「ただし」のブログ 「 あの日、そのとき」。

自分探しの旅路。お付き合いいただき、ありがとうございます。

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.振り返れば青い空。

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        夏の終わり。 山の見える街。
 



  

このみち

このみちのさきには、
大きな森があろうよ。
ひとりぼっちの榎(えのき)よ、
このみちをゆこうよ。

このみちのさきには、
大きな海があろうよ。
はす池のかえろうよ、
このみちをゆこうよ。

このみちのさきには、
大きな都があろうよ。
さびしそうなかかしよ、
このみちを行こうよ。

このみちのさきには、
なにかなにかあろうよ。
みんなでみんなで行こうよ、
このみちをゆこうよ。


豪雪。

 
 気象台始まって以来の豪雪が盆地の城下町を見舞った。終日、炬燵に篭って、為すこともなく呆然と外を眺めている。ガラス戸の向こうに見知らぬ景色が拡がっている。盆地に通ずる全ての交通機関は麻痺したとテレビが放送している。デパートやスーパーの食品売り場から、すべての食品が姿を消したと繰り返し伝えている。幹線道路に立ち往生しているおびただしい車列の群れが映し出されている。知事が記者会見で陸の孤島になったと言った。 人間、生きていれば様々な出来事に出会う。これもなにかの因縁なのか。一期一会の今日のこのときを反芻している。            
人生は宿命のドラマなのだ。
 
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 二日目の朝
 
  雪は、白一色の幻想に世界を覆い隠す。幻想は果てしなくひろがって行く。降り続く雪は、いつまでも止む気配がない。
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前日の早朝。 
 
 朝、雨戸をくくったら一面の雪景色だった。年に一度か二度、薄化粧するような淡雪が降るのが通例の地方である。1メートルを越える豪雪になるなどとは誰も予想をしなかった。降りしきる雪空を眺めながら終日家に閉じこもっている。
 所在無く、読みかけの中島義道の「人生はしょせん気晴らし」を読み返している。著者は哲学者で大学の教授である。人生にはなんらの価値もなく、哲学は役に立たないなどと書いてある。
テレビは測候所開設以来の積雪になると、しきりに報道している。
 
 
 
 
 
                       
 
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                              http://ecx.images-amazon.com/images/I/41DVT4HECJL._SL500_AA300_.jpg          
           やなせたかし・ノスタル爺さん http://www.youtube.com/watch?v=8UPqDgjawqA


1.人生なんて夢だけど                
  夢の中にも夢がある
  ノスタル爺さん ノスタルジー
  はんてんぼくの 木の下で
  肩震わせて泣いていた
  いじらしかったあの人の
  面影残る片えくぼ
  けれども今では孫が出来てお婆ちゃん
  ナサケネー
  アーア ショウガナイ 
  時の流れは帰らない
  アアアアア アアアア       
2.血潮が熱い あの頃は
  若さの他は何もない
  ノスタル爺さん ノスタルジー
  桜並木の夕間暮れ
  愛する人と巡りあい
  肩寄せあってときめいて
  年上だったあの人に
  手ほどきされたキスの味
  アア 腰が抜けてしまったんだ
  ナサケネー
  アーア ショウガナイ 
  時の流れは帰らない
  アアアアア アアアア

3.人生は短い
  きのうの少年少女も
  あしたは爺さん婆さん
  瞬く間に過ぎて行く
  それなら楽しく生きよう
  すべての人に優しくして
  やがて煙になって消えていくノサ
  コノヤロー
 
4.過ぎて仕舞えばみんな夢
  手ひどく 愛に傷ついて
  ノスタル爺さん ノスタルジー
  涙こぼした若い日よ
  ああ、少年は老いやすく
  みどりの若葉 色あせて
  たそがれ迫る人生に
  赤い夕陽が 染みてくるんだ
  薄くなった頭に
  ナサケネー
  アーア ショウガナイ
  時の流れは帰らない
  アアアアア アアアア

5.思えば都の西北で
  夢見た頃は遠く過ぎ
  ノスタル爺さん ノスタルジー
  あしたが見えぬ 迷い路
  ああ、青春はほろ苦く
  痛みと影が いじましく                       
  ドンドン薄れる わが髪よ                                   
  気づいて見れば 禿げちゃった
  ナサケネエ
  アーア ショウガナイ 
  時の流れは帰らない
  アアアアア アアアア
 
 
 
 https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/f7/2b/usahana_san/folder/1129099/img_1129099_44670342_5?20070504023001.gif
 
 
アンパンマン マーチ http://www.youtube.com/watch?v=meAgRanQjmQ
 
 
 
            
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/ce/5f/nanokichy/folder/1490281/img_1490281_37422181_0?1193369011.gif 
 
 
 
