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「遊ぼう」っというと 「遊ぼう」っていう。
「馬鹿」っていうと 「馬鹿」っていう。
「もう遊ばない」っていうと 「もう遊ばない」っという。
そして、あとで さみしくなって、
「ごめんね」っていうと 「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。
これは、明治36年山口県に生まれた、金子みすずの詩である。
この詩で、
「こだまでしょうか」という呼び掛けに
「いいえ、誰でも」と答えた最後の一文。
投げ掛けられた言葉や思いに反応するのは
「こだま」だけではなく、万人の心そのものと、
金子みすずは言っているのです。
この詩を読んだ時、
被災された多くの方々が味わった、悲しみや辛い思いを
単なる「こだま」の自分でいられるでしょうか!
私が受けていたかも知れない痛みや苦しみを
代わりに受けてくれている人がいる、
仏教に「代受苦者」という言葉がある。
金子みすずの詩を読んで、
本当であれば、自分が受けていたかも知れない
痛みや悲しみを東日本の方々が代わりに受けてくれた。
この詩は金子みすず記念館の矢崎節夫館長が
「致知」と言う雑誌で紹介してくれたものである。
「いいえ、誰でも」
地震は日本の何処で起こっても不思議ではないだけに、
この言葉は、私にとって衝撃の言葉であった。
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