向日葵を忘れられなくて♥

シリーズ第2弾「向日葵を忘れられなくて供彜扱襪靴泙靴植

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第40話 絆

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向日葵を忘れられなくて供 ‖茖苅囲


「私はこの人を好きじゃないって、結婚してから気付いた。馬鹿よね。
別れて欲しいって言われた時は、ホッとしたわ。
だけど、失踪するなんて夢にも思ってなかった。まさか借金を私が返す
事になるなんて・・・でも愛の無い結婚をした、私の自業自得だと思って」

ここで俺はやっと口を挟んだ。

「ユキコは悪くないよ。自分をそんなに責めちゃ駄目だ」

頷いたユキコは少し言いにくそうに、でもはっきりと言った。

「・・・だけどあの人に感謝してる所もあるの。
鬱の時、死ぬ事ばかり考えてた私を止めてくれた人だから・・・。
あの時死ななくて本当に良かった。こうしてユウジに逢えたんだもの」

・・・そうだったのか。だからマキにあんなに気を使ってたんだ・・・

「生きていてくれて良かった・・・。俺こそ感謝しなきゃね」

腕の中のユキコが少し震えた気がして、俺はきつく抱きしめ直した。
もう二度とそんな事はしないでくれと、強く念じながら。

「あの時の私は、別人だったの。もうあんな馬鹿な事はしない。
・・・私の事、嫌いになってない?こんな奴だったのかって・・・」

何があっても折れない強い愛を自分は持っていても、果たして、相手も同じ
気持ちで居てくれるのかと、信じきれない所がユキコにもあったなんて。

「まさか!何があってもユキコを嫌ったりしない。それどころか益々尊敬
した。良く頑張ったと思う。ユキコは偉いよ。俺には真似できない」
「だけど。私と居るとユウジを不幸にさせそうで。時々凄く怖くなるの」

両親の突然の事故死や、俺が植えつけてしまった不安の種が、
ユキコの胸の中で深く、複雑な根を張っている。
どんなに時間がかかっても、俺が全部取り去ってやる。

「そんな事ありえない。俺はまた逢えた事が運命だと思ってるのに。
ユキコ無しじゃ、新しい道を一歩も進めないよ」

また涙ぐんでいるユキコの目元に唇をつけた。

「ユキコは俺の全てなんだ。一生この気持ちは変わらないよ。
不安になったらいつでも言って。何度でも安心させるから。
俺への不満も胸にためないで、すぐに言って。絶対改良するから」
「ありがと・・・」

安心したのか、ユキコは体の力を抜いて、俺に全身を預けてきた。
その様子を見た俺も少し安堵したけれど、逆に不安な部分が色濃くなった。
自分で気付かない間に、傷つけている事が他にもあるのじゃないだろうか。

「俺、ユキコに相応しい男になりたい。何処を直せばいいかな。
というかこの際、俺の悪い所を全部言ってくれ」
「えぇ?うぅん・・・・そのままのユウジが全部好きなの」

|艸゚Д゚|マジ?何かの魔法にでもかかってるのか?でもそれならそれでいい。
一生解けないでくれ!

感激のあまりに、俺はキスをしようと顔を近づけたが、
ユキコは少し瞳を上に向けて、考えてから意地悪くニヤっと笑った。

「思い出した!」
「何?何?」
「私と居ても、他の女の人の事見るよねぇ?あれムカつく」

ヽ(  ̄д ̄i)ノ エー!?全く身に覚えが無いんだけど!

真剣な話から一転、もう過去の話は終わりだと言わんばかりに、ケタケタと明るい
笑い声がユキコの口から出た丁度その時、襖が突然ドンドンと揺れた。

「お姉ちゃん、ご飯だよ。今日はカオリが用意してあげたからね」

ナイスタイミング!!!ε-(;ーωーA フゥ…

腹の減り具合で、かなり長い間話をしていた事に気付いた。
だけど俺達の絆は固く結ばれて、二度と離れる事はない。
有意義で何よりも大事な時間だったと、自信に満ちた自分が居た。


閉じる コメント(96)

はじめさん♡
あはは♪お幾つですか〜!!
大丈夫です。ユウジだって、あと5年も経てば目の前でゲームどころか、お○らだってしちゃうかも?
でも、それって気を使ってないって事だもの。それはそれで、素敵♪
(あ、おな○は除く)

2008/3/12(水) 午後 1:13 yur*_*an*wa

かあさん♡
このままゴールイン!させてあげたいですね〜^^
幸せを掴むって、大変ですよね・・・。待ってるだけじゃ、駄目なのんかな〜。Σ(; ̄□ ̄A アセアセ
だったら私なんて、人の二倍も三倍も努力しまくらないと!!

