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**☆(yutake☆イヴのモノローグ)☆**
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作品についてhttp://cinema.pia.co.jp/title/4534/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

原作・脚本・監督:ダルトン・トランボ
原題:Johnny Got His Gun
第一次大戦の兵士募集標語:Johnny.Get Your Gun

時は、第一次世界大戦。
ヨーロッパ戦線で、砲撃を受けたアメリカ兵ジョーは、
目や耳、手足を失うほどの“重傷“を受けてしまう――

身動きも、意思疎通もできないジョーの
回想と想像と願望が、痛切な独白で綴られます。
“肉の塊”となった、ジョーの姿を見るだけでも
反戦の想いが、こみ上げます……

一方、戦争でなくても、“障がいを負う”状態について
想いが、掻き立てられました。

(手足を失った兵士と言うと
映画『キャタピラー
が思い出されます。
そちらは、復員して妻の元に帰りますが
必ずしも、幸せが待っていないのが辛い……)

▼〜▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼

手足を失ったジョーは、失ったのが、手足だけではなかった。
今までの生活が、奪われてしまった。

それは、それなりの支援や理解があれば、
未来は、開かれるはずなのに
“彼の姿“に、絶望を感じた者たちが
彼を、心身ともに、閉じ込めてしまったから。
(“実験”としての存在が、わずかに残されているだけ)

けれど、独白というより、激白するジョニーの頭の中の世界が
画面に繰り広げられるとき
彼が、“肉の塊“でないことが、ありありとわかる。

ところで、私たちが、何らかの理由で
意思疎通できない人を前にしたとき
果たして、どれだけ、その方のことを、思いやっているでしょう…

私たちは、
“仲間”には、その人の人となりまで想って、接することができるのに
当然ながら、“他人”には、特にナンということなく、
通り過ぎることができてしまう…
ましてや、“肉の塊“(失礼御免!)と認識される彼には
同情以上に失望を、感じるほかないのも、ムリはありません…orz

だから、窓が開いていようかいまいが、
彼にはどうせわかるまいーと思い込んでしまう。
けれど、意識のある彼は、“肉の塊“ではない!

看護師長は、さすがに、“看取りのプロ“。
窓を開けて、日の光を、ジョーに注がせる。
日の温もりに感激するジョー!←ココはグッとくる。

その温もりは、太陽だけでない。
看護師長の優しさの気配りなんですね。
どうせわからないーと思っている人たちのほうが、わかってない!

やがて、ジョーは、首を振って、モールス信号を送り
理解してくれる人も得て、いよいよ、“人間の世界“に戻れる!
と喜ぶのだが…….

戦争の産物である、この姿のジョーは、封印されてしまう。
(上の人たちの隠蔽体質は、今までも、これからも…orz)
ジョーは、見世物になってもいいから、外に出たい!と懇願するのに…

一人、暗い部屋に取り残されたジョーが
モールス信号で、「SOS Help Me 」を送り続けるラストシーンは
絶望的に、辛すぎる……orz

と言いつつ、この光景は、そこら中にありそうです…(汗。)
私(たち)が、
必死に、自分の訴えたいことを、誰かに伝えようとしているとき
本当に、理解してくれる人は、どれだけいるのでしょう…
初めから、聴く耳を持たない人もいるし……
理解を拒む人もいる……

世の中すべての人と、理解し合うことができないことは
わかっているから(涙)
自分の「SOS Help Me 」を、受け止めてくれる誰かが
きっと居て欲しいと、あのジョニーを見ると、思ってしまうのです……

▼▼▼

反戦もですが
同情とも違う、優しさと慈しみ
人間の理解と温もりについても、想いの残る作品でした。

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