夕日の丘から

水は振動しながら、曲がりたがる。だから、水を閉じ込めたりしてストレスを与えると、劣化してものを腐らせる。

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最近、時々テレビにも出て、原子力の危険性を訴えている小出裕章氏の
(京都大学原子炉実験所:助教)「原発のウソ」と言う本を読んだ。



その中で、大量被曝を受けるとどうなるか、小出氏が紹介していたので、私見も含めて紹介したい。



ストレステストを唐突に言い出した菅総理。日本のエネルギー対策をど  うするのか、原発を抱えている県と国がギクシャクしているのはご存知の通りである。



日本人は世界で初めて原爆を落とされた国だけに、放射能という言葉には異常なくらいアレルギー反応を示す方も多い。一方、放射線が全くゼロならば、地球上には何も生物は存在できず、微弱放射線はむしろ有用であると説く学者も多い。



今回の福島原発では、日夜最先端の現場で多くの人間が懸命に放射能汚染を防ぐ為に自分の命をかけて働いている方々がいる。どのくらい危険なことなのか、過去の事例をもって説明しよう。



1999年9月、茨城県東海村の臨界事故、いわゆる核分裂連鎖反応が連続して起き、中性子線、ガンマー線が大量に放出されて二人の作業員、大内久さん(35歳)と篠原理人(40歳)の二人が被曝し、二人共命を落とした事故を覚えていると思う。



この二人は、直ぐ病院に搬送されたが、大量の放射線を浴びていた為、受け容れてくれる病院がなく、結局東大病院に運び込まれた。運びこまれた時は元気で、看護師さんとも元気におしゃべりが出来る状態だったと言う。



強いて言うと、大内さんは被曝を受けた直後、日に焼けた様に少し赤かった以外は全く普通であった。普通の日焼けは日が経つと元の皮膚の色に戻るが、大内さんは段々全身が焼けただれ、体液が出て包帯がジュクジュク状態になって行った。



やけどは表面の皮膚だけではなく、内側の肉も骨も内臓も全部に及んでいた。つまり、大量の放射線を浴びると、人間の全ての細胞は再生されず下血を繰り返す。医学会が総力を上げたが、大内さんは意識不明のまま83日間で力尽きたと言う。



後に解剖した医師がメスを入れたところ、聞いたことがない音がしたという。顕微鏡で見ると染色体が繋がらず個々に黒い物資になっていたと言う。全ての細胞が切れた状態でバラバラの砂粒状態だったのであろう。



人間の身体には8,000兆の微生物が元素転換によって血と肉と骨を代謝して作っているが、大量の放射線を浴びると、この全ての微生物が死んでしまい、代謝機能が働かなくなる。つまり生命活動がなくなってしまったのではないか。



人間は2シーベルトの被曝で死ぬ人が出始め、4シーベルトで二人に1人が死に、8シーベルトだと全員が死ぬそうである。大内さんは18、篠原さんは10シーベルト受けたと言われているので、助かる見込みはなかったのである。



今回の話は大量に放射線を浴びた例を紹介したが、冒頭話したとおり、微弱の放射線がなければ地球上の生物の存在はないと言われている。ただ放射線を恐れるのではなく、何事も程度があり、正しい知識を身につけることが大切ではないでしょうか!



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