趣味な日々(笑)

いろいろと趣味についてかたります^^ ゆっくりしていってね!! 主に東方ですがw

東方幻想異聞譚

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第5章 Dream Bullet
 
「…………最初からマスパっちゃったぜ。」
「マスパっちゃったぜ、じゃねーよ!殺す気か!?」
ぎりぎりで避けた命はそう突っ込んだ。
「大丈夫大丈夫、死にはしないから。」
と魔理沙は笑いながら答えた。
「はあ?!お前はアホか?!あんなの喰らって生きていられるわけねーだろ!?」
「スペカっていうのはそういうもんなのよ」
霊夢がそう言って命の隣にふわふわと飛んできた。
「この幻想郷においてスペカで攻撃を喰らっても死ぬことはないの。スペカは本来美しさを競うものだから。」
「痛くもないのか?」
と命が尋ねると
「普通に痛いわよ。」
と、さも当然のように言い返された。
「ダメじゃん!!」
「じゃあ、あんたは苦しみながら死ぬのと、苦しみながら死なないのとどっちがいいのよ!?」
「どっちもやだよ!!」
と言い合いしてると、
「しゃべる暇があったら弾幕避けることを考えた方がいいぜ!魔符『スターダストレヴァリエ』!!」
と今度は魔理沙がたくさんの星型の弾幕を張ってきた。
「面倒なのが来たわね…宝符『陰陽宝玉』!!」
と霊夢がカードを宣言すると、サッカーボール大の大きさの陰陽玉がたくさん出てきて、星の弾幕を打ち消していった。
「霊夢、こっちからしかけよう!!」
と命が言うと、
「そうね、だったら早くしてくれないかしら??」
と言われた・
「は?何がだ??」
と聞き返すと、霊夢はこめかみを痙攣させながら
「なんのためにこんなことやってると思ってんのよ!あんたがスペカを習得するためにこっちはぬるぬる逃げ回ってるんじゃない!!」
と激怒した。
「………スミマセン」
命はかなりビビって謝った。
「いい?スペカっていうのは自分の能力も重要だけど、イメージも大切なの。だから、自分のスペカをイメージしなさい!」
と、そこに星型の弾幕が飛んできて、霊夢に直撃した。
「きゃあああああ!」
と霊夢は吹き飛ばされた。
刹那。
命は過去を瞬間的に思い出した。
『何でお母さんじゃないとだめなの!?』
『お前の母親は神を呼び戻すための人柱に選ばれたのだ。』
『いやだ!お母さんを返して!』
『もう、遅い…あの女は贄として捧げられる。』
『お母さん・・・・お母さーーーーーーん!!!』
そして、命は無意識に言葉を紡いでいた。
「『神剣「アメノオホバリ』」
そうつぶやいた瞬間、霊夢に殺到していた弾幕がすべて真っ二つに切れた。
「はあ!?弾幕が切れた!?」
と魔理沙は驚いた。
「俺はもう二度と、失わないと決めたんだ・・・。」
そうして手をスッと魔理沙へ差しだすと、ナイフ状の弾幕が四方八方を囲んだ。
「なんて無茶苦茶な量の弾幕なんだ……」と魔理沙は戦慄を覚えずにはいられなかった。
そして……………
弾幕が全て消えた。
「??」
不思議に思って命のほうを見ると、気絶していた。
「気絶か……あのままじゃさすがにヤバかったかもな…それに、なんかトラウマ思い出させちゃったみたいだし……あとで謝らなきゃな…。」
そう言って魔理沙は、霊夢と命を境内に運んだのだった。

