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上の写真に写っているのは、右側が北海道テレビのエグゼクティブディレクターの藤村忠寿氏、左側が元KBSのディレクターだったナ・ヨンソク氏です。

 今日はこの二人を取り上げたいと思いますが、その前に・・。

 今、日本と韓国の政治状況は最悪です。

 その最大の原因はー

 韓国側の主張では「日本政府首脳が歴史問題を真摯に反省し、謝罪の心が無い」と言う点に尽きるようです。
 一方、日本側の主張は「韓国政府は国内問題が起きる度に反日カードを切り、何度謝罪しても蒸し返す」という点が根底にあります。

 私は一般市民として、韓国政府が日本の一部政治家を非難する主張にはある程度の根拠があると思っていますが、国内外で日本と日本人を貶めるような活動については大きな不満を持っています。

 しかも韓国民の若者達の心の奥に「反日」を植え付けるような歴史教育のあり方は異常なほどとも考えます。

 しかし、日本と韓国内にも両国の関係改善を望む市民は非難する者よりも多く、またそうしなければアジアの平和がないこと、両国の健全な発展がないことを知るものは圧倒的に多くいるのです。

 実は私の商売であるテレビ屋の中に、積極的に両国の文化を認め合い、リスペクトを示し、ひいては日韓の関係改善に結びつく活動をしているディレクターがいました。

 それが上の写真の二人です。



(TVREPORT 2014年02月27日15時10分)
『ナ・ヨンソクプロデューサー(以下PD)が日本を訪れ、日本のリアルバラエティ番組の巨匠とも呼ばれる藤村忠寿氏(北海道テレビ・エグゼクティブディレクター、以下藤村D)と対談を行い、今後の活発な両国の文化交流の可能性を確認した。

ナ・ヨンソクPDは25日、CJ E&M Japanが開催した「Asia Variety TV Forum」に参加するため東京・四谷にある韓国文化院を訪れた。

ナ・ヨンソクPDは日本の有名バラエティ番組「水曜どうでしょう」(北海道テレビ)を演出した藤村Dと出会い、番組制作に関する対談を行った。

藤村Dが演出した「水曜どうでしょう」は、旅をテーマにした日本の代表的なリアルバラエティ番組だ。1996年に北海道で初放送がされて以来、日本全域で大きな人気を博した。2002年にレギュラー放送が終了となったが、現在も特集番組が放送されるなど根強い人気を誇っている。

Mnet JAPANチャンネルで人気を博した「花よりおじいさん」以降、「花よりお姉さん」の放送を記念して設けられた今回のフォーラムは、日本メディアの記者約50人と「花よりおじいさん」「花よりお姉さん」を応援する日本のファン約200人を招待し、計250人の前で行われた。

この日、両国のバラエティ番組の未来について藤村Dは「日韓両国の関係において様々なことがあったが、番組を通じて共感が得られるということに驚いた。日本国内でもここまで私の作品に共感してくれる人に出会ったことはない」とし「お互いに共感し、理解することのできるコンテンツを通じて両国の良き関係をどのように作り上げていくかが制作者としての課題である」と伝えた。

ナ・ヨンソクPDは「バラエティ番組の特性上、ドラマとは違って出演者の率直な感情や姿を通じて視聴者に面白みを与えることになる。日本でもその点に共感してくれる制作者がいるということが分かって嬉しい」とし「文化とは流れるものだ。両国がもっと関心を持って仕事をしていけば、お互いがもっと理解できる日が来るのではないかと思っている。今後もっと多くの交流をしたい」と伝えた。

今回のイベントを主催したCJ E&M Japanの戦略マーケティングチームのチャン・ヒョクジンチーム長は、「今回の対談は韓国と日本両国のバラエティ番組の巨匠が、公式に初めて出会ったということに大きな意味がある。K-POP、Kドラマに続き、日本でもKバラエティが広がることを期待している」とし「アジアの文化交流や隆盛をリードしているだけに、今後もCJ E&Mの良質のコンテンツを日本に多く紹介できるよう、様々な事業を展開していく予定だ」と伝えた。

日本では現在、「花よりおじいさん」に続き「花よりお姉さん」が放送中である。今回の「Asia Variety TV Forum」の内容は、Mnet JAPANチャンネルを通じて3月中に放送される予定だ』


 
 実はこのナPDは今、私が最も注目している韓国テレビ界のディレクターです。

 記事の中にあるように、Mnetチャンネルで現在放送中の「花よりお姉さん」では韓国の若手アイドルスターのイ・スンギを中心として、ベテラン女優さん達のチーム編成でトルコ旅行をしていますが、メチャクチャ面白いです。

 その原型となった「花よりおじいさん」は、NHKで放送していた「イ・サン」の主役イ・ソジンを中心とし、日本で言えば津川雅彦さんや西田敏行さんの様な大物俳優をチームとしてフランスや台湾などを旅させる旅行バラエティ番組で、およそ日本では考えられないほど面白い内容でした。

 細かく言えば、音楽やテロップの付け方が韓国ディレクター独特のセンスがあり、演出の斬新さそのものの中に儒教精神が日本以上に生活に根付いている韓国文化が見事に織りこまれているのです。

 またナPDは本ブログでも以前に紹介しましたが、「一泊二日」でもその手腕を発揮していました。(KBSを辞めてケーブルテレビに移籍していたんですね)

 彼の凄さは出演者の心理を見事なほどに捉える目を持っている点です。そうでなければ、あれほど見事なセンスとタイミングでテロップをつけるのは至難の業です。

 今の日本のテレビで彼ほどの技を見る事は出来ません。

 「水曜どうでしょう」の藤村Dに関しては、私はこの番組を見たことが無いので言うべき言葉はありませんが、ナPDが大きな共感を示している所をみれば、相当に見事な演出をしていたのでしょう。

 この二人のディレクターが両国のバラエティ番組について語っている話は、そのまま両国の関係改善に置き換えられると思います。

 要するに。

 両国の政治家や市民が虚心坦懐に相手の国の文化の良い所を認め合い、素晴らしいところは素晴らしいと素直に、謙虚に評価し合うことが何よりも重要だと。

 今の日本と韓国の状況を考えれば、藤村DとナPDがこの様な形で両者を評価し合うことはかなり困難なことだったのではないかと推測します。
 にもかかわらず、庶民の娯楽の王者であるテレビ界を背負って立つ二人であるが故に笑顔と素直な心で両国のテレビ文化を語り合ったことに拍手を送りたいと思います。

 正に、テレビが果たすべき役割が今回の動きに現れていると私は考えます。

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