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年末恒例の今年一年を象徴する漢字一字は「命」に決まり、これも例年通り清水寺管主が墨痕淋漓と見事に巨筆で描き上げた。その解説には秋篠宮家男子誕生の慶事が筆頭に上げられてはいるものの、総体には一年を振り返り、「命」にかかる印象としては殺人、自殺の暗い事件が、重々しく連想される。特に親殺し子殺しの陰惨な事件の続発や、これ又苛めから来る子供達の相次ぐ自殺等、あたかも伝染病の如く全国的に蔓延し、新聞紙上やTV報道では、一件消えぬ間に次の一件が発生する、過去に例のない多発続発の一年だった。 |
無題
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「パープルサンガ」ご存知京都をフランチャイズとするサッカーJリーグのチーム名である。このネーミングの由来を私は聞いたわけではないが、我々には直ぐ察しがつく。「山紫水明」京都の自然の美しさを表現したこの言葉こそ、恐らくその出所であろうと思う。残念ながら今シーズンも成績振るわず、J1からの降格が決まった。スポーツ欄でどうしてもこのチームの成績が気になるのは、やはり郷土愛というものか。来シーズンは頑張って是非とも復活して欲しいものだ。しかしこのネーミングは実によく出来ていると思う。 |
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東山高台寺の下の道を清水の方へ向かうとき、道は一旦左へ折れ二年坂三年坂へと続く。その左折する道の正面に、大きな門構えとその門内を、邸宅へ導く上がり勾配の道が外部からでも望まれる。そもそもその屋敷は明治から昭和にかけ、横山大観、川合玉堂等と並んで日本画画壇の頂点を極めた、竹内栖鳳画伯の旧居であることは、門の傍らに市が立てた石標にも刻まれている。内部は現在イタリーレストランに改装され、京都人の間では一寸した評判で、セレブの集いや屋敷を借り切っての結婚披露パーティーも盛んな様である。 |
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日本国宝第一号と言われる広隆寺の弥勒さんをもう一度どうしても拝んでおきたかった。因みに私がビジネスで繰り返し中国を訪問し、永年そこで見続けてきた中国の国宝第一号は、北京故宮の天安門である。繊細と壮大日中二つのお国柄を象徴している様に思える。ただ私の全く個人的感覚から申せば、今は日本の秘蔵品(国宝)となっているが、中国南宋の陶磁器、建窯曜変天目茶碗三点の方が、天安門より遙かに美術的価値は高いと思う。勿論中国もこの門が、新生中国生誕の歴史的記念価値から、その様に指定したのだろう。 |
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“かにかくに 祇園は恋し 寝るときも 枕の下を 水の流るる” |


