幻奏運河

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未知への扉が開く瞬間、または壁がガラガラと音をたてて崩れる瞬間、そういう瞬間というものがある。何かを変えてしまうような強烈なインパクトを持った出会い。僕の音楽体験でいうならばGUNSをはじめて聴いたときの衝撃、滅多にめぐり合えるものではないけれども、それはこの夏にやってきた。

 CAN「FUTURE DAYS」、1973年制作のアルバムであるが、それはまさにタイトル通りの未来の音だった。

 少々前の話になるが、ピンク・フロイド、キングクリムゾン、イエスなど一連のプログレにはまっていた時期があった。CANもプログレとしての位置づけもあるようだが、そのときにはこの名前は僕の情報には引っ掛かってこなかった。なぜか?このCANというバンドと他のプログレ勢とは少し手触り(耳触り?)が違うからだろう。
 
 CDのプレイボタンを押しアルバムに耳を傾けると、1曲目「FUTURE DAYS」からまずその音の斬新さに驚かされる。パーカッションに導かれながら、ゆったりとした旋律が流れてくる。そこにのってくるダモ鈴木のささやきともとれる歌声。それはエレクトリックでありながら、自然と一体になっていくかのような錯覚を覚えるような体験である。

 プログレ勢の中では、ピンク・フロイドが自己の中に深く陶酔していくような音像を得意としていたが、それとはまた違う世界がCANにはあった。それは何なのかそう思いながらアルバムを聴き進めていくうちに3曲目の「MOONSHAKE」まできて、とある思いに至った。

 プライマル・スクリームみたい。これがまさに何かもやもやしていたものへの答えだったように他ならない。後々雑誌の記事でプライマルやレディオヘッドがCANに強い影響を受けていることを知るのだが、エレクトロニカやミニマルミュージック、アンビエントなどの要素がここにはもう息づいているのである。

 CANの出現、それははやすぎた登場であったのだろう。それ故に、どこかマニアックな存在であり、そのはやすぎた才能は広く人には知られずに埋もれてきたのであろう。今回紙ジャケ仕様で日本盤が復活したそうなので、これを機会に僕のように新しい出会いを体験する人が増えることを望む。

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閉じる コメント(9)

おお〜早速レビュー書かれたのですね!!私もCANやっと手に入れました。初期5枚一気に買いましたよ、紙ジャケで。でも日本盤のくせに歌詞カードないし、解説も日本語訳だけでちょっとがっかりでしたけど。でも、そんなのどうでもよくなるほど、内容の濃い、素晴らしい音楽が詰まっていましたね(^^♪これから暫くは私もCANの世界に浸りたいと思います!

2005/8/20(土) 午後 2:00 にゃごにゃご 返信する

5枚一気ですか!うらやましい!次はEge BamyasiかSOUNDTRACKSが聴きたいと思ってます。散財しそう・・・。

2005/8/20(土) 午後 8:17 yuz*lo*200* 返信する

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1枚2000円以上するCDは久しぶりに買いました(笑)でも値段分の価値はあります!!どのアルバムも良かったですよ♪残りも欲しいけど暫くは我慢かしら。。。

2005/8/20(土) 午後 11:14 にゃごにゃご 返信する

やっと本家に記事書きましたのでトラバしますね♪たいした事かけないんですけど。。。

2005/8/26(金) 午前 9:20 にゃごにゃご 返信する

さっそく見に行ってきました。コメント残してきましたよー。

2005/8/27(土) 午前 1:13 yuz*lo*200* 返信する

トラバですが、来てません^^;トラバするには、この記事の修正をクリックして、「トラックバック先のURL」と書いてあるところに、私の記事の一番下にある「この記事へのTrackBack URLのURLをぶち込めばOKのはずです。

2005/8/27(土) 午後 2:04 にゃごにゃご 返信する

トラバのやり方ありがとうございます。今度は行ったと思います。

2005/8/27(土) 午後 5:50 yuz*lo*200* 返信する

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自分も昔、聴いたことないくせに1stから一気に6枚まとめ買いし、さらに一気聴きしました。確実に変なホルモンが分泌され、ぐったりとしましたが。パッと聴きでは、あまりピンとこなかったけど、確かに前衛的ですね。

2005/9/19(月) 午後 6:39 [ yam*_s*mo ] 返信する

僕も昔ならピンとこなかっただろうなと思います。でも色んな音楽を聴いてくると確実に聴き方って変わってくると思います。今このアルバムに出会えて良かったと思います。

2005/9/20(火) 午前 1:38 yuz*lo*200* 返信する

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