かせません。鎌倉彫協同組合で広町緑地の和漆を
     活性化させたら良いのに・・・、期待します。(写真は博古堂)
 
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泥んこ稲刈りの脇、畔から湿地、土手にかけては様々な山野草が咲いています。
何といっても最も目立つのが「トリカブト」です。
群青色の帽子状の花が今咲き出したところです。
群生している場所は蕎麦畑の上の土手です。
夏には「狐の剃刀」が咲いていました。
珍しいというか、記憶に鮮やかな山野草が咲く土手なのです。
 
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     土手に咲いたトリカブト、未だ咲き始めです。1週間もすれば見頃でしょう。
 
トリカブト(鳥兜)は烏帽子の事です。
別名が「ブス」と呼ばれれる猛毒です。
ブスの毒に犯されると、顔が醜く崩れてしまうそうです。
だから「ぶす」は醜い人を言い表します。
 
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高校1年生の時、学校の体育館に能の演者が来られ、能と狂言を演じました。
狂言は『附子/ぶす』でした。
主人が出かけます。
小僧さんに「私の部屋に附子/ぶすという猛毒が桶に入っている。決して近づいてはならない」
命じて出かけました。
留守番を言いつかった小僧さんは附子の事が気になります。
主人からは附子は猛毒で、空気を浴びただけでも死んでしまう・・・、言われていました。
そこで二人は扇子で空気を払いのけながら附子に近づきます。
とうとう年上の小僧さんは桶の中身を覘いてしまいました。
毒のはずの附子は美味しそうに表情をしているのでした。
年上の小僧さんが舐めてみました。
主人が毒だというのは全くの嘘で、正体は甘い砂糖だったのです。
二人の小僧さんは奪い合う様に砂糖を舐めつくしてしまいました。
さて、主人に何と申しわけするかが問題です。
小僧さんは主人が大切にしていたお茶碗と掛け軸を壊してしまいます。
そこで、大声で泣きました。
主人に問われるとこう答えます。
「私達は茶碗と掛け軸を壊してしまいました。
そこで死んでお詫びしようと思いました。
附子を食べたのでしたが・・・・、死にきれませんでした。そこで、泣いていたのです。
どう対処して良いか解らなくなった主人です。
最後は「やるまいぞ、やるまいぞ・・・・・!」叫びながら、逃げる小僧さんを追いかけました。
作られたのは「一休咄」の室町時代でした。
 
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  トリカブトは猛毒ですが同じ土手にゲンノショウコ(現の証拠)が咲いていました。
  こちらは胃腸の生薬になります。
 
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                                                吾亦紅に釣鐘人参
 
土手をあがって山に入れば、アケビが実っています。
牧野富太郎博士が「口開けてはらわた見せるあけびかな」と詠って、友人に見せた処、
それは川柳だと言われたと・・・、書かれています。(花の名随筆10 十月の花)
その「はらわた見せ状態」のアケビが木に吊り下がっています。
手を伸ばせば取れる位置ですが・・・・、マナーが良いのでしょう、誰も取って行かないようです。
川柳と言えばサラリーマン川柳、
”山のあけびは何見て開く、下の松茸見て開く”
この句はこの季節になると度々目にする、エッチな句です。
牧野博士はアケビは「欠伸/あくび」から名が付いたと推測されます。
大あくび、気になる格好です。
我が家の庭のアケビは未だ硬いので口を開くには10日も要する事でしょう。
 
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都市森林法に基づく広町緑地です。
豊かな自然と、そこで自然い抱かれて健康に過ごす都市住民と・・・・、
良い試みだと思います。
 
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                                                今が盛りの蕎麦の花
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                                     蓼のような花は「藍」です。
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   これは「嫁菜」だと思います。(少し色が白いようですが、葉っぱは美味しそうです)
 
 
 
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泥んこ稲刈り

今頃は稲刈りの真っ最中です。
10月6日は鎌倉の広町緑地の棚田でも稲刈りが挙行されました。
広町緑地は度々記事にしています。
今年も「山かがしに吞まれそうになった雨蛙」や「狐の剃刀」を記事にしました。
豊かな自然が特徴です。
 
10月5日(土)は強い風が吹いて雨も降ったので・・・・・、稲刈りは大変です。
田圃は泥田ですし、倒れた稲を起こしてから、その根元を鎌でザックリ切らなければなりません。
でも、それが却って楽しいのでしょう。
少なくとも子供達には・・・・、足も顔も泥だらけにして奮戦しました。
御前10時頃に始まった稲刈りで舌が、12時過ぎにはもうすべての稲が刈られて、
稲袈(はさ)に干されてしまいました。
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               次々に刈られた稲は稲袈(はさ)に干されてゆきます。
 
掲示板に案内しただけで、これだけの数の人が集まり、半日一緒に汗を流せるし・・・・、
自然をエンジョイできるんですから尊いものです。
参加費は子供は無料、大人は300円です。
子供には小さなオニギリ(昨年収穫したお米)二つに漬物が、
大人には大きなおにぎり二つに缶ビールが1っポンつきます。
12時過ぎには草原に腰掛けて、おにぎりを頬張っています。
 
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      それぞれに草叢に腰掛けて、おにぎりを頬張ります。
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        これが、おにぎり、。加えて缶ビールが付きます。参加料は300円です。
 
棚田の端には畑もあります。
蕎麦の花も、藍の花も盛りで咲いています。
子供はバッタや蟷螂を捕まえて、遊びに夢中でありました。
 
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   家族協力して稲刈りして、稲袈(はさ)まで運びます。
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                                                     みんな泥んこです。
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                                     パンツも取り替えなくちゃ!
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                                         泥んこは谷川で洗い流します。
 
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  これは猛毒のトリカブトです。明日は広町緑地の秋の山野草を報告します。
 
 
 
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今日は所用で出かけなくてはなりません。
何時も文が長くて・・・・、嫌われてるんじゃないかと思っていましたが、今日は短文です。
 
今年の夏も随分、芙蓉の花を楽しませてもらいました。
一重の花もあれば、八重もあります。
ピンクが普通だと思いますが、白もあれば、昼間は白で、夕方はピンクになる、酔芙蓉もあります。
”酔った” なんて憎い名を付けたもんです。
美女が酔った姿、肌が血の気を含んで・・・・、それは艶っぽいもんです。
まして、芙蓉は白楽天が長恨歌で、楊貴妃の艶やかさ、美しさを喩えた花です。
 
そんな、艶っぽい花が・・・・、お寺さんに多いのは・・・・、
修行の妨げになるんじゃないかと、懸念しますし、
やっぱり坊さんは”好きなんだ”、思ったりします。
京都に行けば、舞妓さんの上得意はお坊さんです。
 
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    鎌倉に妙隆寺の、美人に囲まれては寿老人も歳をとれない事でしょう。鎌倉では最初に咲きます。
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                                             瑞泉寺の白芙蓉。
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       葉山御用邸前(山口)の酔芙蓉。背後の庚申塔は私の見た限り湘南最大です
 

     

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          龍口寺の酔芙蓉、夕方見るのが最高です。皆、ピンクになります。
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   最後は円覚寺の酔芙蓉、選仏場(写真)と方丈庭園にあります。
 
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                              円覚寺の山門を背に咲いた酔芙蓉
 
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    最後は藤沢ですが、遊行寺の芙蓉。放生池の畔に咲いています。
 
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