5年ぶりのラッシュのニューアルバムが届いた。
ラッシュは、プログレに分類される、カナダ出身の最強のトリオだとよく言われているが、これまで名前は知っていてもあまり聴いてこなかった。一つには大きなシングルヒットがない、アルバム志向のアーティストだったからだと思う。
ビルボードのシングルチャートでは82年のNew World
Manの21位があるだけなのだが、アルバムはシングルのヒットがなくても売れており、7枚目のPermanent Wavesの全米4位を皮切りに、これまで初期の6枚以外は全て20位以内、ほとんどがトップ10に入っている。
また、4枚目の2112などは61位の最高位にも関わらず、これまでに300万枚もアメリカで売れているのだ。
この新作も初登場2位と、これまでの最高位タイを記録しており、相変わらずアメリカでも人気があることを伺わせる。
自分はベスト以外だとPermanent WavesとMoving Picturesしか持っていないので、熱心なラッシュファンではないが、この80年代のアルバムと比べると、
新作Clockwork Angelsは一言で言うとヘビーな音作りだ。もちろんいくつかの展開を持つ曲や、変拍子の頻繁な使用など、これまでのラッシュの特徴はこのアルバムにもしっかり見られる。
数回聴いて、すっと入ってくるようなわかりやすさがない分、聴き込めば味が出るスルメアルバムなのだと思う。
ただ、自分のように、ポップなものを好んで聴いてきた者にとっては、とっつきづらいところはある。
もちろん、メンバーの演奏テクニックは3人とは思えないほどすごい。
アルバムの時計は9時12分をさしているが、これは2112を表現している。
個人的評価★★★★
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