「ただし」のブログ 「 あの日、そのとき」。

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あの日 そのとき

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随想 おりおりの想い。

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豪雪。

 
 気象台始まって以来の豪雪が盆地の城下町を見舞った。終日、炬燵に篭って、為すこともなく呆然と外を眺めている。ガラス戸の向こうに見知らぬ景色が拡がっている。盆地に通ずる全ての交通機関は麻痺したとテレビが放送している。デパートやスーパーの食品売り場から、すべての食品が姿を消したと繰り返し伝えている。幹線道路に立ち往生しているおびただしい車列の群れが映し出されている。知事が記者会見で陸の孤島になったと言った。 人間、生きていれば様々な出来事に出会う。これもなにかの因縁なのか。一期一会の今日のこのときを反芻している。            
人生は宿命のドラマなのだ。
 
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 二日目の朝
 
  雪は、白一色の幻想に世界を覆い隠す。幻想は果てしなくひろがって行く。降り続く雪は、いつまでも止む気配がない。
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前日の早朝。 
 
 朝、雨戸をくくったら一面の雪景色だった。年に一度か二度、薄化粧するような淡雪が降るのが通例の地方である。1メートルを越える豪雪になるなどとは誰も予想をしなかった。降りしきる雪空を眺めながら終日家に閉じこもっている。
 所在無く、読みかけの中島義道の「人生はしょせん気晴らし」を読み返している。著者は哲学者で大学の教授である。人生にはなんらの価値もなく、哲学は役に立たないなどと書いてある。
テレビは測候所開設以来の積雪になると、しきりに報道している。
 
 
 
 
 
                       
 
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                              http://ecx.images-amazon.com/images/I/41DVT4HECJL._SL500_AA300_.jpg          
           やなせたかし・ノスタル爺さん http://www.youtube.com/watch?v=8UPqDgjawqA


1.人生なんて夢だけど                
  夢の中にも夢がある
  ノスタル爺さん ノスタルジー
  はんてんぼくの 木の下で
  肩震わせて泣いていた
  いじらしかったあの人の
  面影残る片えくぼ
  けれども今では孫が出来てお婆ちゃん
  ナサケネー
  アーア ショウガナイ 
  時の流れは帰らない
  アアアアア アアアア       
2.血潮が熱い あの頃は
  若さの他は何もない
  ノスタル爺さん ノスタルジー
  桜並木の夕間暮れ
  愛する人と巡りあい
  肩寄せあってときめいて
  年上だったあの人に
  手ほどきされたキスの味
  アア 腰が抜けてしまったんだ
  ナサケネー
  アーア ショウガナイ 
  時の流れは帰らない
  アアアアア アアアア

3.人生は短い
  きのうの少年少女も
  あしたは爺さん婆さん
  瞬く間に過ぎて行く
  それなら楽しく生きよう
  すべての人に優しくして
  やがて煙になって消えていくノサ
  コノヤロー
 
4.過ぎて仕舞えばみんな夢
  手ひどく 愛に傷ついて
  ノスタル爺さん ノスタルジー
  涙こぼした若い日よ
  ああ、少年は老いやすく
  みどりの若葉 色あせて
  たそがれ迫る人生に
  赤い夕陽が 染みてくるんだ
  薄くなった頭に
  ナサケネー
  アーア ショウガナイ
  時の流れは帰らない
  アアアアア アアアア

5.思えば都の西北で
  夢見た頃は遠く過ぎ
  ノスタル爺さん ノスタルジー
  あしたが見えぬ 迷い路
  ああ、青春はほろ苦く
  痛みと影が いじましく                       
  ドンドン薄れる わが髪よ                                   
  気づいて見れば 禿げちゃった
  ナサケネエ
  アーア ショウガナイ 
  時の流れは帰らない
  アアアアア アアアア
 
 
 
 https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/f7/2b/usahana_san/folder/1129099/img_1129099_44670342_5?20070504023001.gif
 
 
アンパンマン マーチ http://www.youtube.com/watch?v=meAgRanQjmQ
 
 
 
            
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/ce/5f/nanokichy/folder/1490281/img_1490281_37422181_0?1193369011.gif 
 
 
 
 
   帰って来いよ(松村和子)  http://www.youtube.com/watch?v=RdD02K5yLx0
 
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  コスモスが、明け方の空に向かって咲いている。
収穫が終わった縁先のミニトマトの棚を片付けたら、急に背丈を伸ばして軒を越え、たちまち大きくなった。朝日にむかってピンクの花弁を精一杯開いてゆれている。
 記録破りの猛暑が続き、熱中症で死者もでた夏の日のことは、いったいなんだったのだろう。天地自然は人智をこえて、ゆっくりと静かに確かな足取りでめぐっている。あれやこれやと目先のことで右往左往しているうちに、季節は逞しく新しいステージを開いてくれている。すべてが過ぎ去り、あたらしい世界がひろがっている。
 
