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→宙太「三日月君―!!どこまで僕の邪魔する気なんだい!さっさと離して…ってアレ?なんでそんなに眉間にしわ寄せてるのかな;」
マサル「これ…2週間前にも再度目を通しておいて下さいとお願いしておいた書類っすよね?生徒会と風紀委員会の合同会議の書類で確か明日提出期限のはずでしたが、なんでこのチョコの山に埋もれてるんでしょうかね、会長…」
宙太「はは…まったくどうしたらこんなとこに2週間前の書類がおちてるのかな〜おかしいな〜不思議だよねホントw」
小次郎「もう会長は!言い訳しないで副会長に素直に謝ったほうがいいよ!」
ゲンジロウ「そうやで!この人怒らすとまた面倒なことになるだけやで!」
マサル「その1、オレに取り調べっぽくされながら書類に目を通す。その2、風紀委員長さんに法廷の証人に対する尋問っぽくされながら書類に目を通す。その3、だまって大人しくひとりで居残って書類に目を通す。さあ選ぶならどれ? 3、2、1、はい。」
宙太「なんで3以外の選択肢が最悪なものばかりなんだい!!」
左京「取り調べに尋問って…いつからここは法的機関になったんだよ;」
右京「僕は会長に尋問なんてゴメンだよ、弁護士じゃないしね。」
マサル「じゃ、決まらないみたいなんで、フルコース決定、ということでいいんですか?」
宙太「それは断る!3だよ3!君と右京くんに側にいられたんじゃ落ち着いて書類なんか読んでられないよ!!!」
タケル「お二人さんが側にいたほうが仕事サクサク進めそうでいいじゃん会長。」
宙太「君たちは黙ってなさい!」
マサル「…分かりました。それでは会長、これをちゃんと明日までに片しておいてください。さあ、みんな帰るぞ。」
手に持っている大量のチョコをどうするのかは不明だが、それぞれ贈り物を抱えて生徒会室から王子様たちは会長をひとり残し退散していった。
星子「ねえ早苗さん?」
早苗「なに?」
星子「私達も帰っていいのかしら?」
早苗「だいじょうぶよ。さ、私達も行きましょうか星子さん。」
星子「ええ。…でもちょっと待ってて早苗さん。」
早苗「?」
星子は早苗に一度渡した箱から2個だけチョコを取り出すとティッシュに包んで、落ち込んで生徒会室の隅っこで泣いていた宙太の前に差し出した。
星子「はいどうぞ。会長さんがそんなにチョコが好きだとは知りませんでした。」
宙太「星子さん…。」
宙太は星子から受け取ったチョコを見てとても嬉しそうだ。星子もそんな風に素直に喜んでもらえたのでなんだか嬉しくなった。
星子「どうですか?」
宙太「...甘い、ね。」
星子「チョコなんだから甘くて当然ですよ。」
宙太「いや、そうなんだけどね。ははは。」
星子「それじゃ、私も帰ります。お仕事頑張って下さいね!」
宙太「ああ。気をつけて帰るんだよ2人とも。」
早苗のあとを追って星子は生徒会室から出て行く。宙太は静かになった生徒会室の椅子に腰をかけるとふふっと笑う。そして、ため息をつく。
結局僕たちが持ち主を探していた星子さんの本命チョコは早苗さんのものになって、僕やみんなに君がくれたチョコは義理だったけど、とても嬉しくて仕方なかったよ。今までで最高に幸せだと思えたバレンタイン…でも君は…いつか現れる本当の王子様の元に返さなければならない。だから、せめて今だけはこの幸せな思いに浸っていても構わないよね…と宙太はそっと心の中で呟くのだった。
ヤッタァァー!!!なんか本編ストーリーへの伏線くさい終わり方で突っ込みどころ満載の駄文でしたが、書き上げたーという達成感だけで大満足しております!!それにしても…星子さんの王子様は一体誰なんですかね?(一応決めてはいるものの悩んでたりする(-.-;))
読んでいただいたアナタは誰がいいと思いますか?(聞くなよ;)
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