※この話は6話の続きになっています。6話のネタバレも含みます。まだ6話を読んでない人は絶対に先に6話を読んで下さい。
「次元結界」
紫「貴方はこの幻想郷に存在してはいけないのよ」
紅「え・・・」
レミ「じゃあどうする気?」
咲「紅猫さんはもう私達のところで働く事が決まってます」
紫「それは問題ねぇ」
紫とレミィ、咲夜が睨み合った。
紫「藍、スキマは私が作ったから3次元の世界の様子を覗いて来なさい」
藍「はい、分かりました」
藍は紫に命じられ、白玉楼の奥の方へと消えていった。
紅「どうして俺は幻想入りしたんですか?」
紫「それは昨日、私が3次元の世界へ行った時の事よ」
そして紫は語り始めた。
そんな様子の紫をレミィは厳しい目で見て、咲夜は無表情で聞いていた。
紫「昨日3次元の世界へ行った時、私は3次元の世界のとある場所に結界を仕掛けたのよ。それは私が幻想郷へ戻るための結界だったの」
紫はそこで一息ついて、再び語り始めた。
紫「しかしそこで問題が起きたの。そう、貴方がその結界に入ってしまったの」
紅「という事はトイレのドアに結界を仕掛けた、って事ですか?」
紫「そうね、すぐに終わる予定だったから場所はどこでも良かったの。しかも家には誰もいなかったから」
紅「確か俺はその頃外出してたんだっけ・・・」
紫「つまり私が仕掛けた結界に、貴方が誤って入ってしまった。って事よ」
レミ「なるほど、でもそうだとしたら責任は紫にある」
咲「その通りですね」
紫「確かに私が悪いわ。でもこの事件は良い、悪いなんて関係あるかしら?」
レミ「どういう意味だ?」
どうやらレミィは今カリスマモードになっている様だ。
敵じゃなくて本当に良かった・・・
紫「過ぎた事なんて気にしても仕方無いって意味よ」
咲「それは自分勝手なだけでは?」
紅「あ・・・あの・・・」
まずい、今にも大爆発しそうな雰囲気だ。
紫「貴方の言う通り自分勝手よ。でも矛盾した世界を戻す為には紅猫さんには帰ってもらうしかないわ」
レミ「矛盾?」
紫「3次元の世界では紅猫さんは行方不明扱いになってるわ。このままだと神隠し、って事になってしまうわ」
咲「む・・・」
紫「3次元の世界で起る筈がない超常現象なんて起こってはならないのよ」
レミ「でも紅猫は譲れない」
紫「じゃあ紅猫さん。貴方はどうなの?」
紅「俺は・・・その・・・この世界にいたいというか・・・」
レミ「聞いたわね?本人の意見を尊重するべきよ」
紫「それは私が許さないわ」
咲「それも私が許さない」
お互い共、再び睨み合った。
さっきより状況が悪化している。
レミ「話し合いでは決着がつかないようだな」
咲「だとしたら勿論弾幕勝負よね?」
紫「待ちなさい。2対1は卑怯よ。藍が戻ってからよ」
紅「ちょ・・・ちょっと」
俺と咲夜さんが戦った時の状況とは全然違った雰囲気だった。
もはやいつ争いが起こってもおかしくない状況だ。
レミ「へぇ、よくそんな事が言えるな」
紫「どちらにしろそろそろ藍が戻ってくる頃ね」
咲「じゃあ戻ってきたら遠慮無く潰させてもらうわ」
紅「咲夜さん!レミリアさん!やめて!」
レミ「これは貴方の為の戦いなのよ。負けるわけにはいかない」
紫「同意見ね」
藍「紫様ー!」
その時、遠くから声が聞こえた。
紫「藍が戻ってきたわ」
レミ「なら早速始めるかしら?」
咲「了解」
紅「頼むから・・・やめてくれ!」
藍「紫様大変!大変です!」
紫「一体どうしたのよ藍?」
白玉楼の奥から藍がはぁはぁと息を吐きながら走ってきた。
レミィと咲夜はいつでも攻撃できる体制になっている。
藍「紫様・・・紅猫さんが・・・!紅猫さんが!」
紅「へ?」
紫「どうしたの?」
咲&レミ「スペルカード――」
藍「紅猫さんは、3次元の世界では、死んだ事になっています!」
一瞬の沈黙。そして、
「はぁ!?」
そこにいた全員の言葉が重なった。
8話へ続く!
後書きもねー