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**☆(yutake☆イヴのモノローグ)☆**
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↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
 
監督:グザヴィエ・ドラン
主演:ギャスパー・ウリエル(=ルイ・劇作家)
 
34歳のルイが、12年ぶりに帰郷したのは
自らの死期が近いことを、家族に告げるため――
 
家族は泣くかな……などと思ったのは、束の間。
兄:アントワーヌの、喧嘩売ってんの?ともとれる
怒涛の“言いがかり“と、母と妹の言い合いが、飛び交うことに!(~_~メ)
 
いら立つ会話の嵐の中で
ルイは、未だ、三言くらいしか話せない状態…
 
 
▼〜▼ ネタバレして雑談です。(解釈違うときすみません)
▼▼▼
 
冒頭から、母親が、相当騒がしいですが
久しぶりに、息子に会うのがうれしい気持ち☆
よ〜〜く、わかりますよ。
 
子供の頃の、懐かしくも、たわいない話をして
盛り上がりたい母に
兄が、チャチャを入れます。
 
そのチャチャが、ツッコミのレベルを超えて
半端なく、いらつかせ、うざったい!(あとで言います)
 
何やら、“楽しい“を越えて、ワチャワチャしたランチタイムに
ルイは、なかなか、“本題“を切り出せません。
 
多分、ルイは、久しぶりの“我が家“に
“望郷の安らぎ”と“温かい歓迎“を
当然のこととして、期待していたと思われます。
 
(けれど、12年という、かくも長き不在は
家族の輪に溶け込むには、長すぎたようで…)
 
懐古ついでにか、ルイは、昔住んでいた家も見たいー
などと言ってしまうが
兄にとっては、火に油を注ぐようなことに……
(そんなに怒らなくても…)
 
冒頭、お騒がせな母ですが
ルイと二人きりになったときの話が、いい。
 
・妹も、家を出たがっているので、ルイの家にでも呼んであげてー
・兄は、ルイのような、自由な生き方でなく
長男として、母や家に対しての責任を果たしてきたから
これからは、分かち合ってあげてー
 
というようなことを、ルイに言います。
(母は子供をよく見てるんです)
 
兄の、火のついたような苛立ちは、端的には
自由に家を出て。劇作家として成功した弟ルイへの
羨望と思われます。
 
出て行った者には、懐かしいことが
残ったものには、日常の延長でしかない。
(兄いわく、明日も今日と同じ日だ!)
 
しかし、ルイは、成功したから、今更、帰郷したわけでなく
“明日が今日とは違う状況”(明日、命がないかも……)のために
帰ってきたわけで……
なのに、そんなに、兄に罵倒されるなんて……
(けれど、ソコが作品のニクイところ!)
 
ルイには、実家は、魂を返すべきところで
愛を確かめたい場所でもあったーと思うけれど
12年もの空白は、ご無沙汰以上に、
兄の心に、穴をあけてしまったようです。
 
だから、たとえ、今更、ルイが、何を言おうとも
兄自身の12年の重みの前では、
ルイが送った絵ハガキ一枚分くらいにしか、
受け止められなかったかも……
(否、さすがに死は、重く受け止めたか…)
 
結局、ルイは、兄に追い出されるように
“真実“を、誰にも話せないまま、家を後にする。
 
が、私は、それでよかったと思う。
いや、むしろ、兄の“情熱的”ともいえる“言いがかり”が
ルイの命の失速を、止めてくれたかも、とさえ思えてくる。
 
さっきまで、元気に飛んでいた鳥でさえ
アクシデントがあれば、即死することもあるように――
 
もうすぐ私は死ぬんです――という自分よりも
激情に任せて、危ない運転をする兄のほうが……
あるいは、年を取っている母のほうが……
先にいくかもしれない…….
命の終わりは、誰にも決められない。
 
それならば
まだ、来週、生きているかもしれないなら
妹に、「うちに遊びにおいで」と言ってあげるほうが、素敵だ。
 
そもそも、12年ぶりに、ひょっこり帰ってきて
僕、もう死ぬんです――などと言われても
家族は、どうしたらいいです?????
それこそ、どこまでも、マイペースな奴っちゃな、と
兄に、どやされそうですワ……
 
▼▼▼
 
たかがーとは言うけれど
湿っぽいムードでなく
意外にも
兄の、アグレッシブなセリフの弾丸には
命のパワーさえ、感じました。
 
たかが――では、命は終わらないのだ!(^_-)-☆
 

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