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↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。
 
 
ホワイトハウスの執事として
アメリカ大統領数名に仕えた執事セシルを
大好きなフォレスト・ウィテカ―が演じるというので
楽しみにしていました☆
 
 
実話を元にして、脚色したそうなので
丸っきりの実話ではないようですが
個人の経験が、より、普遍的なものとして
共感できるのかもしれません。
 
 
“大統領の執事“ということですが
家政婦は見た!的に、大統領の様子を見るのではなく
“大統領の執事“という立場にあった
ある黒人男性の、父親としての物語です。
 
 
▼〜▼内容にふれて雑感です。
 
 
▼▼▼
 
 
黒人として、奴隷のように、生まれ育ったセシルは
父の理不尽な死をきっかけに
給仕を仕込まれたおかげで、ホワイトハウスの執事に、推薦されます。
 
 
↑まず、これだけでも、サクセスストーリーです。
奴隷解放宣言から、もう、何年も経っても、
根強い黒人差別が、アメリカにありました。
 
 
黒人差別をなくそうとする、“公民権運動”が
ケネディ大統領の頃にも
(私には、つい最近と思ってしまう…^^;)ありました。
 
 
若いケネディは、黒人の地位向上に尽力してくれそうでしたが、
暗殺されてしまいましたね……
そのときの、セシルの落胆と言ったら……orz
形見に、ネクタイを頂きますが、
コレが、あとのシーンで、効いてきます。
 
 
白人より安い給料で、差別的ですが、
安泰に仕事ができているセシルの一方で
長男は、差別撤廃の運動に、積極的に参加します。
法が、黒人を守ってくれないので、何度も投獄されますが
ひるまずに戦っています。
 
 
そんな長男が心配でならない、セシル
長男は、父が、白人に仕える給仕であることを、好ましく思わず
父子の間には、溝が、出来てしまいます…………….
 
 
セシルも、わかっているんですよ……
セシルの父は、白人によって、理不尽に、殺されたのですから。
けれど、生活のために
本心や理念を捨てて、がんばってませんか、お父さん☆
営業スマイルで、自分を隠して、接客してますよね……
 
 
黒人の皆さんは、多分、
セシルのように、安穏のために、現状に、耐えていた人たちと
長男のように、現状を、打破しようとした人たちとの、“兼ね合い“で
少しずつ歴史を動かして、生きてきたのかな〜と、思えてきます。
 
 
少しの歩みにも、大きな犠牲を伴いながら、ですね………….
(例:キング牧師)
 
そして、人種を越えた悲劇――ベトナム戦争が、セシルの家にも、悲劇を………….
 
 
やがて、時代は移り、長男は政治家になり
セシルも、執事を、引退します。
 
 
仕事から離れたら、一個人。
父親なら、長男を応援したいに決まっています。
長年の“溝“と言っても、それは、差別社会があるから、起こったこと。
「息子を失いたくない」
フォレストの、哀しくて優しい笑顔が、とてもイイです☆
 
 
さらに、オバマ大統領の選出☆
黒人の大統領が生まれるーー
セシルにもそうだったように、
黒人の方には、並々ならぬ感慨があったことでしょう……
「白人と同じ待遇で働かせてほしい」
セシルが、願い続けてきたことが叶うのにも、20年はかかった……
 
 
そして、オバマ大統領と面会する日のこと。
セシルが、ケネディ大統領の形見のネクタイを、取り出し
丁寧に、アイロンをかけました……………(←ココは、グッときました)
 
 
ケネディ大統領に託したかった、“公民権“の希望から、何年経ったのか……….
あの頃の希望を、そのままに、黒人の大統領に託したい、応援したい
そんな想いで、オバマ大統領に、逢ったのでしょうか………………….
 
 
▼▼▼
 
 
大統領のそばで、歴史の激動の波を感じながら
執事として、父としての苦労や哀しみを、
フォレスト・ウィテカ―が、魅せてくれました。
(やはり、フォレストの人間味、イイです☆)
 
 
歴代の大統領は、似てるかな〜と思いながら観てしまうのは、アレなんですが^^;
アラン・リックマンのレーガン大統領は、ああそんな感じかも^^;と思いました。
 
 
 
 
 

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