第四章 霧雨魔理沙

「うぉ!」
と言って、間一髪命はその乱入者を避けた。
「よっと!」
そう言ってその乱入者は箒から飛び降りた。
…………………。
箒?
「ちょっと待て。」
命が突っ込んだ。
「お前…今どうやってきた?」
「飛んで。」
「いや、それは分かるけど何に乗っていた?」
「箒に」
「そこだよ!お前、魔法使いか何かか?」
「私は魔法使い以外の何物でもないぜ。」
「…………まじか。」
「まじだぜ。」
「幻想郷ってなんでもありなのな…。」
「そういや自己紹介がまだだったな。私は霧雨魔理沙。普通の魔法使いだ。」
「突っ込みどころ満載の自己紹介痛み入る。」
例えば、魔法使いの時点で普通じゃない。とか
普通じゃない魔法使いってなんだろうか。とか
「ところで山の麓の神社に行くんだろ?」
と、魔理沙が霊夢に尋ねた。
「そうよ。魔理沙も来るの?」
「こんな面白そうな事に首を突っ込まずにいられるか。」
と、魔理沙が楽しそうに笑った。
「ところで…こいつの名前は??」
「そう言えばまだ自己紹介がまだだったか…俺は諏訪命だ。」
「さっきの口ぶりからすると隠居かなんかしていて、俗世から離れていたのか??」
と魔理沙が言った。
「違うわ。命は、外から流れ着いたのよ。」
と霊夢が言った。
「なに!?それはほんとか!?」
魔理沙は眼を輝かせながら言った。
「外ってどんなところだ?」
と、魔理沙はグッと命に身を乗り出した。
『っつ!魔理沙もなかなか…言葉遣いが若干変だが。』
と命はまたもやときめいてしまった。
「はいはい、それは後ででいいでしょ?」
と霊夢が魔理沙をいなした。
「ちぇ、仕方ないな。」
と魔理沙がそう言って身を引いた。
「………そう言えば」
と魔理沙が呟いた。
「どうやって行くんだ?」
「そんなの飛んでいくに…」
と霊夢が言って命の方を見た。
「………………」
「………………」
霊夢と魔理沙は沈黙した。
「普通に歩けば…」
「「それは絶対にいや」」
と霊夢と魔理沙が声を揃えて言った。
「それなら心配ないわ」
と紫が言った。
「うお!?まだいたの?」
と霊夢が言った。
「空気を読んでいたからね」
と紫が言った。
「空気になっていただけじゃないのよ……」
と霊夢が突っ込んだ。
「で、心配ないってどういうこと?」
「忘れたの?命の能力を??この子の能力はあらゆるものを護る…言いかえればそれは拒絶の力でもある。重力を拒絶すれば、空も飛べるは自明の理。」
「………なるほどね」
と、霊夢は納得した。
「それと、その子に弾幕勝負を練習させといたほうがよくないんじゃなくて?スペカも待ってないでしょうし。」
「……確かに。」
魔理沙も納得した。
「じゃあ、私はもう寝るわ…」
そう言って紫はスキマに潜った。
「命、イメージっていうのは能力をコントロールするのに重要なの。自分が重力から護られてるイメージを思い浮かべて。」
霊夢が言った。
「・……」
命は霊夢に言われた通りにイメージした。
すると、フワリと地面から足が浮く感覚がした。
「うわ!?」
命がビビって声を上げた。
「初めてにしては飲み込みが早いわね」
霊夢は満足げに言った。
「じゃあ、弾幕勝負になれときましょ。道中、絡まれたら自分で対処するのよ??」
と霊夢が言った。
「それじゃあ…弾幕のなんたるかを教えてやるぜ…」
魔理沙はすでに箒に乗って臨戦態勢だ。
「魔理沙は極度の弾幕勝負好きで有名なのよ…じゃあ、私が命のサポートに回るわ」
「話の展開が速すぎてついていけないんだが…」
命が愚痴った。
「愚痴ってる暇があったら構えなさい。来るわよ!!」
と、霊夢はお札を構えた。
「気合いは十分!感度も良好!パワーもフル充填!弾幕はパワー!…いくぜ!」
魔理沙がミニ八卦炉を構えた。
「恋符『マスタースパーク』!!
そう言うと、ミニ八卦炉から膨大な熱量と光が噴出された。

