侑里のわくわく日記

イギリスでの学生生活の様子をお伝えします

ひとりごと

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今は毎日、来月の試験に向けて勉強に集中しているが、
今日は、何となく今感じていることを書きたくなった。

これは、試験の解答としては書けないことだが・・・。

今日は、授業では、癌の疫学を勉強して、癌の原因を国別の癌の発生率や死亡率、
食事や生活スタイルなど様々な観点から研究する方法を学んだ。

授業の後は、肥満と糖尿病の疫学の復習をして、参考文献を読んだ。
先進国での重大な問題である肥満と糖尿病の問題が、現在では発展途上国の問題になっている。
栄養失調が問題だった国の人々が、今、同時に肥満と糖尿病で苦しんでいる。

勉強すればするほど、何となくむなしさを感じる。

というのは、病気の原因を突き止めるために、様々な角度からの研究がなされ、
膨大な費用が費やされ、膨大な文献が発行されて研究は続いている。
おそらく多くの研究者は、日夜、病気の予防のため、人々の役に立つようにと
ストレスをためながら研究を続けているのだろう。

そしてその結果、たとえばたばこやアルコールが病気の直接の原因だとわかったとする。
たばこを吸うと肺がんになる可能性が非常に高いと警告されても、
たばこをやめる人もいれば、自分の意志でたばこをやめない人もいる。

食生活も同じ。ハイカロリーは良くないとわかっていても、食べ過ぎてしまう。
私も同じだし、そういう人を否定するつもりはない。それが人間なんだろう。

それでは、研究とは何のためにあるのだろう・・・と思ってしまう。むなしくなってくる。

もっと自分の身体を大切にする、自分をいたわることに焦点をあてることはできないのだろうか・・・。

日本の列車事故から1年

兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故は、25日で発生から1年。

今、昼食をとりながら日本の新聞のホームページを見たら、列車事故の記事が出ていた。
あと3時間でエッセイを提出する追い込みの時間なのに、
遺族の記事を読んだら涙が止まらなくて、勉強が手につかなくなってしまった。

丁度1年前の今頃もイギリスにいた。列車事故の第一報は、朝起きてBBCのラジオニュースで知った。
日本の話題などBBCニュースで採り上げられることはほとんどないのに放送されたということは
大惨事だろうと予想できた。しかも、「Amagasaki(尼崎)」「near Osaka(大阪近辺)」
というから、仕事場が尼崎に近く、大阪に住んでいた私にとっては一大事だった。

特に、私の勤めていた大学から数駅の尼崎駅、しかも9時ごろという登校時間に近いことから、
私の教え子が事件に巻き込まれた可能性が高いことが一番気がかりだった。
それからネットでずっと情報を集める日々が続いた。私の教え子の名前は見つからなかったが、
大惨事の状況と遺族の悲しみは、イギリスに住んでいてもひとごとではなかった。

あの責任はどこにあるのだろう・・・とよく考えた。

勿論、JR西日本の責任は重いが、もとを辿ると、今の日本の社会全体、
ひいては我々一人一人の行動に責任があると私は思う。

JRの宝塚線は、阪急宝塚線との競争で、JRの方が数分早いことを売りに、強く宣伝していた。
そういった競争社会の中での過密なタイムスケジュール。
電車が1分遅れても、車掌は誤りのアナウンス。

昨年日本に一時帰国して、大阪駅のホームで、「次の列車は約30秒遅れて到着します。
ご迷惑をかけて申し訳ありません」というアナウンスにびっくりした。
イギリスでは、数分遅れなど当たり前。秒単位の遅れにアナウンスすることなどありえない。
数十分遅れが普通で、乗客もそれに慣れていて、わざわざ敏感に反応することはない。

数十秒の遅れも許されない社会を作ったのは、我々日本人なのだ。
もっともっとゆったりした時間の過ごし方を考える時が来ている様な気がする。

JR西日本の責任として、責任を人に押し付けるのは簡単。
でもそういう社会を作った我々自身の行動への反省も決して忘れてはならない。

これが、列車事故から私が学んだことだ。
犠牲者の死を無駄にしない為にも、この学びを大切にしなければならない。

さあ、エッセイの仕上げに戻ることにしよう。
ベジタリアニズムのエッセイの仕上げ。このエッセイからも、
人間の食生活と現代のライフスタイルから色々と学ぶことがあった。
人間って一体何なんだろう・・・。

今日、日本の新聞のサイトを見ていると、
センター試験の英語のリスニング試験でのトラブルについて取り上げられていた。

一昨年まで、センター試験の試験監督をしていたので、
ひとごととは思えなかった。

今年からリスニングが導入されて、
おそらく現場の先生は大変だろうなあと心配していたところだった。

センター試験は、本校の大学入試とはまた違う格別の緊張感が走る。
全国で50万人が一斉に受ける試験であるため、
ミスがあると大変。50万人の公平の受験環境が求められる。
考えたら、大変な作業だ。
ミスがあったら、大学の責任も問われるし、
学生にとっては「将来が決まる」と思っている人も多い。

当然、試験でミスは許されるものではないが、
私の考えでは、トラブルが400人で済んだのは奇跡に近い気もする。
勿論、受験生や現場の人たちにとっては、そんな楽観的なことは言ってられないが。

受験生の皆さん、現場の試験監督の先生、そして職員の方々、どうもお疲れ様でした。
明日ももう一日、がんばってください!!

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