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『 去年の木 』 新美南吉
「もしもし、マッチをごぞんじありませんか。」
「マッチはもえてしまいました。けれどマッチのともした火が、
まだこのランプにともっています。」
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このお話を知ってから
マッチを使う時には、決まって
風にざわめく木や楽し気な小鳥の歌が
どこからか聞こえてきそうで
静かにそっとマッチを擦ってみるのでした。
(ダソク?)
マッチの軸木は「アスペン」や「はくよう」という木でポプラ属の1種だそうです。
主として中国やスウェーデンから輸入しており、軸木は建築やパルプ材に使えない雑木が使われているようです。
これらは他の木よりも成長が早く、伐採する量より自然に成長する量が多い木なので
地球環境には優しいようですよ〜。ちょっと安心。。
ほら、こんなラベルも。。
田中さんちは猫好きなのでしょうかねぇ(^^)
ではまた。
ご機嫌よう・・・
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お・は・な・し。。
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「かいじゅうたちのいるところ 」 モーリス・センダック (著) じんぐう てるお (翻訳)
Maurice Sendak (原著) ある日、いたずらが過ぎたマックスは
夕食抜きで寝室に放り込まれてしまいます。
すると部屋の中に木や草が生えてきて
あっという間に森になってしまいます。
そこへ今度は海の波が打ち寄せ
船まで運ばれてくるのです。
マックスはその船に乗り
着いたのは”かいじゅうたちのいるところ”。
おっかないかいじゅうがいっぱいの島でしたが
魔法を使ってマックスは王様になります。
そして、かいじゅうたちを家来に思いっきり楽しみます。
でも、マックスはだんだんさびしくなってきます。
かいじゅうたちに引き留められますが、船に乗り込み家路につきます。
いつのまにか自宅の寝室に戻ると
暖かな夕ご飯がテーブルに置いてあり
マックスはほっとするのでした。
日常空間から異世界へ
そしてふたたび日常へと帰還する
王道的な冒険物語。
愉快な絵とシンプルなストーリーです。
途中6ページにわたりテキストのないシーンもあり
文、字がない分想像力の膨らむダイナミックな絵本です。
こちらは実写版の予告編ですが
子供向けファンタジー映画ではなく
着ぐるみとCG加工で出来上がった
アートな作品に思えました。
登場するかいじゅうたちは
きっと子供達の澄んだまなざしにしか見えない
“妖精”なのではないかしら。。
今も昔も
妖精たちと触れ合うことによって
現在抱える痛みを癒し
乗り越えていく力を与えられ
癒されながら生きているのではないかと
実はこんなに成長した今でも思っています。
マックスとのお別れのシーン
かいじゅうたちが叫んだこの言葉
”おねがい、いかないで。
おれたちは たべちゃいたいほど
おまえが すきなんだ。
たべてやるから いかないで。” |
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大好きな 大好きな お話
ましろちゃん
我が家では
もう何十回のクリスマスを迎えたかなぁ。。
「子うさぎましろのお話」
(大和田佳世 絵本ナビライター)
クリスマスがやってきて、北の国のどうぶつの子どもたちも それぞれおくりものをもらいました。
サンタ=クロースのおじいさんは北の国にすんでいるので、
ここの子たちから順番におくりものをくばっていくのです。
なかでも白うさぎの子“ましろ”は、いちばん先にもらいました。
でも、おおきなお菓子をぺろっと食べ、
もっと他のものがほしくなった“ましろ”は、
しろい体に炭をぬりつけてべつのうさぎの子のふりをすることにします。
明け方、北の国にかえってくるサンタ=クロースのおじいさんを待ちかまえて、
ましろが、さいごにもらったおくりものとは・・・。
おくりものを手にいれたあと、ましろは炭をおとそうとして、
払ってもこすっても黒色がとれないことに、急にこわくなります。
「どうしよう。ぼく、ほんとに“ましろ”じゃなくて、
べつのうさぎになっちゃったのかしら。」
ましろは泣きながら「(このおくりものを)かみさまにおかえししておこう。
土のなかへうずめて。」と思いつきます。
その、かみさまにおかえししたおくりものは、
一年でぐんぐん大きくなり、りっぱなもみの木のわか木になり・・・
ある日もみの木のはやしのなかで、
一本だけきらきら光かがやく、うつくしい木になります!
