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↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。

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・モリ(熊谷守一): 山崎努☆
・妻: 樹木希林☆        
(この夫婦を見ているだけで、観た〜!という満足感あり☆)
 
気になる画家:熊谷守一さんが、映画になるなんて!\(^o^)/
とても楽しみにしていました!
と言っても、作品は、熟年期のたった一日のこと…(短いナ)
と言っても、この一日には、
何十年もの人生を、うまく凝縮したような味わいが…(濃いナ)
と言っても、事実は異なる部分あり、
フィクションとして観てねーだそうですョ。(^^)/
 
冒頭には、ナント!『危険なふたり』(by沢田研二)のくちずさみ♪
(ココも時代のズレはあるが、希林さんの「ジュリ〜」を期待してしまう(^^♪
 
▼〜▼ ほぼ雑談です。
▼▼▼
 
画家が、どういう人生を送ったのかーを知るよりも
画家の作品を見るほうがよいーともいわれますが
やはり、どんな人生を送って、その作品ができたのかは
気になります。(^^♪
 
熊谷さんの作品で、最初に知ったのが
絵画『ヤキバノカエリ』だったか…
そのときに、子供を3人(全部で5人いた)亡くした画家本人は
100歳近くまで長生きした、ということを知り
人の命のままならなさetc,etc,を感じ、印象に残った画家となりました。
 
ひっきりなしに来る来客は、高名な熊谷守一画伯への尊敬から。
 
家事の傍ら、接客に応じる妻をよそに
マイペースに庭を散策する画家は、自分の世界に没頭する。
 
洗濯物干し・炊事・食事ー妻の生活感が、生生しくていい。
カレーうどんが、うまくすくえないモリは
「カレーとうどんを一緒にするな」と、ついにはボヤきますが
準備した妻は、「はい」 とは返事しない…(汗)。
(割りばしだとすべりにくいナ…)
 
この夫婦の絶妙な関係は、希林さんの魅力によるものと思いますが
力の押し引きと言うか、力のかけ方と抜け方というか
素晴らしいとしか、言えない!\(^o^)/
要するに、キレイ事なおしどり夫婦でもないの。
でも、それがある意味、本物のおしどり夫婦なのかナ…
 
取材で撮られた夫婦の写真を見て、妻は
「仲良さそうに、撮ろうとするんだから…」と言うあたり。
仲良いだけじゃないのに、その部分だけ切り取られても、こそばゆい?
妻の写真に、毒(正直?)を吐いてしまうモリも、モリなんだが…(^^♪
 
けれど 「この庭は、あの人のすべてだから」――
なんのかんの言いながら、妻が、夫モリを大切にしているのが
観ていて、幸せな気持ちになります。
 
90歳も過ぎたモリが、まだ生きたいと言ったとき
「ま〜だ生きるんですか?」と言った妻。
希林さんの、漫才のようなボケツッコミですが、その後
早くに亡くなった、子供のコトに触れる……
(↑たった一日の物語でも、コレは必ず触れてほしかったこと)
 
日々、何かに追われて、忙しくしていても
親は、子供のこと、特に亡くなった子のことを思わない日はないと思う。
悲しみは忘れたり、乗り越えたりするものだとしても
子供は、自分の心と一体化して、いつもソコにあるもの。
 
個人的には、彼の作品を見るときには、
そのことを知っていてほしい、と思うのです。(勝手ながら)
それほどの印象を、『ヤキバノカエリ』と言う作品は
私に、強く刻みました。
 
ここでは、ソレ以上の踏み込みはなかったけれど
妻は、モリが、もっと積極的に絵を描いて、収入が安定していたなら
子供は死なずに済んだかも…という気持ちが
「ま〜だ生きるんですか?」と、突き放した言い方になったのかも……?
 
けれど 「この庭は、あの人のすべてだから」と言ったときの
妻=希林さんの表情が、胸を打つ。
慈しみに、あふれていた。
なんのかんの言いながら、妻は、夫:モリを大切に思いながら
ともに、生きてきたんだね……(この夫婦に感極まって、何も言えない…)
 
さて 
モリに、子供の絵を見せにきた人への言葉がいい。
「下手も絵のうち」
上手だとその先がないが、下手はのびしろがある?(^^♪
褒められた感じは、ありませんが(汗)
モリ画伯に、評価を求めるのも、そもそもどうかナ…(汗)
 
▼▼▼
 
モリ画伯について、生い立ちからでなく
老年期のとある一日を、ユーモラスに見せてくれたのはよかった。
 
最後には、ファンタジーもあったが、
不思議な老画伯:モリには、違和感もなかった。
マイペースで利かせてきたモリが、最後に来て
妻をいたわることを言うのも、優しさが、じんと来てイイ。(^^)/
 
 
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