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東京・谷中でアンティークきもの店「ひめまつ屋」を営む栞(しおり)。きものを求めるお客ばかりでなく、ご近所さんもふらりと訪れては腰を落ち着ける、小さなこの店に、ある日、父とそっくりの声をした男性客がやってくる。その人は、栞の心のなかで次第に存在感を増していき―― 人を大切に思う気持ち、日々の細やかな暮らしが、東京・下町の季節の移ろいとともに描き出される、きらめくような物語。 小川糸さんのデビュー作「食堂かたつむり」に続く2作目の作品です。 タイトルの「喋々喃々」(ちょうちょうなんなん)とは、男女がうちとけて小声で楽しげに語りあう様子のこと。 谷中が舞台の穏やかでほんわりとしていて、切ない恋の物語です。 小川糸さんの描く世界って好きだなあ。心がほっこりするんですよね。 そして、日々を丁寧にいとおしみながら暮らしたくなります。 1年という時間の流れの中でそれぞれの季節の楽しみ方がとっても素敵で 「日本っていいな。日本人に生まれて良かった。」と読後しばらく余韻に浸っていました。 おいしそうな食べ物も「食堂かたつむり」同様たくさん登場しました。
今回は実在するお店の料理やお菓子も多数盛り込まれていて、ガイドブックのような楽しさも。 本を片手に谷中を散歩したくなります♪ また行きたいお店が増えたので、行きたくてうずうずです(笑) |

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