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「MCC Smart Coupe」、ボディーカラー/ブラック×シルバー、グラストップ、2001年式。仕事の関係で、ヨーロッパ諸国を何度も訪れ、街中を走る車を見るうちに、欧州カブレとでも言うのか、グローバルな感覚では「コンパクトカーだな。」などと考え、頭より先に体が動く性分の私は、早々に愛車であったポルシェ944を手放し、手に入れたコンパクトカーが“スマート クーペ”だった。ベンツの技術、当時限定仕様の内装に左ハンドル、気分はグローバル、乗り始めの頃はとても楽しく意気揚々と乗り回していたのを覚えている。実際に軽登録可能な排気量であったにもかかわらず、車両がコンパクトであった事と、意外に低重心で足回りも固めだったので、乗り心地は悪くなかった。ただ、独特のシフト変換ショックが大きい事が気にはなったが、その事を除けば、「駐車スペースも小さくて済むし、狭い道路もスムーズに走り、まさに現代の環境にマッチしているなぁ。」などと自分なりに納得し、独特なフォルムも含めおおむね気に入っていた。 |
クルマ自分史
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「PORSCHE 944 Exclusive」、性分なのか、間もなくディーラー通いが始まり、あちこちと部品交換、整備を行った。カロッツェリア製インダッシュタイプの初めてのナビも装着し、とにかくどこへ行くにも944で出かけていた。そんな日々を2年程続けていた頃、仕事の関係でヨーロッパへ行く機会が多くなった。イギリス、フランス、ドイツと街歩きをするほどに、「ポルシェを見る頻度は、明らかに日本の方が多いなぁ。」というのが率直な感想だった。むしろ、一見エコロジカルな小型車が勢いづいている感じに見えた。帰国後、おそらく欧州カブレにでもなっていたのだと思うが、しばらくして、お気に入りだった944を手放してしまった。気の迷いと言えば良いのか、この時の別れは今も悔やまれる思い出である。 |
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「PORSCHE 944 Exclusive」、ボディーカラー/シェルマットシルバー、1987年式。“ビートル”を手放して以来、車の運転をするという事すら考えないまま2年程の月日が過ぎたある日、生活環境も安定した事もあり、「なんで車に乗ってないんだろう?」と考えるようなりました。思い立ったら吉日と、それからしばらくは暇になれば車探しをしていました。当然“ビートル”をとも考えましたが、なぜかポルシェに乗ろうと思い立ったのでした。方々あたっているうちに、横浜のショップへ現車確認のつもりで行ったのですが、走行距離40000km弱、コンディションはまずまず、エクスクルーシブという事で内装はちょっと良さげ、目の当たりにした本物の説得力に圧倒され、その日の内に購入を決めて帰ったのでした。数日後、車を受け取りに行き、いざ乗車、エンジン始動。今までの経験に無い駆動音。んーいい感じ。少し踏込むとトップでもGがかかる事に感動しながら帰ったあの日の事は今でも忘れられない。 |
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“ビートル”に乗りはじめて数年が経った頃、仕事の都合で車の維持が難しい所へ赴任する事なったのです。では愛車はどうしようかと考えていたところ、実家の側に屋根付き、シャッター付きの車庫を見付けたので、そこで車を保管する事にしたのです。こんな状態で経つ事1年半、なにしろ赴任地とは遠距離であったこともあり、エンジンもろくにかける事もできませんでした。次第に駆動音も不安定に感じるようになり、維持していたい気持ちと、弱っていく愛車を何とかしなければという思いが、いつも頭を過るようになりました。思案すること数カ月、ずっとメンテナンスをお願いしていた“FLAT-4”に相談し、大切にしてくれる新しいオーナーを探す事にしました。自分でも納得の車であったので、すぐに次のオーナーは見つかりました。乗っていたと言うより、飼っていたと思う程、愛着をもっていたので、店に車を残して帰った時は、何とも表現しようのない寂しさがありました。“ビートル”癖のある車でしたが、それを凌駕する味わいのある車でした。今も元気に走っていて欲しいと思っています。 |
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「Volkswagen Typ-1“Beetle”」、日頃乗り回していたVESPAも50Sから100Sへと変わり、預かっていた車達が次々に自分の元を去っていくにつれ、どうしても自分の車が欲しくなってしまった。その頃はやたらクラシックなものが気になっていたのと、性格を知る身内からの「ゆったり走る車を選ぶべきだ。」という声も加勢して、“ビートル”を手に入れる事となった。車を紹介してくれた人の話では、元のオーナーは牧師さんらしく、同年式の水色と黒のビートルを2台所有していたそうである。どうやら水色の方は手放す気は無いとの事で、黒を譲ってもらう事になった。もしや、水色は結婚式などのお祝用で、黒は葬儀などの弔問用だったのかなあ?なんて事も頭を過ったのだが、ワンオーナーの完全ノーマルという事で前向きに考える事にした。バンパーなどの特徴からアメリカ向けのモデルらしい。当然、内容は年式なりに問題もあったので、電気系を6Vから12Vへ変更するといった定番的な作業から、外装、内装、足回りはオリジナルを踏襲した形で整備を行ない、150万くらいの費用を投じてセミレストアを施したのだった。画像は当時住んでいた家の駐車場で運転席に愛犬を乗せての1コマです。 |