 
   帰って来いよ(松村和子)  http://www.youtube.com/watch?v=RdD02K5yLx0
 
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  コスモスが、明け方の空に向かって咲いている。
収穫が終わった縁先のミニトマトの棚を片付けたら、急に背丈を伸ばして軒を越え、たちまち大きくなった。朝日にむかってピンクの花弁を精一杯開いてゆれている。
 記録破りの猛暑が続き、熱中症で死者もでた夏の日のことは、いったいなんだったのだろう。天地自然は人智をこえて、ゆっくりと静かに確かな足取りでめぐっている。あれやこれやと目先のことで右往左往しているうちに、季節は逞しく新しいステージを開いてくれている。すべてが過ぎ去り、あたらしい世界がひろがっている。
 
 何とはなしに、このブログにも二ヶ月あまりご無沙汰してしまった。久しく記事の更新がないので、どうかしたのかと心配してくださった方もいた。季節の変わり目に体調が順応できず、気力も体力も萎えたのではないかと自問自答しているが、寝ても起きても、いつものように湧き上がってくる意欲がでてこないのはどうしたことか。
 
 
 
 
 朝の光の中でゆれているコスモスの花びらを眺めている。
 知らず知らずに溜まったこころの垢のようなもの、わだかまりや、心を締め付けているこだわり、妄想や執着のもやもやを打ち払い、胸の中を空っぽにして、清々しくこの秋空を見上げることはできないものか。
 
 菩提寺の入り口の掲示板に「一期一会。ただこの一時に生きる」と達筆で墨書してあった。ひとときたりともも留まることなく移ろいでいくこの世に、生かされて生きてやがて老いて死んでいくわが身ならば,実体のない妄想などに振り回されている余裕なんぞないはずである。意欲が湧かないなどと愚痴っている場合ではない。暁の光を受けて、コスモスは無心にゆれている。
 
 山崎豊子の「不毛地帯」を読んだ。
 終戦と同時に侵攻してきたソ連軍の捕虜となり、零下30度をこえる極寒のシベリアの凍土に放り出され、明日のない極限状態のなかで、鉄道敷設や鉱山採掘に駆り出された。奴隷さながらの待遇と監視の中で、飢えと寒さと、生死を分かつ体力の消耗に耐えながら、強制労働の日々を生き抜いた将兵の思いが克明に記されている。「生きて故国の土を踏むまでは」。「こんなところで死んでたまるか」。呪文のようにくりかえされる描写が胸をえぐる。抑留者56万1千人。死者5万3千人。生きるとはこういうことなのか。
 
 
 

自分探しの旅路。

 
 
 
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 いつものように図書館の書架の谷間をブラついていたら、池田晶子さんの「人生は愉快だ」という背表紙を見つけた。48歳で死んだ才媛である。哲学評論家のキャッチコピーがついて、存在の謎としての生死の大切さを語り続けたとある。
 
 
 午睡の合間に、いただきものの豆菓子をつまみながらページをくくっていたら、いつの間にか幻想の眠りに誘い込まれていった。生と死。すなはち存在と無についての考察などという文言を眺めていたら、その昔、頬を紅潮させながら論理を組み立てようと熱心にに語りかけていた女子学生の姿態を思い出した。端正な顔立ちに黒いベレーが似合っていたっけ。
 
 あなたは自分のブログに「自分探しの旅路」などとタイトルをつけているが、「自分」というものがどんなものかわかっているのですか。「自分」などというものは、本当は、何ものでもないのです。そんなものはあるようで、ないのです。本気で考えれば、あるんだかないんだかわからないようなそんなものが、なんか確固として「ある」ように思い込んでいるから、実はないものを「探す」という徒労に走ることになるのです。ナルホド。
 
 この世の悩みや苦しみというものは、人生には先があるとする錯覚的時間認識が作り出す一種の気の迷いです。あなた聞いているんですか。はい。いや、ナルホド。ゴモットモ。目を瞑って思い巡らしていたら、そのまま本当に眠ってしまった。
 
 日中温度38度を超える盆地の城下町でも、やがて、陽は西山の稜線を染めて落ちはじめると、どこからか、炎暑の空に冷気が降りてくる。
 裏山に沿って谷川を抜けてくる風が、百日紅の梢を揺らしながら、戸障子を開け放った座敷の中を通り過ぎていく。
生きている醍醐味。
                  
 
 縁側に植えたミニトマトが今年もよく実ってくれた。
毎朝の食卓に色どりを添えてくれた。ご近所におすそ分けしてもまだあまった。太陽と水と風が織りなす、ルビーのように赤く輝く天然の宝石。果てしない宇宙にいきづくいのちの営み。
 ありがたいなぁ。
 
 人生は愉快だ。池田晶子さん。私もそう思います。イメージ 4
 
 
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