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海面上昇、氷河の影響大 「グリーンランド以上」 【記事元】2007年07月20日16時18分 asahi.com http://www.asahi.com/science/update/0720/TKY200707200393.html 地球温暖化による海面上昇は、比較的小さな氷河の融解が、大きな影響をもつ可能性があるという。そんな研究結果が、米コロラド大ボルダー校などの国際共同研究で示された。その影響は、巨大な氷床を載せたグリーンランドや南極よりも大きく、氷河だけで2100年までに10〜25センチの海面上昇をもたらすという。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)も、最近の海面上昇の要因は、グリーンランドなどより、こうした氷河などの影響を大きく見積もったが、今後の海面上昇の幅が予測されているより大きくなる可能性がある。 海面上昇の要因には、水温上昇による海水の膨張と氷の融解がある。同グループは、氷の影響について衛星や航空機、陸上の観測データから計算した。体積では1%しかない氷河や万年雪の融解の合計が60%を占めるのに対し、グリーンランドは28%、南極は12%という結果となった。グループは「今世紀は、従来注目されてきたグリーンランドや南極よりも氷河のほうが重要」としている。 IPCCは2月、93〜03年の海面上昇の要因として、海水の膨張が年間1.6ミリ、融解は氷河などが0.77ミリ、グリーンランド氷床0.21ミリ、南極氷床0.21ミリと予測。海面は今世紀末までに18〜59センチ上昇するとしている。
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