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**☆(yutake☆イヴのモノローグ(ヤフ))☆**
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イメージ 1
 
 
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
 
モーセの“出エジプト”です。

けれど、映画『十戒』(1956)のリメイク、というわけではなく
スコット流というのでしょうか
歴史の“叙事詩”ではなく、
スペクタクル巨編の娯楽版と言う感じに、仕上がったと言いましょうか。
 

細かい説明は省きつつも
ついに、奴隷状態から解放された、ヘブライ人の同朋を率いて
いよいよエジプトから去るために、渡ろうと覚悟する紅海を前にしたモーセには
ワクワクした感動が、押し寄せました。
 
 
▼〜▼ 内容にふれて雑感です。
(どうしても『十戒』と比べたくなってしまうのは許して…^^;
 
▼▼▼
 
 
1.『十戒』は十戒なんですが……
 

『十戒』は、わりと、わかりやすく説明したような部分もありましたが
本作は、ソレを踏まえた上なのか^^;
話の細かいことよりも、
クリスチャン・ベールのモーセ像を前面に出していたよう。
 
(そもそも、『十戒』は十戒がメイン、本作は“出エジプト”がメインで違いますね)
 
ただ、個人的には、『十戒』の2人↓のインパクトが、あまりに強くて……
・モーセ(チャールトン・ヘストン)
・ラメセス(ユル・ブリンナー)
 

特に、ラメセスのユル・ブリンナーは、
ユルくなく、鋭い眼光の威厳ある怖さが、魅力的でした。
 

本作では、割愛されていた(?)
モーセがラメセスに、杖で“奇跡”を見せるところは
見たかったな……
 
 
2.奇跡 というより“災い“
 

ナイル川が血で染まり
カエルやイナゴの大群(災い)に襲われる――
 

奴隷のヘブライ人を解放しなければ、エジプトに“災い“が起こるというもの。
 

エジプト人が、その災いで困れば、ヘブライ人を解放せよ!との要求が
内部から生まれてくるだろう――との、モーセの読みです
要求と交渉と報復……
解放が叶うまで、繰り返されていく“災い“――
臨場感としては、特に、カエルにはゾッとする……
 
 
3、“過ぎ越し”のこと
 

なおも、要求をのまないラメセスへの最大の災いが
“すべての初子を殺す”――というもの。
 

子羊の血を戸口に塗った家の子は、死から免れる――
モーセは、神から、それを聞いて、同邦に知らせるので
ヘブライ人の子は、死なずにすみますが(災いが、過ぎ越していく)
エジプト人の家の子や、ラメセスの王子は……orz
 
 
子供の頃、聞いた話だと
大晦日に、夜遅くまで起きている風習は、
この“過ぎ越し“の名残りだ、というものでした。(鳥居の赤は、羊の血の色だとも) 
私は、紅白歌合戦を見るために、夜遅くまで起きているのだと思っていたのですが
夜遅くまで、人が起きているから、紅白歌合戦を放送したのかな……^^;
 
 
4.紅海をわたる
 
 
“出エジプト”といえば、モーセらヘブライ人が
二つに割れた海をわたるシーンに、期待してしまう。
 

(『十戒』での海の割れ方は、スゴかったですもんね!しかも
海水が戻って、エジプト兵が溺れ沈むところも、迫真でした!)
 

今回、モーセは、杖でなく、剣を海に投げ
刺さった剣で、潮位の下がっていくのを知ります。
そして、“引き潮“の浅瀬を、渡っていくのですが……
 

そんな“ナチュラルな演出”に、ちょっとつまんないかな…などと思ったら
海水の“戻り“が、スゴかった!! (>_<)
大津波!恐ろしすぎる!コワくて、絶句……………
 
 
5.“十戒“を刻むモーセ
 

『十戒』のほうは、十戒がメインだからか
石版への刻み方も、ドラマチックでした。
姿なき神が、石版に、稲妻を落としながら文字を刻み
文字通り、モーセに“授けた“という演出。
 
 
今回は、山のふもとで、何やら興じる同朋たちをよそに
シナイ山で、石版に、コツコツと文字を刻むモーセ。
地味に地道です。
 
 
神の奇跡なら、あっという間ですが
人間モーセのご苦労や努力を
その姿が、暗示するよう……
 
 
エジプトを出た――とはいえ
その後、40年も放浪し、モーセは、“約束の地“を見られなかったそうですから
神の奇跡ばかりを、あてにはできませんから……
 
 
▼▼▼
 
 劇中のセリフで
「今頃、約束の地に戻る我々は、侵略者になってしまうのではないか」
というのがありました。
現代まで尾を引く、根深い事を、敢えて言わせたのは冒険かもしれません。
しかし、それは、平和や相互理解、共存への祈念と受け止めたいです……
 
 
古代イスラエル人(ヘブライ人)の歴史と運命を、大きく変えた“出エジプト”を
タイトルに銘打った本作☆
スコット監督の意気込みを感じる切り口の、エンタメ大作として魅せてくれています(^_-)-☆
 

 

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