第三章  博麗霊夢

第三章  博麗霊夢
 
 
「ずずず」
博麗神社の本殿
そこに自称・楽園の素敵な巫女こと、博麗霊夢はいた。
縁側に腰かけ、茶をすすっている。
「今日も暇ね・・・。」
呑気にそんなことを言っていると、目の前の空間がパカッと裂けた。
「うわっ!…また紫か…。心臓に悪いから止めてってあんなに言ったのに…。」
すると、中から10代後半の男が落ちてきた。
「…………」
霊夢は沈黙し、思い切り息を吸った。
「紫りいいいぃ!」
「そんな大声出さなくても聞こえているわよ。」
そう言いながら男が落ちてきた隣からスキマを使って現れた。
「これはなに?新手の嫌がらせなの?」
霊夢はこめかみを痙攣させながら言った。
「ちがうわ。外の世界とこちらの間を漂っていたから拾ったのよ。」
「あのねえ…あんたのスキマを、普通の人間が通って無事で済むわけないでしょ?もう少しまともな嘘をつきなさい。」
「その子、能力を持っているわ。」
「どんな?」
「『ありとあらゆるものを護る程度の能力』ちなみに私が命名したのよ」
「あっそ…。まあ経緯は理解したわ。けど、なんでうちの神社なのよ?」
「だってここしか幻想郷を一望できる場所がないんですもの。」
「全く…面倒なことをいつも押しつけて…」
「それは私が霊夢を信頼しているからですわ。」
そんな会話のやり取りをしているうちに命(みこと)は目を覚ました。
「…………ここはどこだ??」
「ここは幻想郷よ。」
そう答えたのは紫だった。
「幻想郷…そうか…ここが…そうなのか」
「ちょっと、ここがそうなのか、ってあんた外から来たのに、何でいかにも『自分は幻想郷を知っていました。』みたいな言い方してるのよ。」
と霊夢が突っ込んだ。
「みたいではなく、その通りなのよ、霊夢。」
紫が言った。
「そう言えば自己紹介がまだだったわね。私は八雲紫…で、そっちの巫女もどきは、博麗霊夢。一応ここの巫女ね。」
「なんで私が巫女もどきになるのよ!」
霊夢が憤慨した。
「俺は、諏訪命…、もっと詳しく状況を説明してほしいんだが…」
紫は命に一連の事の顛末(てんまつ)を話した。
「つまり、俺はここから出られない。ってことか?」
命は確認するように尋ねた。
「まあ、そういうことね…。」
「まあ…俺もここで探したいことがあったし…好都合か。」
「探す?何を??」
霊夢が突っ込んできた。
「神様だ。」
「神職じゃないあんたが探したって無駄だと思うけど?」
「……俺、一応宮司なんだが……」
「……………は?………マジで??」
霊夢はびっくりして命の顔をマジマジとみた。
『…っつ!結構…可愛い…かも』
不覚にも命は霊夢にときめいてしまった。
「まあ…そーゆーことなら案内してあげてもいいわよ??」
「ホントか!?助かる。」
「まあ、ここのこととか教えないといけないしね。……と、その前に」
と言って霊夢がポンポンと賽銭箱を叩いた。
「???」
命は???な顔をして首をかしげた。
「???じゃないわよ!お賽銭よ!お・さ・い・せ・ん」
「まさか…奉納しろと??」
「信仰の価値は経済力よ!」
「どこの格言だ…」
と言って、命は100円お金を入れた。
「それじゃあ行きましょうか。」
「ちょっと待った!!」
そこに第三者の何者かが入ってきた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いかがでしたか??
なるべく原作風に仕上げたつもりですが…コミカルいれるとどうも難しいです。
もう少ししたらみなさんから、キャラの提供を募集するカモなのでキャラとスペカを考えていただけるとうれしいです。
感想よろしくです^^
「ここが博麗神社??」
命は友達にそう尋ねた。
「そそ、なんか神秘的でしょ??」
友達はすっかり興奮している。
とある山奥にある神社、博麗神社。
とうの昔に寂れ、神宮司庁の管轄外にあるほどの小さな神社。
そして、神社の階段を二人は登り終えた。
「これが博麗神社の本殿…。」
鳥居の向こうにそれは確かに存在していた。
しかし、それは本殿と言うには余りにお粗末で、まるで人が一人、そこで暮らしていたかの様なたたずまいだった。
「早速、桃源郷とやらの入口を見てみましょうか。」
と、友人が鳥居を潜ろうとした。
瞬間。
命の脳裏にあるビジョンが浮かんだ。
ビジョンというよりは命令に近いかもしれない。
『鳥居を潜らせてはいけない。』
急いでアイツを止めないと…!
「おい、そこから先には入…」
そして、鳥居を潜った部分のソイツの体が…
消えた。
「え…?」
と、言ってソイツはバランスを崩した。
「チッ」
命はそいつの体を引っ張り…
ソイツをこっちに引っ張るかわりに、
自分が鳥居の中に入ってしまった。
 
