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槍鉋の注文があった場合、8割は柄を作ってほしいと言われます。
今回もやはり柄を作ってほしい、早く欲しいとのご要望に応えて、このダマスカスの槍鉋に入れました。
これは金曜に作った槍鉋の柄、材料はヒバ、北米材でイエローシダーとも言います。
地金に違う金属を挟んで折り返して模様を出します。鋼材メーカーで重ねた鋼材もありますが、余りに規則的で工業的に作った事が直ぐに分かります。
この槍鉋は手作りのダマスカスです。
この画像を見ると縞模様が不規則な事が分かります、この場合鍛冶屋が折重ねて作った事が分かります。折重ねた地金に鋼が鍛接されて切れる刃先が作られます。
このダマスカスタイプの槍鉋は私が研いだものです、傷が無く澄みきっていて、全体が一つの面として仕上がっています。
こちらは昨日作った元寿舟弘作の槍鉋の柄、材料などは同じです。
藤巻の数は少しこちらが多めです、残ったので切るよりは巻いた方が良いかと思いまして。
藤を巻く部分は藤の厚み分柄を掘り下げます、藤の巻数と藤を巻く前に水に浸しますのでその膨張分まで頭の中で考量します。
そこまで考慮すると、柄と藤が一体になって仕上がるのです。こうすると藤がこすれる事も少なくなりますね。
当店の槍鉋のコーナーはこちら
↓
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槍鉋は昔の道具だと思ってましたが、今でも使う人が居るんですね。びっくりです。どんな使い方をするのでしょうか。
それにしても柄が綺麗ですね。さすがです。
2018/9/5(水) 午前 0:40 [ toshim ]
toshimさんお久しぶりです。
今でも伝統的な社寺関係の建築や修復に使ったり、
手鉋と違って槍鉋は木の表面をさざ波がたったようにえぐる感じで削ります。
その風合いを一般住宅の一部に意匠的取り入れたりします。
綺麗さは作った本人もそう思っています。断面の楕円は完全なシンメトリーに近いと思います。
丁度11月10日、11日に久留米の球場隣の久留米総合スポーツセンターにて、
第34回全国削ろう会、久留米大会が行われます。その時に槍鉋の実演もありますよ。
是非見に行って下さい。
削ろう会オフィシャルサイトの中に案内があります。
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http://kezuroukai.jp/kurume/
2018/9/5(水) 午前 9:44 [ 曼陀羅屋のおやじ ]