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10月15日、NHKの“クローズアップ現代”で
「新情報革命が、企業経営を激変」
と言うビックリする題名の番組があり、「何だろう」と言う思いでTVを見入った。
この時、初めて私は『クラウド』と言う言葉を知った。
TVを見た方もいるかと思うが、大量の情報を瞬時に処理してしまうスピードの速さ、
自分が欲しいなと思っているデータを、欲しい時に簡単に引き出し、
的確な判断する手立てに使えるという意味で、
日常生活だけでなく、企業経営にも重大な影響が出そうだなと思った。
英語の『クラウド』は日本語では“雲”と言う意味である。
我々はパソコンを使う時にアプリケーションソフトウエアがないと、
表計算やワープロを使う事が出来ない。
だが、ソフトをインストールしなくとも、又、データをPCに保存せずに,
全てインターネットで接続された“雲”で、即ちスーパーコンピューターの中で処理し、
自分のPCや携帯電話のディスプレイに、結果を表示するやり方を
『クラウド』と言う。
従来は、各企業、部門、個人等が独自にソフトウエアやシステムを開発して
情報処理していたが、それを大型のスーパーコンピューター“雲”に任せて、
各自は“雲”にデータを送るだけで済むから、従来組織も変えてしまう。
極端に言うと端末機は、キーボードとディスプレイがあればよい。
開発費の代わりに“雲”の利用料はかかるが、
手元のパソコンで一番高価なデスクトップは不要となる。
この様に、ハード、ソフトは現在より大幅な削減が可能で、
それに関わる専門家やパソコンに関わる時間も削減出来て、
常に重要な情報がタイムリーに取得できる為、導入メリットは大きい。
しかし問題も多い。情報が集中し高度化され、
意思決定の正確性と速さが重要になる為、
『クラウド』に依存する度合いが増え、気が付かないうちに依存中毒症に陥り、
人間性を壊す可能性もある、とNHKは指摘していた。
又、単一的なデータ管理になるので、社会の全てのデータ、
銀行、企業、医療、行政、個人等のデータが全て掌握されてしまう為、
ハッカー等に攻撃されたり、“雲”そのものが破壊されてしまうと、
大混乱が起こる可能性も考えられる。
現在はセールスホース社とグーグル社が提携して、かなり急速度に利用拡大され、
又「マイクロソフト社」も準備を整えているが、
情報集中し過ぎると社会リスクが増える、
その限界が何処にあるのか、それが問題となる。
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