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ミツバチが消える
−ネオ・ニコチノイド農薬の恐ろしさ−
人口減は、この農薬にあるのではないか?
「ミツバチの失踪」ニュースは未だ記憶に新しい。それに「ネオ・ニコチノイド」が原因していることを世界が警告し、使用禁止をしている国があるが、日本では規制された話は聞かない。
日本の男性の精子数が、戦前の1/5に減少していると指摘している方がいる。最近の男性を草食系と悪口を言うが、もしかしたらこの農薬のお蔭で、男性の性欲意欲を減退させ、結婚意欲を奪っている可能性すら有り得る話だ。
もし、人口減がこの農薬が原因していると分かれば、直ちに使用禁止すれば、人口は復活する可能性がある。
今世紀の日本の最大の課題は、人口の減少ではないか。国を挙げて、直ちに解明して頂きたい。
下記の記事は、JOYヒーリングの中西研二さんと、船瀬俊介氏の衝撃的な対談内容を転載させていただきました。ミツバチの神経を侵す農薬が、人間に与える影響は甚大であると考えるのが普通である。
長文だが、読めば読むほど恐ろしい内容である!
■世界中で起こったミツバチの大量死
中西 最近突然ミツバチがいなくなって農業が大きな打撃を受けているというニュースを聞きますが、船瀬さんはその最大の要因が新農薬『ネオニコチノイド」にあると告発した本(「悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」』三五館)を出されていますね。「ネオニコチノイド」という言葉は、今まで聞いたことがありませんが…。
船瀬 私は地球環境問題に関してあらゆる情報にアンテナを張っているんですが、その私も知りませんでしたからね。ちょうど今朝の新聞(2010年4月26日付け東京新聞)にこのことを扱った記事が出まして、メディアがこのように報道するのは初めてじゃないでしょうか。
この問題は岩手県の養蜂家で「日本在来種みつばちの会」の会長である藤原誠太さんが強く訴えていたのです。藤原さんの養蜂場のミツバチが2005年に大量死したんですよ。調べてみると2〜4km先の田んぼでこの新農薬を使用していたんです。いままでの有機リン系の農薬の影響範囲は半径100mくらいでしたので信じがたい影響力です。世界的にみても、2006年にはわずか半年間で北米の四分の一のミツバチが死滅しました。また同じ年に、農業大国フランスでも最高裁が「ネオニコチノイド系殺虫剤がミツバチ死滅の真犯人」と認め、全面禁止を決定しています。
中西 世界ではそこまではっきりしているのに、日本ではまったく話題にならないのが不思議ですね。この本によると、日本は「ネオニコチノイド」の大量消費国なんですね。
船瀬 基準値の規制がゆるいんですよ。有機リン系農薬の毒性についてはすでに広く知られていますから、ネオニコチノイド系はあえて意図的に水面下で広めていったとしか思えません。商品名は別の名前にして販売しているわけだから農家の人も知らない。ましてや消費者は知るすべもない。だから行政も重大視していなかったんじゃないですか。気がついた時点でほとんど広まってしまっていた。特に2000年代に入ってからのデータが非常に少ないところをみると、極めて神経質に隠されてきたと言えます。ということは、それだけ毒性が強いということですよ。
残留基準も、お茶はEUの500倍、果物は50倍も高い数値です。日本の作物をEU並みの基準まで下げたらどれも基準値を超えているんで、まったく出荷できないことになってしまいますからね。
■神経をおかされ、心が壊される
中西 環境指標生物(環境の変化を真っ先に感知する生物)のミツバチに変化が起きたということは、当然人体へも影響がありますね。
船瀬 有機リン系もネオニコチノイド系もどちらも神経毒性により神経系がおかされてしまう農薬です。ただ有機リン系は攻撃的に、ネオニコチノイド系はネガティブに神経に作用するという違いがあります。
中西 ネオニコチノイド系はマイナス思考に向かうんですね。
船瀬 だからハチは帰巣本能が抑制されて巣に帰れなくなって迷子になって餓死してしまう。その毒性が人間の体内に入ると不安、抑うつ、ノイローゼ、自殺願望、引きこもりなどの症状があらわれてくるのではないかと言われています。最近、うつ病患者が増えているでしょう?それに引きこもりが約160万人、登校拒否は30年間で8倍に、虐待は右肩上がりに増加しています。一言でいえば日本人の心が壊れているんですよ。心が壊れた状態を一つの原因で特定できませんが、このネオニコチノイドも大きな要因の一つであることには間違いないんじゃないですか。
さらに注目したいのは神経毒性だけじゃないということです。ラットの実験では生まれた子どもの体重が半分、さらに流産が2・5倍に増えている。胎児毒性があるんですよ。さらに怖いのは土壌にいるミミズの精子に奇形が生じていることです。遺伝子の基本構造は種を超えて共通するので人間にも同じことが起こると思われます。不妊症の大きな引き金になることは間違いないですよ。
■人類は「終わりのないエレベーター」に乗った?
