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「世界を支配する秘密結社 イルミナティの知られざる真実!」 有澤玲・著 徳間書店
ダン・ブラウンの「天使と悪魔」に「イルミナティ」という秘密結社が出てくる事を覚えていらっしゃいますか?実は買った時、私はすっかり忘れてました。出てきたと言われても「天使と悪魔、じゃなくて、ダ・ヴィンチ・コードじゃなかったっけ?」などと思ったものです。
まぁ、どっちでもいいです。私が知りたかったのは「イルミナティという秘密結社はどのように描かれるのか」という事だけでしたから。
しかし、見事にタイトルと私の期待を裏切ってくれましたねぇ…
「イルミナティ」のみに言及しているのはほんの数ページ。後は他の秘密結社の話ばかりです。
一つの理由に、「秘密結社同士は深い所で繋がっている」、「この秘密結社は別の秘密結社の傍流だ」という噂があるので、それを検証しなければならない、という事があります。
ですから、1章分は「イルミナティ」という名前は殆ど出てこなくても、繋がりの有無を描いているので十分納得です。
でも、それ以外は別の秘密結社の話ばかり。それも余り深い話ではなく、どこかで聞いた話とか、それを余り新しい根拠なく否定していたりとかで、ちょっと単調でした。
だから最後のページまで読んで、「結局何だったのよ!」という感想が…確かに、著者が書いた数ページに纏まるくらいの結社だったのかもしれません。だったら、何故ここまで引っ張ったんでしょうか?
色々、微妙だった本でした。
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