ふしぎなことに、そのもみの木には
世界中の子どもたちにプレゼントできるほどのおもちゃがなります。
そして、クリスマスが近づくと、
木になったおもちゃやベルの音が鳴りひびくのです。
ましろのうそと、後悔。 いつしかりっぱなもみの木を見守り、
サンタ=クロースのおじいさんにわけを話して、
もみの木からプレゼントをとるお手伝いをするよろこびを、
絵本を手にする子どもたちは、
じぶんのことのようにドキドキわくわくしながら味わうことでしょう。
佐々木たづさんのクラシックな言葉がうつくしい。
そして画家・三好碩也さんが描き出す、ユーモラスなましろと、
聖夜にぴったりのしんしんとしずかでおごそかな空気が
印象深いクリスマスの絵本。
初版1970年、時をこえて読み継がれるロングセラー絵本です。
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むかしむかし、ある国に王さまがいました。
王さまには何人もの美しいお姫さまがいたのですが
なかでも末の姫君ときたら、誰もが見るたびに美しさにびっくりするほどでした。
お姫さまのお気に入りの場所はお城近くの大きな暗い森の中の
古いぼだいじゅの木の下で、近くには深い泉がありました。
そして、そのすぐそばで黄金のまりを放り投げては遊んでいたのでした。
ある日、いつものように遊んでいたお姫さまの手もとから
黄金のまりがころころと転がって、泉の中に落ちてしまいました。
なにしろ黄金のまりの姿さえ見えなくなるほどの深い泉です
どうしようかと泣いていたところカエルが泉から顔だけ出して尋ねました。
「どうして泣いてるんですか?」
「なんだかえるさんなの、私の大事な黄金のまりが泉に落ちてしまったから泣いているのよ」
「なんだそんなことですか、では私が黄金のまりを持ってきてあげましょう、かわりにお姫さまは何をくれますか?」
「なんでも!きものでも真珠でも宝石でも黄金のかんむりでもよ!」
「そんなものより、お姫さまのお友達にして下さいな。
お姫さまと同じテーブルで、お姫さまと同じ黄金の皿でご飯を食べさせてくれて、
同じベッドで寝かせて下さいな。
そうしたら、黄金のまりを拾ってきてあげましょう」
「もちろんよ黄金のまりをとってきてくれたら、その通りにしてあげるわ」
心の中では、カエルの約束なんて守るつもりは少しも無かったのですが、
大事なまりのためにそういいました。
お姫さまの返事を聞くと、カエルは泉の底から黄金のまりを口に浮かんでくると
草の上に放りなげました。 それを拾い上げるとお姫さまは大喜びでお城へ帰っていきました。
「待って〜置いていかないで〜」
と、カエルを置いてお姫様は行ってしまいました。
次の日のこと、お姫さまが食事をしているとお姫さまを呼ぶ声が聞こえ、
見てみると、それは昨日のカエルでした。
「姫や、いったいどういうことだ?」
王さまに昨日のことを話すと、王さまは、
「姫よ。どんな理由であれ約束は守らなくてはいけないよ」
と言ってカエルを食卓に招くよう言うので、
お姫さまは本当にいやだったのですがしぶしぶカエルを食卓にまねいたのです。
「お姫さま、椅子にあげてくださいな」
「お姫さま、テーブルにあげてくださいな」
「お姫さま、同じお皿で食べさせてくださいな」
「お姫さま、疲れてしまいましたお部屋で一緒に寝ましょうよ。
約束したでしょう」
約束した事とはいえ、カエルと一緒いることが嫌で嫌でしかたがなかったので
お姫さまはカエルにつめたい態度でいました。
するとカエルは、
「それじゃあお姫さま、最後にお願いがあります。
僕にキスをしてください。そうしたら僕は森へ帰ります。」
お姫様は、すごくいやだったのですが、キスすればカエルは森に帰っていくと約束したので、カエルのほっぺたにキスをしました。
すると、どうしたことでしょうカエルは人なつこい美しい目をした
王子に変わったではありませんか。
それからカエルは王さまに気に入られ、お姫さまと結婚することになりました。
王子様は悪い魔法使いに呪いをかけられカエルの姿にされていたのでした。
そして明日にはお姫さまを連れて国に帰るといいました。
「あの泉から助け出してくれたのは君だけだったんだ。
おかげで呪いが解けた。有難う。」
王様のはからいで王子様はお姫さまのお婿さんになり
末永く幸せに暮らしたという事です。 孤独から
解き放たれて
自由にな〜れ。。
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