2008/3/12(水) 午後 1:15 yur*_*an*wa

璃々さん♡
最終話〜。いつかしらね?^^;
そんなに遠くではないようで、近くもないような?笑
いつもポチっとありがとうございます!(:>)┓ペコリ♪

2008/3/12(水) 午後 1:16 yur*_*an*wa

NATUKIさん♡
このままエンドで良かったですか・・・_| ̄|○
まだ続いちゃって、ごめんなさいね。(´;ω;`)ウッ…

2008/3/12(水) 午後 1:18 yur*_*an*wa

mimikun2007pipiblog03さん♡
ハッ!(`ロ´;)それって・・・
いつも来てもらうばっかりで、ごめんなさいねーー><

2008/3/12(水) 午後 1:19 yur*_*an*wa

Harunさん♡
マキさんですか。やっぱりまだ気になります?
なんか、中途半端な感じがしましたもんね・・・^^

2008/3/12(水) 午後 1:20 yur*_*an*wa

kancha_oさん♡
嬉しい励ましのお言葉をありがとうございます。
そうですか・・・似ているのですね。そう仰って頂く事も少なくありません。でもこれは小説ですから・・・事実の方が奇なり。かも知れないですね。
精一杯、私なりに頑張ります。今後共、どうぞよろしくお願いします。

2008/3/12(水) 午後 1:22 yur*_*an*wa

青りんごさん♡
超お久しぶりじゃないでしょうか?またコメント頂けて、嬉しいです〜〜♡
皆様のお陰です。本当に感謝してもしきれません。
ポチっとありがとうございます!○┓ペコ○┓ペコ○┓ペコ

2008/3/12(水) 午後 1:23 yur*_*an*wa

りんさん♡
プチオヒサでしょうか。^^
似たような台詞を!?うわーん。言われてみたい!笑
たとえ終わったとしても、素敵な思い出でしょうね。私が言われた女性だとすると、、何年経ってもウットリと思い返すかも知れません。
でもまだお若いじゃないですかっ?

2008/3/12(水) 午後 1:26 yur*_*an*wa

kobさん♡
あはは^^
申し訳ない。そろそろ更新・・・の時間を裏切ってしまったみたいですね。
いつ終わるのか?それは秘密♡

2008/3/12(水) 午後 1:27 yur*_*an*wa

kobさん♡
ポチっといつもありがとうございますっ♥○┓ペコ○┓ペコ○┓ペコ
村ポチも、感謝してますっ♡

2008/3/12(水) 午後 1:28 yur*_*an*wa

まっちさん♡
酔ったら毒舌に?それとも、本音が出るのかしら・・・。
確かに、くっさーかも知れないね。笑
許してやってください。ペコリ(o_ _)o))
それなのに、ポチっといただけるなんて、嬉しい限りです♪
ありがとうございます!(*- -)(*_ _)ペコリ

2008/3/12(水) 午後 1:30 yur*_*an*wa

ゆたぽんさん♡
(≧∇≦)ъ ナイス!
それそれ〜!こういうコメントお待ちしてました!!可愛い子がいたら、やっぱり見ますよね?(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)ウンウン
男の子を見てなくて←最高!!ウケた〜♡

2008/3/12(水) 午後 1:31 yur*_*an*wa

アラブ王さん♡
本当にそうですっ逃げるなんてありえませんよねっ

2008/3/12(水) 午後 1:32 yur*_*an*wa

kobさん♡
「借りた金は返すな」という本があったような。気になりながら、まだ手にも取ってないんですけどね。笑
返さなきゃいけないですよねぇ?

2008/3/12(水) 午後 1:33 yur*_*an*wa

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もちろん♪

もしくは・・・

完全に、逃走??とか(^^;

2008/3/14(金) 午前 0:35 kob

3/12(水) 午後 11:16 さん♡
コメ気付かなかった。^^;
すいませーん!
いけない人ですわ!お尻ペンペンですっ^^

2008/3/14(金) 午前 8:34 yur*_*an*wa

kobさん♡
逃走できるのかしら?地の果てまで追って来られそうで怖い〜。
ずっと怯えながらの生活になりそうで、それはそれで疲れますよね。

2008/3/14(金) 午前 8:36 yur*_*an*wa

顔アイコン

読みズライ

なんで?文字の色を変えるの???

文字の大きさを変えたり???

読みズライ!!!

2008/4/21(月) 午前 8:05 [ TAKA ]

taka41555 さん♡
ありがとうございます。ゲストブックに回答させて頂きます。

2008/4/21(月) 午後 5:56 yur*_*an*wa


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