向日葵を忘れられなくて♥

シリーズ第2弾「向日葵を忘れられなくて供彜扱襪靴泙靴植

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向日葵を忘れられなくて供 ‖茖毅囲


地元に降り立った俺達は、タクシーを拾い、ユキコのアパートへと向かった。
走りだしてすぐにユキコは、外を指差して不満な声を出した。

「今、見た。てか凝視してた。あの女の人の事」
「なっ・・・なんだよ。見てないよ」
「嘘。見てた。不満な事はすぐ言えって言ったよね」

確かに見ていた覚えがあった・・・。胸がデカイなぁって・・・w

でもケンタが見たら喜ぶだろうな。と思ってただけなのに(;´Д`A

「ごめんなさい。見てました。でも寒い中、一人で歩いて可哀想に。
って思ってただけだよ」
「あはは♪冗談でした。ホントに見てたんだ?」

またやられたwしかも小さい嘘をついちまったwwこれぐらいはいいよね・・・?

笑うユキコにヘッドロックをかまし、鼻をギュッとつまんで仕返しをした後は、
女性に気を取られないように、風景(だけ)を見ていた。

ユキコの方が一枚も二枚もうわてな事が、悔しくもあり嬉しくもありw

暫く走ると、大きな寺で行われている葬式が、視界に入って来た。

やたらと大きい葬式だな。花輪の量が半端ねぇ・・・。
って・・・・え?・・・・そんな。まさか。・・・嘘だろ・・・?

「どうしたの?あのお葬式がどうかしたの?」

振り返ってまで見ていた俺を不思議に思ったのか、ユキコが声をかけてきた。

「マキの旧姓だったような」
「きっとそうよ!危なかったんでしょ?ユウジ早く見てきて!」
「え?だって・・・」
「すいません、車止めてください!」

ユキコはタクシーを止めて、自分は車内にいるから見てきてと俺を促した。
普段着で罰が悪いと思いながら、俺がこっそりと受付を覗くと

やっぱりマキの父親の葬儀だった。

丁度終わった所らしく、中から人がゾロゾロと出てき始めた。
男達が立派な棺を担ぎ出し、リムジンに入れようとしている。
遺影を持った母親に寄り添うようにしていたマキを見つけたが、
もちろん向こうは俺に気付くはずもない。

ひょっとしたら田舎であった電話って・・・

リムジンが目の前を通りすぎる時に、マキは俺を見つけたが、軽く会釈しただけに
留まり、車は止まる事なくそのまま走り去った。俺は、その車が見えなくなるまで
義父の冥福を祈り、ただ手を合わせて黙祷を続けた。

「やっぱりパパだったんだ」

声に気付くと、タクシーから降りたユキコが俺の横で、手を合わせていた。

「うん・・・」
「田舎で電話あった時、この事が言いたかったんじゃない?」

きっとそうだ。俺がユキコの田舎にいると知って、黙ってたんだ。
冷たくして悪かったな・・・。

ユキコは涙ぐみ、鼻をすすってから言った。

「いい人じゃない、ユウジの元奥さん」

そうだね。あんなに嫌な奴だと思ったけど・・・。本当のマキは・・・。

暖かい車中に戻り、再び走り出してから、ユキコが迷っている俺を見抜いたか
のように言った。

「明日、マキさんの家にお焼香に行ったら?お世話になった人なんだし」

ユキコはまだ少し赤い目を何度か瞬かせ、自分を納得させるかのように頷いて
付け加えた。

「私も行こうかな・・・」

大胆な発言だと思ったけれど、拒否はせず、俺はただ頷き返した。


閉じる コメント(102)

mimikun2007pipiblog03さん♡
どうかマキさんを幸せにしてあげてください・・・。笑
え?私ですか?フフンフーン・・・(  ̄3 ̄)〜♪

2008/4/16(水) 午後 8:05 yur*_*an*wa 返信する

mimikun2007pipiblog03さん♡
6ならびゲッツおめでとうございます♪キリバンとか、中々に難しいですよね〜^^

2008/4/16(水) 午後 8:06 yur*_*an*wa 返信する

3/28(金) 午前 11:32 さん♡
おおぉ・・・きっちりと紹介して・・・大丈夫でしょうか。
親を見送るって辛いけれど、ある意味親孝行ですよね。^^

2008/4/16(水) 午後 8:08 yur*_*an*wa 返信する

rss14715さん♡
UPが遅れてしまい、申し訳なかったです。<(_ _)>

2008/4/16(水) 午後 8:08 yur*_*an*wa 返信する

kobさん♡
確かに色んな人が・・・^^;