中西 聞けば聞くほど怖い農薬ですけど、どうして今までの有機リン系の農薬からこのネオニコチノイド系に主流が変わってきたのですか?
船瀬 理由の一つに害虫が有機リン系農薬の耐性をつけてきて効かなくなったということがあります。
レイチェル・カーソン女史が1964年に発表した『沈黙の春』(新潮社)という農薬の危険性を告発した世界的名著があります。女史はその中でこの現象を「終わりのないエレベーター」と表現しています。つまり、あらゆる害虫、病原菌はDNAを変化させ耐性を獲得してしまうというのです。農薬耐性を獲得すると毒性が効かなくなる。するとさらに毒性の強い新しい農薬を作らなければならなくなる。つい最近まで農薬の主役を果たしてきた有機リン系農薬にも耐性を持った害虫、病原菌が現れてきたのです。
そこでネクスト・ステージとして新しい農薬の開発が急がれたんですよ。それがネオニコチノイドだったのです。こういう状況を農薬ジレンマというのです。永遠のエンドレスです。昔はそんな昆虫は数種類しか確認されていなかったのに、今や数千種類もが農薬耐性を持つようになってしまった。同じようなことが結核菌など医療の現場でも起きています。
中西 どこかでそのエンドレスに終止符を打たないといけませんね。
船瀬 今、われわれはその岐路に立たされているということですね。
■拡散するネオニコチノイドは原爆級?
船瀬 先の藤原さんが「これまでの農薬は手榴弾でネオニコチノイドは原爆だ」と言っていました。風の吹き加減によっては10㎞くらいまで被害が拡大する。今までの農薬はせいぜい数百mでした。理由の一つは水溶性農薬だからです。空気中の水蒸気によって広がるから果てしなく拡散していく。地下に入れば地下水に運ばれ広範囲に広がる。いままでの農薬は作物の外側に付着させていたので洗い落とせたけど、このネオニコチノイドは、根から水と一緒に作物の中に入り込むのでいくら洗ってもダメなんですよ。
中西 それを食べれば、当然体の中に入ってきますね。
船瀬 アインシュタインの言葉に「ミツバチが消滅した4年後に人類が消滅する」というのがあります。
地上の多くの植物はミツバチの受粉で成り立っていますので、当然、作物にも多くの種類が依存しています。それができなくなったら農業が壊滅的に崩壊するわけです。あるデータでは、ミツバチがいなくなったら人類が30兆〜50兆円の被害を受けると報告しています。農業のための農薬が農業を死滅させるんですよ。自給率の低い日本は特に大変なことになります。まさにカーソン女史の『沈黙の春』が現実化しているんです。これはもう人類にとって危機的な状況といっていいでしょう。
でもメディアはこのことを全然取り上げない。いろいろな利権がうずまくこの社会システムでは真の報道は隠蔽され、人々に伝わらないようにできているのです。それでも真実を伝えていかなければと思うのです。
■すべての農薬をやめ、やがてミツバチが戻る緑の土地へ…
中西 確かにそうですね。われわれは草の根運動のように真実を表に出していく必要がありますね。こういう状況の中で、私たちがこれから向かうべきビジョンをどのように描いたらいいのでしょうか?