 
真っ暗な中、命は自分の体が崩れていくのを感じていた。
『ここで…終わるのか…』
そう思ってどんどん落ちて行った。
いや登っているのかもしれない。
上下左右、全く分からなくなってしまった。
 
 
『なにも護れず、このまま終わるのか…?』
脳裏に浮かぶは、幼き日の記憶。
母が目の前で死んだ記憶。
自分に信仰があれば母を救えた、と悔やんだ記憶。
『ここで…終わるわけにはいかない!あの日のように、悔やむだけでは終わりたくない!』
そして願った。
『大切な…モノを…護り…た…い…。』
そして…意識は遠のいた。
 
 
………
「紫様。これは…」
「たぶん、結界が緩くなったせいで、向こうとこっちのスキマが大きくなって、ここにいるのでしょう。」
「はい…ですが…」
「そうね、貴女の言うとおり、このスキマの中は普通の人間には耐えられない。ここの中では自他が曖昧ですから。」
「では…何故…?」
「何故?それは至極単純よ。藍。」
紫はその人間…命を見て言った。
しかも何一つとして体の欠損がない、命を見て。
「この人間が特別な能力を持っているからよ。この人間の周りの結界みたいなもの…あらゆる事象の干渉を無視している…。名づけるなら…あの困った吸血鬼の妹の全く正反対の能力…『ありとあらゆるものを護る程度の能力』と言ったことかしら。」
そして紫は、命を博麗神社に送った。
「あちらに返さなくて良いのですか?」
「あの子は、こちら側に近い存在になってしまった。だからこちらに残していたほうがいいのよ。」

第一章 物語の始まり

場所は変わって、結界の外側。
「そなたらに神の護りがあらんことを…」
一人の少年が3人の人に禊を行っていた。
見た目は16,7歳。高校生くらいだろうか。
「これで禊は終わりました。あなた方の穢れも清められたでしょう。」
少年はそういうと、本堂の中へ消えていった。
「ふう…。疲れた…」
「禰宜(ねぎ)、宮司(ぐうじ)がお呼びです。」
と巫女が近くにやってきて、そう告げた。
「わかりました。わざわざありがとう。」
そう言うと、少年は本殿に向かった。
「何か用ですか?」
「おお・・・・命か・・・」
緋袴に身を包んだ初老の男性が少年の呼びかけに答えた。
「いましがた、お前の昇格が決まった。お前はこれで史上最年少の明階になった。」
『明階』それは神道における位で、上から二番目。即ち、この少年が新たな宮司になることを示していた。
「…。」
命と呼ばれたその少年は微妙な顔をした。
「宮司、貴方もお分かりのはず。今の諏訪神社にはもう・・・・・」
「・・・なら、神がおわされなければお前は神職を止めるのか?神とはお前にとってはその程度のものだったのか?」
「・・・いえ、申し訳ありません。」
「諏訪の名を継いだのだ。神がおわされなくとも、信仰を止めることは許されない。」
「理解しています。」
そう言うと、宮司は立ち上がり、大きい巻物を命に渡した。
「諏訪 命(すわ みこと)。汝を、諏訪大社の宮司に命ず。」
「謹んでお受けいたします。」
そういって静かに宮司の世代交代が行われた。
 
その日の夜
『命、明日、例の隠れ家的神社にいかないか??』
友達からそういう一通のメールが届いた。
友達曰く、今、ネットで騒がれている「桃源郷」があって、そこは人や妖怪、妖精、神までもが堂々と闊歩するという理想郷。
どうやらその入口がその神社にあるという。
神が闊歩する。
その言葉に強く惹かれ、この馬鹿げた誘いにものったのだ。
そしてその神社は人里離れた深い山奥にあるらしい。
その神社の名前は………
 
 
博麗神社、というらしい。

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