「ただし」のブログ 「 あの日、そのとき」。

自分探しの旅路。お付き合いいただき、ありがとうございます。

平和の鐘。

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忘れまい「非戦の誓い」。


戦死した軍人、軍属・・・230万人。

空襲や原爆で亡くなった人々・・・80万人。

身元不明の無縁仏・・・・35万人。



天皇陛下は「歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共

に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の

一層の発展を祈ります」と述べた。


漆黒の闇の空に、まるい月が出ている。

死者は、なにを思っているのだろう。

風もないのに、窓のカーテンがゆれている。




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鎮魂の夜の記憶。




今から60年前の夏の日。おじいさんは10歳の子供だった。


戦争が終わりかけた1945年の七夕の夜。

制空権を握った米国の爆撃機が、突如、盆地の街を襲った。                       

米国は、日本全土の都市を目標に、無差別爆撃を連日連夜、強行していた。

東京、大阪など主な大都市は壊滅していて、地方都市に攻撃の刃が向けられていた。

蒸し暑い夜だった。

窓を開け放し、家族全員が蚊帳を吊って寝入っていた夜11時54分。

空襲警報のサイレンでたたき起こされた。窓から見上げる東の空は赤く燃えていた。

「わたしはここに残る」と手こずる祖母を引きずるようにして、子供を背負った母親は家

を捨てた。防火用水も消火訓練も、何も役に立たなかった。

頭上で焼夷弾が炸裂し、火を噴きながらバラバラと音を立てて降ってくる。

飛び散った爆弾の破片が、ヒューヒューと空気を切り裂く。

辻々の家が、たちまち紅蓮の火柱となって燃え上がる。

柱が倒れるたびに火の粉が舞い上がり、空気は膨張し焼け爛れ、熱風が襲い掛かる。


わが子を見失った若い母親の絶叫が聞こえる。


無差別爆撃とは、「皆殺し」のことである。


970トンもの焼夷弾が一度に投下され、その夜、1、127人が焼け死んだ。

市街地は跡形もなく灰燼となり、焼け焦げた黒い死体が瓦礫のあちこちに転がっていた。

やがてヒロシマ、長崎にも原爆が投下され、人間も鳥獣も草も木も、生きとし生けるもの

のすべてが、一瞬のうちに消滅した。


「皆殺し」

おじいさんの胸の底には、どんな修羅場の光景が映っているのだろう。

おじいさんは、なぜか多くを語ろうとしない。



今もなを、世界のあちこちで硝煙が上がり、銃弾が飛び交っている。

戦争は「殺し合い」である。







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航空自衛隊は、バクダットから早急に撤退すべき。



国民の多くは、口にこそ出さないが、イラク戦線での航空自衛隊の空輸活動について「な

んだか変だ」と思っている。                          

「人道的復興支援」といいながら、多国籍軍の武装兵士を戦闘地域のバクダットに空輸し

ているからだ。実際の戦争では前線で銃器を撃ちあうまでもなく、戦闘態勢に組み込まれ

る兵員輸送は明白な軍事行動に他ならない。

現実に、日本の自衛隊が輸送した兵士や武器で、たくさんの人の血が流されている。


名古屋高裁の今度の判断は、常識的にも当然のことだ。

もやもやした「胸のつかえ」がおりた気がしている。



派遣を可能にした「特措法」は、小泉内閣が衆議院の圧倒的多数の力で押し通したもの

だ。今となっては、なんか子供騙しのようだが、もっもとイラク戦争は、独裁者の元フセ

イン大統領が大量の破壊兵器を準備して、世界平和の破壊を目論んでいる。これを見逃せ

ばたいへんなことになるいうのが言い分だった。

世界の平和を守るために・・・・・!。


「わが国だって、いつ、どうなるかわからない」

緊急事態に対処するために、強引な憲法解釈で押し通した。結果は見ての通り。


バグダットは戦闘地域に当たり、空輸活動も外国軍の武力行使と一体化している。

なんと明快で、格調高い判決だろう。

世界に誇る日本憲法が凛として輝いて見える。

前首相の小泉純一郎は、国会答弁で戦闘地域の定義について「どこが非戦闘地域で、どこ

が非戦闘地域か、いま私に聞かれたってわかるはずがない」とトボケて見せた。



過ちを改めるのに、遠慮はいらない。



戦争はしてはいけない。

戦争に手を貸してはいけない。

たとえ、どんなことがあろうとも、

子供や、孫たちを戦場へ送ってはいけない。

不戦の誓いを忘れてはいけない。


戦争は、もう懲り懲りだ。







おさな児を背負い、夢中で戦火を逃れ、われにかえって気がつけば、

いつの間にか、負ぶい紐が焼き切れていた。どこに落としてしまったのか。       

「ひろし!」。



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イラク戦争。あれから5年。世界は平和になりましたか。




アメリカ人死者・・約4000人 負傷者 約3万人

イラク人死者・・・10万人〜100万人  難民 400万人

イラク戦費・・・・$1,000,000,000,000 =1兆ドル =100兆円



過ちは、繰り返してはいけない。


ひとりひとりが、しっかりと手を取り合って「武器を捨てろ」と大きな声で言おう。

「殺し合い」は、もうたくさんだ。!



3月22日。反戦キャンペーンに参加しています。







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12月8日の出来事。


昭和16年12月8日。日本は米英両国に宣戦を布告した。第二次世界大戦の始り

である。その日は朝から軍艦マーチが鳴り響き、アメリカ海軍最大の極東軍事基地、パー

ルハーバーでの大戦果のニュースに国中が沸きかえった。今から64年前のことである。                       




開戦から3年後の12月8日、2歳を過ぎたばかりの男の子が、ひっそりと死んだ。

敵機、B29の編隊は、昼夜を分かたず本土に来襲し、主要都市は灰燼の中にあった。

みんな食べ物に飢えていた。むろん薬など、あろうはずもなかった。


病室の真ん中に、ベッドが置かれていた。電灯は灯火管制のために黒い布切れで覆

われていた。



裸電球の明かりは、真っ暗な病室の中で、死んだ子供の上にだけ、丸く輪を描いていた。

そのために、子供の顔が、スポットライトを浴びているようにように見えた。木枯らし

が、ごうごうと窓を叩き、母親が声を上げて泣いていた。子供に取りすがり揺すってい

た。

生き返ってくれ。



母親は教師だった。若い男の先生は次々に出征し戦場へ行った。教師は聖職者と呼ばれて

いた。心身ともに疲れていた。夜遅くまで学校に居残り、仕事をこなした。自分のことは

次の次だった。


子守の役目は、兄弟の役割だった。

小学校3年生の長男は、幼い弟を乳母車に乗せたまま、いつものように草原で友達と遊び

ほうけた。たちまち冬の陽は落ち、広場には夕闇が忍び込んだ。寒風が吹き始めていた。



母親が帰ってくると、部屋中を駆け回り、絡み付いて大騒ぎして甘える子が、その晩に限

っておとなしかった。三日目に、あっけなく死んだ。医者は肺炎だといった。                              
 

土葬だった。墓穴に棺を落とすとき、「私が殺したんだ」と母親はいった。

「この子と一緒に埋めてください」。「こんなつめたい穴のなかに、この子を置き

去りにはできない」。
 
 


毎年、12月8日になると、このときのことを思い出す。
 
まるで映画のシーンのように。
 
鮮明に。
                                    

転載元転載元: 「ただし」のブログ 「 あの日、そのとき」。

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