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【科学の諸分野における定説とボトルネック】
・進化生物学:
ネオ・ダーウィニズム(ゲーム理論を基礎とするドーキンスの「利己的遺伝子の理論」)を主軸に、構造主義進化論、ネオ・ラマルキズム、断続平衡説、マーギュリスの共生進化説、今西理論等、傍系の理論を採り入れた総合説が現在の主流。
ただし遺伝子の突然変異がランダムであるとする考えが依然として根強い。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B2%E5%8C%96%E8%AB%96
・分子生物学:
DNAの突然変異に統計的な有意性があることが知られていても、その最適解を得るための物理的・数理的メカニズムがまったく不明。
目的論的情報処理理論の導入が待たれる。
・脳科学:
バインディングの問題が解けない謎。
記憶の全体性・遍在性を説明できない。
脳にOSはあるのか?
意味と意味との繋がりを記述するのに相応しい物理媒体は何か?
記憶をニューロンやシナプスに残った信号の痕跡として分子化学で記述できるとする考えが主流だが、本当に可能なのか?
自己認識についてはまったくお手上げ。
・人工知能・人工生命:
この二つは本質的に同じことを研究している。人工知能ができれば、DNAの突然変異に環境に適応的な方向性を与えることができ、それによって電脳空間で人工生命を進化させることができる。
DNAの突然変異がランダムであると仮定した場合、DNAの規模が大きくなるにつれて組合せ的非線形問題で行き詰まる。
組合せ的非線形問題に強い量子コンピュータを使っても、計算可能性の原理的に超えられない壁がある。
また、人工生命が作れるのであれば、人工生命を進化させることによって人工知能を獲得することができる。
しかし両方とも、集合論上の限界があり、ゲーデルの不完全性定理に阻まれているように思える。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%88%E7%AE%97%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7%E7%90%86%E8%AB%96
・物理学:
量子論と相対論の統一、四つの力の場の統一が課題。量子力学ではコペンハーゲン学派が圧倒的多数を占めている。
量子論に重力理論を組み込むための有力なアプローチとしては、超ひも理論(超弦理論)やループ量子重力理論があるが、研究者の数では超ひも理論の研究者が多い。
はたして正しいのはどのアプローチか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8F%E5%AD%90%E9%87%8D%E5%8A%9B%E7%90%86%E8%AB%96
・数学基礎論:
数学に基盤を置く現象世界において、ゲーデル命題が決定しているという事実から、「自然は矛盾を内包する」という帰結を受け入れないのが多くの数学者の立場。
世界に矛盾があることが、すなわち公理系の無矛盾性を否定することを意味していると思えるからのようだ。
したがって、ゲーデル命題の決定の本質を一般連続体仮説の証明に置き換え、一般連続体仮説がZFC公理系から独立であることから、「その仮説はZFC公理系の体系内では証明することも、反証することもできない」という不可知論者の立場に留まるか、あるいはZFC公理系に新たな公理を導入することで解決を計ろうとする考え方が主流となっている。
多次元ベクトル空間の連続体は、果たして無限階梯となっているのか?
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これらすべての問題を一挙に解決できる理論の出現がいま待ち望まれています。
『神秘体験』に出てくる精神波量子脳理論(もちろんこれはSFです)はその雛形であり、来たるべき究極理論の先触れであります。
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