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福島第一原発、日米の専門家が「放射能放出は何ヶ月も続く」
ニューヨークタイムズ紙が13日付で
日本とアメリカの専門家によると、福島第一原発の事故による放射線物質を含む蒸気の放出は、今後、数週間から数ヶ月は続く可能性があるという見解を示した。
福島第一原発では、2基の原子炉の炉心が完全に炉心溶融を起こしている。日本の政府関係者は、2基の原子炉の炉心溶融を「部分的なもの」と説明し、施設の外で測定したという放射線量も低い値を報告している。しかし、アメリカ国防総省の職員によると、原発から60マイル(96.6km)も離れた場所の上空を飛行していた軍のヘリコプターから、放射性物質であるセシウム137とヨウ素121を検出した。
第二次世界大戦の最後の数日に、連続して核爆弾を落とされた恐怖が国民と国とに重くのしかかっている日本では、政府は国民に対して「これから数ヶ月も放射性物質を排出し続けることになる」という衝撃的な報告は言いにくいだろう。
しかし、現在、日本の技術者には選択肢はほとんどない。ダメージを受けた炉心は、海水などで冷やし続けなければならず、その間、放射線物質を含む蒸気を大気中へと排出し続けなければならない。これは、1年以上も続くかもしれない。この期間、避難している何万もの人たちは自宅に帰ることはできないし、内陸に向かって風が吹けば放射線物質は都市部へと運ばれる。
Internal Exposure
食物や空気中に含まれる放射性物質を体内に取り込み、それから発せられる放射線を体内で受けることを内部被曝または体内被曝という。一方、体外に存在する放射性物質やX線発生装置などから放射線を受けることを外部被曝または体外被曝という。外部(体外)被曝は放射線を受けているときに限られるが、内部(体内)被曝は放射性物質が体内にある限り続く。γ線やX線は物質透過性が高く、外部(体外)被曝によって体内の深部にある細胞にも影響を与えうるため、外部(体外)被曝に注意する必要がある。β線は皮膚表面近くで吸収されるため、外部(体外)被曝でも皮膚への被曝として取り扱われる。一方、α線は飛程が短く、直接皮膚と接触させなければ、外部(体外)被曝による影響を受けることはほとんどないが、体内に取り込まれた場合には周辺の細胞に莫大なエネルギーを与えるため、内部(体内)被曝の影響は極めて大きい。(2007.3.15 掲載)
http://www.pharm.or.jp/dictionary/wiki.cgi?%E5%86%85%E9%83%A8%E8%A2%AB%E6%9B%9D
回は、ものすごく広範囲にヨウ素131とセシウム137が拡散したから、土壌や水質の汚染に関しては、半減期が30年もあるセシウム137が問題になる。簡単に言えば、今回の事故で汚染された土壌では、今後、最低でも30年は農作物を作ることができない。もちろん、これは、今すぐに原発のダダ漏れが止まった場合の話であって、現在も高濃度の放射性物質が漏れ続けてて、未だに止める手立てもない状態なんだから、この先、もっと酷くなることは確実だろう。
福島第一原発の事故が発生してから、来る日も来る日も記者会見を行なってる東京電力と原子力安全保安院だけど、未だにまったく報告しないのが、何よりも恐ろしいプルトニウムについてだ。ご存知のように、ボロボロのメチャクチャに壊れてる3号機は、他の原子炉と違って、ウランにプルトニウムを混ぜた「MOX燃料」を使ってるプルサーマルだ。つまり、3号機の原子炉から燃料が漏れてたとしたら、プルトニウムも拡散してることになる。
3号機から立ち上る白煙を「使用済み核燃料のプールからの水蒸気」だと言い張ってきた東京電力と保安院だけど、黒煙に関しては「原因不明」とのたまった。しかし、地震が起こった時、3号機は稼動中だったんだから、建屋の中に可燃物は何も置かれてなかった。可燃物が何もない上に、建屋がふっ飛ぶほどの大爆発を起こしてるんだから、黒煙を上げながら燃えるものなんて何もないはずだ。それなのに、ずっと黒煙が立ち上ってる上に、足もとに溜まってる水は通常の1万倍もの放射線の値を示してるんだから、小学生が考えたって原子炉が破損して燃料の一部が漏れ出してることくらい想像がつくだろう。そして、もしもそうだったとしたら、プルトニウムが漏れてるってことになる。
プルトニウムと言えば、「地球上でもっとも毒性の強い物質」で、長崎に落とされた原爆に使われてたことでもおなじみだ。原爆が爆発したあとに降って来た「死の灰」には、大量のプルトニウムが混じってて、爆発の被害を逃れた多くの人たちも、その「死の灰」を吸い込んだことによって、プルトニウムによる内部被曝の犠牲になった。ヨウ素131の半減期は8日、セシウム137の半減期は30年プルトニウムの半減期はこんなもんじゃない。なんと、2万4000年なのだ。
体内にプルトニウムが入ったら、半永久的に肺の中で放射線を出し続けて、血液によって全身へ運ばれて、肝臓、骨、リンパ節などに蓄積されて、体外にはほとんど排出されない。長崎の原爆で「死の灰」を吸い込んで内部被曝した人の中には、60年を過ぎても体内のプルトニウムが放射線を出し続けてた例もある。そして、その人が亡くなったあとも、周囲に放射線を出し続ける。そして、半減期は2万4000年だから、もしも土壌を汚染してたら、そのエリアは完全にアウトだ。わたしたちが生きてる間どころか、遥か未来の彼方まで、人間はその土地で暮らすことはできなくなる。
数日前の会見で、記者から「3号機からはプルトニウムが漏れてるのでは?」と質問された東京電力の担当者は、奥歯にモノのはさまったような顔をして「計測できていません」と繰り返すだけで、漏洩の可能性すら認めようとしなかった。ヨウ素131やセシウム137に関しては、次々と計測値を発表してるのに、記者から質問されなければ、プルトニウムの「プ」の字も口にしなかった。六ヶ所村の核燃料リサイクル施設で、これからプルトニウムを混ぜた「MOX燃料」を大量生産して、全国の原発を次々とプルサーマル化してこうって時だから、これほどの大事故を起こしても、あくまでも漏れたのはヨウ素131とセシウム137だけで、プルトニウムは漏れなかったことにしときたいんだろう。だけど、たった0.00005ミリグラムでも体内に入ったら命取りになる、せめてもの自己防衛手段としてこれから死ぬまで、飲み物や食べ物だけには気をつけてほしい。
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はじめまして。衝撃的な記事で先行き真っ暗になりました。転載させてください。
2011/4/8(金) 午前 5:48
お久しぶりです。
今を生きる私たちある巨大でどうしようもない絶望しかないのですね。
飲み物、食べ物とか色々と注意します
2011/4/8(金) 午前 8:15 [ 夢旅人 ]