 何とはなしに、このブログにも二ヶ月あまりご無沙汰してしまった。久しく記事の更新がないので、どうかしたのかと心配してくださった方もいた。季節の変わり目に体調が順応できず、気力も体力も萎えたのではないかと自問自答しているが、寝ても起きても、いつものように湧き上がってくる意欲がでてこないのはどうしたことか。
 
 
 
 
 朝の光の中でゆれているコスモスの花びらを眺めている。
 知らず知らずに溜まったこころの垢のようなもの、わだかまりや、心を締め付けているこだわり、妄想や執着のもやもやを打ち払い、胸の中を空っぽにして、清々しくこの秋空を見上げることはできないものか。
 
 菩提寺の入り口の掲示板に「一期一会。ただこの一時に生きる」と達筆で墨書してあった。ひとときたりともも留まることなく移ろいでいくこの世に、生かされて生きてやがて老いて死んでいくわが身ならば,実体のない妄想などに振り回されている余裕なんぞないはずである。意欲が湧かないなどと愚痴っている場合ではない。暁の光を受けて、コスモスは無心にゆれている。
 
 山崎豊子の「不毛地帯」を読んだ。
 終戦と同時に侵攻してきたソ連軍の捕虜となり、零下30度をこえる極寒のシベリアの凍土に放り出され、明日のない極限状態のなかで、鉄道敷設や鉱山採掘に駆り出された。奴隷さながらの待遇と監視の中で、飢えと寒さと、生死を分かつ体力の消耗に耐えながら、強制労働の日々を生き抜いた将兵の思いが克明に記されている。「生きて故国の土を踏むまでは」。「こんなところで死んでたまるか」。呪文のようにくりかえされる描写が胸をえぐる。抑留者56万1千人。死者5万3千人。生きるとはこういうことなのか。
 
 
 

梅雨の季節。

 
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 東京で会合があり、久しぶりで目黒のホテルに泊まった。                    
  近くに自然公園や聖心女学院のキャンバスなどもあり、あたりは緑の森がひろがる閑静な一郭を形づくっている。ゆっくりとラウンジに座って、目を移せば、しっとりと濡れた庭園に木漏れ陽が落ちて、軽井沢あたりの別荘にくつろいでいる心地さえする。乱立する高層ビルの谷間のオアシスにふさわしいたたずまいである。
 
 
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 今年も、いろいろなことがあったけれども、すでに半年が夢のように過ぎていった。あれほど盛んだった皐月も躑躅も散り果てて、若葉が、あたりいっぱい緑の賛歌を奏でている。主役を引き継いだ庭先の桔梗の群落が、降るとも見えぬ煙るような小雨を背景にして、紫色の花弁を滲ませている。
 
 ふと思い出して、ヒルティの「眠られぬ夜のために」を読んだ。高校時代に国語の女教師が勧めてくれた日のことを反芻している。クリスチャンで28歳の未亡人だった。晩秋の教室で、藤村の「若菜集」の一節を透き通るような声で朗読してくれた。
  彼女は、眠られぬ夜に、ひとり目覚めて、キリスト教信仰者としてのあり方や、神への揺るぎない信頼と愛による忍耐を、ヒルティの日々の思索に重ね合わせていたのだろう。白いブラウスに包まれた端正な立ち姿と真紅のルージュが哀しい。
 
 
 
 
 

いのちの風。

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 晩春の陽にあたためられた大地から、豊潤な樹液を吸い上げて、山はみどり一面に染め上げられて多彩だ。
 
  
 早朝から公園のあちらこちらで、グラウンド・ゴルフに興ずる人々の小高い声が聞こえる。山の稜線を越えて、いのちを育むやさしい風が吹いている。たんぽぽが咲きレンゲが咲き、草花という草花がすべて花開き、つじが満開に咲き乱れている。ひたすらに咲き、いのちが咲き満ちている。移り行く季節の彼方から、山に野に草原にいのちあふれる風が吹いている。                                      
 
 晩秋の陽にあたためられた公園のまん中に立って、思い切り両手を差し伸ばす。少年のように、瞳を上げて大空に向かって呼びかける。緑の風が体の中を駆けめぐる。今日生きてここにある確かな手ごたえ。
 
 
 
 
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 「あ〜あぁ〜、やんなっちゃった」でお馴染みの漫談家の牧伸二さんの投身自殺というニュースが入った。燃え尽きたのか。78歳だった。
  
 警視庁の調べでは、高齢者の自殺がここのところ連続して毎年一万人を越えているという。未遂や途中で思いとどまった人の数を入れると、自らの手で死出の道を選んだお年よりは、おそらく4万人をはるかに越えるだろうと推測されている。弱肉強食の修羅の巷の中で、あたかも一個の廃品とみなされながら生き続ける老人のうめき声が、低くどよめきながら地を這うように聞こえてくる。
 
 幾多の苦難と辛酸の道を歩み続けた老人の晩年がこれほどまでに暗くていいものだろうか。すがりつく一筋の光明をどこに求めたらいいのか。人生は重い荷物を背負って遠い道を往くものだと知り尽くした老人の自死にどう向き合っていったらいいのか。干天の大地にふりそそぐ一滴の雨水のような命の潤いは求むべくもないのか。
 

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