2008/4/16(水) 午後 8:09 yur*_*an*wa 返信する

アラブ王さん♡
そんな〜ゲームみたいに。^^;

2008/4/16(水) 午後 8:10 yur*_*an*wa 返信する

rironooninngyou さん♡
お待たせして、ごめんなさいね。(*- -)(*_ _)ペコリ

2008/4/16(水) 午後 8:11 yur*_*an*wa 返信する

まっちさん♡
あはは♪小説です。
人は誰しも、良い面悪い面を持ってますからね・・・。
でも一度悪い印象を持ってしまうと、覆すのは大変なのよね。
ポチっと、ありがとうございますっ♥(:>)┓ペコリ♪

2008/4/16(水) 午後 8:13 yur*_*an*wa 返信する

akka_bb さん♡
マキさんは、根っからの悪人じゃなかった模様?笑
暫く経ってから・・・の方が良かったですか。あらら・・・w

2008/4/16(水) 午後 8:15 yur*_*an*wa 返信する

mousugumao さん♡
遅くなってごめんなさいね〜。(*- -)(*_ _)ペコリ

2008/4/16(水) 午後 8:16 yur*_*an*wa 返信する

nemotokedayo さん♡
ほんっと申し訳なかったです。って今も、ボチボチですが・・ペコリ(o_ _)o))

2008/4/16(水) 午後 8:16 yur*_*an*wa 返信する

babybreathdt00 さん♡
心配させてしまって申し訳なかったです。ペコリ(o_ _)o))
お気遣い、ありがとうございます♡

2008/4/16(水) 午後 8:17 yur*_*an*wa 返信する

aa3320002000 さん♡
遅くなってしまって申し訳ございませんでした。
暖かいお言葉をありがとうございますっ♥

2008/4/16(水) 午後 8:19 yur*_*an*wa 返信する

happy_jewelry_days さん♡
心配をかけてしまってごめんなさいね。こんなに沢山の方に待って頂けてるなんて、幸せです〜(T0T)

2008/4/16(水) 午後 8:20 yur*_*an*wa 返信する

hidenohana777 さん♡
心配させてしまってごめんなさい。ペコリ(o_ _)o))
行方不明とかではないので。^^;

2008/4/16(水) 午後 8:21 yur*_*an*wa 返信する

xxxxportmanxxxx さん♡
普通の事が出来るようになったのね、マキさん。って感じかも知れないですね。
前までのマキなら、ユウジが田舎にいようが何しようが、泣きついて来てたかも・・・?

2008/4/16(水) 午後 8:22 yur*_*an*wa 返信する

ゆたぽんさん♡
そこに突っ込んだのは、ゆたぽんさんだけですよ〜♪^^
ちょっとプッと笑ってもらいたかった所なので、嬉しいです。
このぐらいの嘘は許してあげましょう。笑
人を傷つけない嘘は嘘と言わない・・・?何て言うのかしら?
私も知らないです〜。ごめんなさい。(*- -)(*_ _)ペコリ

2008/4/16(水) 午後 8:24 yur*_*an*wa 返信する

kobさん♡
(*≧m≦*)ププッ
ここの3つコメント、ウケましたよ〜。ごめんなさい。笑
まとめてリコメで、更にごめんなさい。^^;
なんていうのでしょうね?
「優しい嘘」でも良さそう♪

2008/4/16(水) 午後 8:26 yur*_*an*wa 返信する

ゆたぽんさん♡
またこちらにありがとうございます♥
「思いやり」(≧∇≦)ъ ナイス!
かっこつけなんて思いませんよ〜♪

2008/4/16(水) 午後 8:28 yur*_*an*wa 返信する

kobさん♡
これこれ。素敵な一件落着だったのに〜〜www

2008/4/16(水) 午後 8:29 yur*_*an*wa 返信する

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