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↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
 
原題:Mal de pierres  石の障り?
 
人妻ガブリエルが、夫以外の男性に手紙を書き続けるも
返信が来ない――という切なさを、邦題はよく表していますが
原題の“結石”に、面白みが隠されているようです。
 
端的には、『かの鳥』的でもある…….?

 
▼〜▼ 内容にふれて雑談です。
▼▼▼
 
持病の癪(しゃく)――なるものが
ガブリエルにあったよう。
訳のわからない発作(痛み)のために
彼女は、母親に手を焼かれ、厄介払い的に
外国人男性と結婚させられる――
 
心が病んでいなくても
女の子は、恋にのぼせます。(^^♪
ガブリエルは、好きで迫った男性に拒絶されたため
人前で、ヒステリックな行動をとってしまい
それも、結婚させられた一因。
 
そんな、激情的な女でも、ソノ気のない夫は愛せず
「愛さない」と言ってのけるガブリエル…スゴイよ…(汗)
 
やがて流産がきっかけで、“結石”が見つかったガブリエルは
療養所に入所し、そこで、アンドレ(将校)に出会う。
 
そこで、アンドレが弾いたピアノ曲「舟歌」がイイ♪
(お酒はヌルめのほうじゃなく、チャイコフスキー作曲のほう(^^♪)
この旋律は、恋心を揺らすよ!(^^)/
いけない恋に、戸惑いがあったとしたら
そのためらいを、消してしまいそうです……(汗)
 
療養所という、非日常の生活が、いろんな意味で
現実を切り離し、夢の一部を見せたのか……
ガブリエルは、アンドレに夢中になり
彼も、彼女に愛を感じる。
けれど、運命は、二人を引き離すように
アンドレは転院していった。
彼を載せた車を追っていくガブリエルが痛々しい。
どれほど、彼を恋しく思っているのかわかる……
 
まもなく、アンドレは元気になって戻ってきて
“夢”のようなシーンで、二人は結ばれる。 ←ココは重要ポイント!
正視するには、恥じらってしまうほど
愛する人との極上の幸福が、表情で見てとれる…
 
けれど、今度はガブリエルが退所することになり
二人は、手紙を書くことを約束しあう。
が、いくら書けども、アンドレからは、返信がなかった……
 
▽▽要反転(ネタバレ)
 
実は、アンドレは、転院後、亡くなっていて
“夢”のように結ばれたのは、面会に来た夫だった。
夫は、転院直前のアンドレと逢っていて、
二人が惹かれ合っていることを知り、彼の死も知っていた。
 
生まれた息子を、アンドレの子だと思っている妻は
アンドレに、手紙を書くことを生きがいとし
夫は、妻がそれで元気に生きてくれることで良しとしていた。
(イイ人すぎる!)
 
なのに、十何年も経ったのに
息子のピアノコンクールにいく道すがら
アンドレの住所に気づいたガブリエルは
逢いたい一心で、彼の家に行ってしまう。
(息子が可哀想だゾ!母ではなく女になってるガブリエル…( 一一))
 
そのとき、真実を知ったガブリエル。
そして、夫の忍耐力と包容力も知ることになる。
 
“石の病気”を持っていた彼女は
その後、愛する人からの手紙が来ない苦しみー
という“石”に煩わされたが
それは、むしろ、妻である彼女を愛する、
夫の愛の為せる技だったとは……
 
夢を見させてあげる優しさは、痛み?にもなったとしても
恋に狂おしい者には、痛みが心地よいこともあって…
その絶妙さが、“石の痛み“のメタファーなのが、ニクイ。
 
▽▽
▼▼▼
 
渇きが癒されないほど、
愛する人を慕うのは、生き甲斐かもしれないけれど
満たされない想いは、苦しい…
 
ただ見守るだけでいいーという幸せも、苦しいかもしれないし
やっと愛の抱擁を知るーという喜びも、呵責があるかもしれないし…
 
いずれにせよ、愛には伴う痛みが、ありそうです。
石(結石)と絡めたタイトルが、
突拍子もない感じで斬新かと。(*^^)v
 

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