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 菅内閣が船出した早々、なんと国家戦略担当大臣荒井聡さんの事務所費問題が急浮上しました。

 かつて松岡農水大臣が説明に窮して“ナントカ還元水"を持ち出した挙げ句に自殺したり、実家を主たる事務所として届けていた事を顔中バンソウコウを貼ってしどろもどろに説明した赤城農水大臣など、自民党政権下では各大臣が次々に辞めていく主たる原因になった、あの事務所費問題です。

 荒井大臣は菅総理の側近中の側近と言われる人です。
 今回の事務所費問題の対応次第ではV字回復した政権の支持率が再び急降下する危険性も孕んでいると思われます。

 菅内閣もその事は十分認識しているようです。

 対応のスピードは早く、仙石官房長官や細野幹事長代理などが次々に「調査した結果、全く問題はない」と発表していますし、菅総理もぶら下がりの会見で「問題は無いと認識している」と応え、この問題の決着を図っています。

 民主党の皆さんは口を揃えて「弁護士にも調査して貰ったが問題は無い」と言っていますが、私にはどうも納得しかねる今回の事務所費です。

 荒井大臣はどうやら友人の家を<事務所>として便宜上扱わせて貰っていたうようです。
 ですから、そこにきた手紙などは荒井氏の秘書を務めていた友人の娘が纏めて議員会館に持って来ていたかも知れませんが、「家賃」も払っていない事務所に、人件費だって友人は一銭も貰っていないと言っていますから(秘書は国費で賄っているでしょうしね)、一体、どんな事務所費がかかるというのでしょうか?

 2002年から2009年までの7年間に報告した事務所費の総額は4200万円ですよ。

 平均して年間600万円。

 月に割れば50万円。

 「主たる事務所」として届けている場所にかかる経費として政治資金収支報告書に掲載されている明細には家賃も人件費もないそうですから、一体、月50万円も何に使ったのでしょう?

 我々民間の人間からすると到底納得も出来ませんし、理解する事も出来ません。

 この問題に対して菅総理大臣を筆頭に民主党のお歴々はー「調査した結果、全く問題が無かった」と胸を張って主張しているからには、国民に対して領収書など添付して全ての使途明細を明らかにする義務があるでしょう。

 そうでなければ、『松岡農水大臣や赤城農水大臣らを追及していた時に正義の御旗を振りかざしていた民主党議員は、自分が政権についた途端に自民党と全く同じ誤魔化しをしている』という不信を有権者が抱きかねません。

 自民党は荒井戦略担当大臣や川端文科大臣や蓮舫行政刷新大臣ら、これまで事務所費問題で“疑問を抱く説明"をしてきた3大臣に質問主意書を提出したそうです。



(サンケイスポーツ 2010.6.10 05:04)
『目玉の蓮舫氏にも疑惑あり!? 自民党は9日、荒井聡国家戦略担当相に加え、蓮舫行政刷新担当相(42)と川端達夫文部科学相(65)も事務所費を不正処理した疑いがあるとして、事実関係を政府にただす「質問主意書」を衆院に提出した。 主意書などによると、蓮舫氏が代表を務め、政党交付金の受け皿となる「民主党東京都参院選挙区第3総支部」は、政党交付金使途等報告書の「事務所費・賃借料」の欄に2006年から08年の3年間で計172万円を計上。しかし、報告書に登録した「主たる事務所」は東京都目黒区にある蓮舫氏の自宅だった。

 蓮舫氏の個人事務所は賃借料の不要な参院議員会館にしか存在せず、自民党は「使用実体が不明瞭な自宅に賃借料を設定しているのは不自然だ」(茂木敏充幹事長代理)としている。

 蓮舫氏の事務所は、産経新聞の取材に対し、自宅に事務所としての使用実体はないことを認めたが、「賃借料は、議員会館にいる秘書が日常業務に使う車の駐車場代(月4万円程度)とコピー機のリース代(月1万数千円)だけ」と説明。蓮舫氏も9日の日本テレビの番組で「適正な処理をしている」と述べた。

 これに対し、質問主意書の提出者である自民党の赤沢亮正衆院議員(49)は、「自民党政権では事務所費問題を抱えた閣僚は、蓮舫氏の求めなどに応じ領収書をすべて公開した。速やかに領収書を公開しないのなら大臣を辞任すべきだ」と語り、10日に蓮舫氏の自宅を視察し、実態調査を進める考えを示した。

 川端氏については、政治団体「達友会」が1987年から08年までの間に、事務所費を計約3735万円を計上した。しかし、「主たる事務所の所在地」は川端氏の出身母体である「東レ労働組合」幹部宅や、自らの公設秘書宅だったとしている』


 舌鋒鋭く政権与党の大臣達を追及していた蓮舫さん。

 時に相手の心を引き裂くような質問をしたこともありますが、それら全てが国民の税金を扱う国会議員の正義を貫くための行為だと思えばこそ国民は喝采を送ってきたのです。

 今、新しく船出した菅内閣の一員として大臣にまでなった以上、荒井大臣や川端大臣は勿論の事、蓮舫大臣にも国民に対して丁寧な説明が求められるのは当然の事。
 「省みて我が身に疚しきところ一点も無し!」と胸を張って主張するのであれば、ここは3大臣共に全ての使途明細を明らかにし、領収書を公開すべきです。

 そうする事もせずに、「調査したが問題は無かった」と応えるだけで有権者が納得すると思っているとしたら菅総理大臣、それは余りにも傲慢です。

 自民党時代の問題議員と何ら変わる所はないと思いますよ。

 菅内閣が国民の期待に応える内閣として長期政権でいるためにも、ここは彼らの事務所費明細を領収書と共に有権者に明らかにすべきです。

 もしそうしなかったら、間違いなく菅政権の支持率は急降下するでしょう。

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