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ユタホン 東京散歩&さいたま散歩&パソコン絵画
歴史、文化など面白く奥の深い東京・埼玉。勝手きままなひとり旅&パソコンによる絵画制作。

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         (王子駅ホームから見た焼失した「さくら新道飲食街」)
 
今年の1月に王子駅付近の火災により京浜東北線が止まっていたことがあった。
翌日、京浜東北線で王子駅を通過したときに火災は「さくら新道飲食街」だったことがわかった。
 
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  (写真で見るように線路と飛鳥山の間の路地に長屋として建てられている)
 
さくら新道飲食街は昭和27年に駅東口にあった柳通り飲食街を整理した時に追い出された飲食店が十数件集まり開店した飲み屋の通りである。
 
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長屋として建てられたためにどの店も勝手に改築できないため、ほとんど昭和27年の雰囲気をのこしている。
 
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飲食街の先はこのような細い路地となっており、昼間でもあまり人が行き来することはない。
 
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店は今風の居酒屋ではなく、間口の狭い昔なっかしい店が多い。バー、スナックの類もある。
夜も人通りもないので、通りがかりのお客さんが入ることはなく、おそらく昔からの常連のだけだと思われる。
 
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営業当初は、飲み屋街が東口の「やなぎ通り」とこの場所のみだったこともあり、大変な賑わいだったそうだ。
いまは、時代に取り残され、時間が止まっているようにみえる。
 
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焼失後の状況をみるために、王子駅南改札口から飛鳥山と線路の間の道を通って現場を訪れた。
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          一見するとかろうじて全焼は免れたようにみえる。
 
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       よく見ると二階の延焼被害が酷く、ほとんど何も残っていない。
 
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  辛うじて2軒が延焼を免れていた。消防車の放水が間に合ったせいだろう。
 
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線路側はほとんど建物の形を残していないが、表側はまるで映画のセットのようだ。
 
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比較的新しい看板だけが元気そうだ。
さくら新道の飲食街の復活はあるのだろうか。
 
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(飲食街は王子駅のすぐ脇にあった)
 
戦後間もなくの飲食街の姿を今に残していた貴重な建物群も、二階に住んでいた21歳の女性従業員の火の不始末で一瞬の間に灰塵となってしまった。
またひとつ昭和の遺物が消えた。
 
先日、王子駅からみたら、廃墟はきれいに撤去されていた。
 
 

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