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一昨日、地元国立大の教授・石井慶造による「市民講座」がありました。
会場前で抗議のビラまきを行い、中に入ることもできました。(なんと講師の真ん前)
前日あまり眠れなかったのと、早朝から別の闘争が有り、ちょっと寝てしまいましたが報告です。
放射能の話をしているのにCTやPETに話が飛び、専門用語で煙に巻く場面がありました。
講師の主張は次のようなものです。
*福島第1原発の爆発の後、風は海に向かって吹いたから良かった。神風かも。
*地面に降った放射性物質は土壌に含まれる粘土成分に吸着するため、作物が根から吸うことはない。
*その土を遠心分離して放射性物質だけ取り出せばいい。
*たとえ、それが浪江町だったとしても、線量が高いので農作業はできないが、育った作物は粘土のおかげで安全。
*とにかく野菜は安全。
*仙台はもう安全。
*農家が「後生大事に」持っていた稲わらを食べさせたから、牛肉のセシウム問題が起きた。
*自分は専門家ではないからわからないが、いろいろな意見を紹介しているだけ。
*その中には「200ミリsvまで大丈夫」という意見もある。
…。
えーと、疑問だらけです。
仮に野菜が安全だとして、肉や魚はどうなるのでしょうか。
食物連鎖や、それに伴う濃縮があることは、過去の公害病の事例から言ってもわかります。
小学校で習うことです。
海に向かって風が吹いたなら、尚更魚は問題になります。
「遠心分離」と言いますが、東北・関東(特に福島)の土を全部遠心分離するのでしょうか?
その結果「残る」放射性物質の処分は、どう考えているのでしょうか?
仙台さえ「安全」ならいいというものではありません。
しかも講師は福島市の「放射線アドバイザー」です。
そもそも福島第1の爆発直後の風は仙台に向かって吹きました。
しかも「仙台はもう安全」の「根拠」は地面すれすれの線量ではありません。
子どもは砂や土や落ち葉にまみれて遊びます。
転んで怪我もします。
口や傷口から砂や土が入ります。
農家の方は、いつも通りに稲わらを保管していただけです。
それを「後生大事に」とはバカにしているのでしょうか?
「専門家ではない」などと言って逃げるのなら出てこないでください。
集まっている人達は真剣なんです。
保育園や小学校で給食を食べさせるか、牛乳は飲ませていいのか…と悩む親御さんたち。
震災後降った雨水を家庭菜園に使ってしまったけれど大丈夫なのかと悩む人。
「専門家」と称する人間のばらばらな意見に迷う人。…etc
会場からはたくさんの質問が出て、打ち切ろうとする司会に「あんたは閉会の挨拶のことを考えているんだろうけど、あと7分あるんだから応えろ」と言った人には拍手が起きました。
また、閉会後、講師に駆け寄って質問する人達もいました。
「粘土が救う」ってなんですか?!
魚や肉も粘土が救ってくれるとでも?
それとも「専門外だから」と言うのでしょうか?
プルトニウムに一切触れていなかったことも気になりました。
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