船瀬 農薬をすべてやめる農業に切り替えていく決断をするのです。
JASマークで有名な「オーガニック認証」があります。3年以上農薬を使っていないなどの厳しい条件をクリアした作物につけられるものです。厳しくなくちゃ困るけど、これは書類などの作成が大変で普通の農家にとっては負担になるのです。
そこで「有機栽培ミツバチ認証」というのを藤原さんは提案しているんですよ。認証の仕方はとても簡単なんです。畑にミツバチが飛んでいたらその畑は安全だ、有機栽培をやっているということですから…。ミツバチは環境指標生物ですからね。このミツバチ認証を制度化さえすれば、あとはミツバチが飛んでいるかどうかを確認すればいいだけなんです。
そうやって、農家に無駄な負担をかけずにどんどん自然農業を増やしていくのです。すべての農薬をやめ、自然農業に戻ることです。
私は完全無農薬のお茶を取り寄せています。日本茶は特にネオニコチノイドの汚染が進んでいます。お茶は農薬に依存しなければならないほど栽培が難しいのでしょうが、それでも完全無農薬の茶畑が日本に50くらいはあるんでしょう。りんごも完全無農薬を成功させています。自然農業は決して不可能ではないんです。
確かに農薬を一切やめ、土を自然の状態に戻したら最初の3年間くらいは壊滅的な被害を受けると思います。しかし、その間に土地は免疫力をつけ強い土に育つのです。そしてやがて緑生い茂る土地に生まれ変わります。
1978年にアメリカ・コーネル大で、「全世界が農薬を全廃したら農業にどれくらいの影響がでるか」というシミュレーションをしていたんです。この時の結果は、生産量はカロリーベースで4%のマイナスにとどまると出たんです。
また、農薬メーカーがネオニコチノイドと天敵農法(農薬に頼らず天敵生物によって害虫を駆除する自然農法の代表的手法)の効果を比較する実験を行ったのです。結果は天敵農法のほうがはるかに効果があったのです。面白いでしょ? 農薬メーカーが作ったデータではっきりと農薬はいらないと言っているわけですから…(笑)。
農薬をやめることによるプラスの影響は計り知れません。作物だけでなく土壌、大気、水質汚染がなくなる。すなわち安全な自然が戻ってきます。そうすると人体ばかりではなく地球上のすべての生命の汚染がなくなる。コスト面でいえば、農薬や化学肥料を使わないで低コストでできる。さらに素晴らしいことに、農薬を使った野菜に比べてビタミン、ミネラルなどの栄養価が高く、風味もおいしくなります。人類にとって最高のプラスアルファですよ。
中西 結局、利益追求型で全部ダメにしたんですね。いままで自然農法をされている方々とたくさんお会いしましたが、いま人類は選択の余地のないところまできていますね。この危機的状況がむしろ次のステージでは、本来の地球の姿に戻っていくのではないかという予感もします。
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船瀬俊介(ふなせ・しゅんすけ)●1950年、福岡県田川郡添田町に生まれる。1969年、田川高校卒業後、九州大学理学部に進学。1970年、同大学を中退して、71年早稲田大学第一文学部に入学。同大学在学中は、早大生協の消費者担当の組織部員として活躍。学生常務理事として生協経営にも参加した。約2年半の生協活動ののち、日米学生会議の日本代表として訪米。ラルフ・ネーダー氏のグループや米消費者同盟(CU)等を歴訪。1975年、同学部社会学科卒業。日本消費者連盟に出版・編集スタッフとして参加。1986年の独立後は消費者・環境問題を中心に評論・執筆・講演活動を行い現在に至る。この間、1990年にラルフ・ネーダー氏らの招待で渡米。多彩な市民・環境団体と交流を深めている。
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読み応えありました。
今の若い男性に活力がないように思うのは、小生らだけではなく、若い女性もそのように感じているようです。
女性のそう思われては、子供も増えませんよね!
いずれにしても人口減は深刻ですから、小生らが死んだ後、どんな日本になって行くのか心配です。
2013/11/5(火) 午後 6:12 [ 行雲流水 ]
行雲さん
不妊症の原因は、昔は女性側に多かったと言われていますが、今は男性側の精子数減少にあると言われています。
私は、人間の体を活性化させる方法を知っていますので、子供に恵まれない方に勧めています。
とにかく、戦後60年間で起こっていることですから、それ以前と今の違いを分析すれば、分かると思うのですが…
2013/11/6(水) 午前 9:05 [ 夕日の丘 ]