かわちのはむちゃん

古墳、遺跡、横穴式石室に迫りたいです。無理をせずボチボチと。

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2010年5月11日 奈良新聞


初の発掘調査で円墳の大きさなどが確認された与楽鑵子塚古墳(高取町教委提供)=今年3月
 高取町与楽(ようらく)の与楽鑵子(かんす)塚古墳(6世紀中ごろ)で初めての発掘調査が行われ、直径24メートルの円墳と確認された。国史跡指定に向けた範囲確認のため、町教育委員会が2〜3月にかけて調査した。

 山の斜面を利用して築造され、墳頂までの高さは南面が9メートル、北面は6メートル。背面となる北側の墳丘すそには幅4.4メートル、深さ1.1メートルの掘割で境界を明示していた。

 本年度には、墳丘本体の発掘調査を行い、石室の規模などを調査する予定。石室は、高さ5メートルのドーム状と言われて…

5月13日13時7分配信 毎日新聞

 柏原市教委は15日午前10時〜午後3時、6〜7世紀の墓「高井田横穴」(史跡、同市高井田)を公開する。府内では同市だけで確認されている、内部壁面の線刻画が見られる。
 市教委によると、横穴は、天然のがけ面に横穴を掘った墓で、むらの実力者クラスを埋葬したと考えられている。高井田横穴群は200基以上に上るとみられ、毎年2回の公開時は約20基の内部が見学できる。線刻画は全国的に分布しているが、府内で確認されているのは同市の3横穴群だけ。埋葬室につながる通路部分の壁面に、人物や水鳥、花などが描かれている。
 このうち、「ゴンドラに乗る人物」が描かれた第3支群5号横穴はこのほど、普段は外側から見学できるよう音声案内装置などが設置された。15日は内部に入って見学できる。市文化財課(072・976・3430)。【花牟礼紀仁】

5月13日朝刊


15日、朝から出かけてみてきたいと思います!!!!!!

菖蒲池古墳:2段築成構造 範囲も東西・南北とも30メートルに−−橿原 /奈良

3月31日15時54分配信 毎日新聞
 橿原市菖蒲町の菖蒲池古墳(7世紀中ごろ、国史跡)が、土を階段状に積み上げた「2段築成」という構造で、東西・南北とも約30メートルの範囲に広がっていることが分かった。同古墳の発掘調査は初めて。30日発表した同市教委によると、墳丘の形は方形か多角形とみられ、来年度も継続して調査する。
 同古墳は、世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の構成資産の一つ。不明だった墳丘の範囲などを確認するため、1〜2月に約120平方メートルを調査した。
 石室を中心に四方向に幅約2メートルの溝を掘ったところ、南側の溝から墳丘のすそ部分、北と東側から1段目のテラス面が見つかった。テラス面の最大幅は2・9メートルで、直径5センチ大の石が敷き詰められていた。さらに2段目が立ち上がる部分には、高さ約30センチの石が一直線に立ち並んでいた。
 墳丘表面には、土砂の流出を防いだり威容を示す葺(ふき)石はなく、赤色の土を厚く塗り固めていた。地表に露出した石室などが国の史跡に指定されているが、墳丘の大半は未指定。市教委は「史跡の範囲を広げることも視野に入れて調査し、保存・活用を検討したい」としている。
 発掘現場は埋め戻されており、現地説明会はない。
 発掘成果の写真パネルが4月5〜16日(土日除く)、同市役所1階で展示される。【高島博之】

3月16日7時56分配信 産経新聞

 大阪狭山市教委は、鎌倉時代に狭山池の灌漑(かんがい)用の樋管(ひかん)として転用された石棺群を、市指定文化財に指定した。市指定文化財は2件目、狭山池関連は初めて。

 石棺は全部で7点あり、大正末〜昭和初期の狭山池の改修時、北堤の外側で発見。現在、狭山池土地改良区が所有し、府立狭山池博物館で展示している。

 本来は埋葬用の石棺だが、一部を削り取るなど加工されている。鎌倉時代、池の改修を行った僧侶の重源が、池の水を外に運び出すため、放水部の管として利用したと思われる。石棺群がどこから運ばれたかは特定できていないが、形状の特徴などから、羽曳野丘陵など南河内地域の古墳から搬出された可能性が高い。

 市教委は「狭山池の中世史とともに、南河内の歴史の様相を検討する手がかりになる」としている

イメージ 1

3月5日15時19分配信 産経新聞




 平成14年のファイバースコープ撮影で石室内に被葬者の骨や副葬品が埋葬当時のまま残っていた大阪府高槻市の闘鶏山(つげやま)古墳(国史跡、4世紀前半)について、市教委が本格的な発掘調査に乗り出す方針を固めたことが5日、わかった。事前撮影で未盗掘と判明した石室の発掘は国内初で、遺骨のDNA鑑定なども行われる予定。古墳時代黎明(れいめい)期の謎に、最新鋭の技術を駆使して迫る試みで、22年度中に発掘方法を決め、早ければ23年度から着手する。(小畑三秋)

 

 ◆一級の埋葬品

 闘鶏山古墳は、全長88メートルにおよぶ前方後円墳。14年、宅地開発計画に伴い市教委が行った小規模な発掘で、葺(ふ)き石や竪穴式石室が確認された。

 石室内をファイバースコープで撮影すると、あおむけに埋葬された被葬者の頭蓋(ずがい)骨、邪馬台国の女王・卑弥呼が中国から下賜(かし)されたともいわれる三角縁(さんかくぶち)神獣鏡(しんじゅうきょう)など一級の埋葬品が見つかり、一躍注目を集めた。

 古墳は丘陵の先端部にあり、長らく存在さえはっきり分かっていなかった。14年の発掘はいわば「念のため」だったが、貴重な未盗掘古墳の確認につながる“偶然の大発見”になった。

 だが、18年に行われたデジタルカメラ撮影で、石室の石材落下で鏡に亀裂が入っていることが判明。カビも繁殖しており、保存に向け、早急な発掘調査の必要性が高まっていた。

 ◆模型を作り検討

 未盗掘古墳の発掘調査例としては、石棺内から金銅製の冠などが見つかった藤ノ木古墳(奈良県斑鳩町)が知られるが、石室そのものが未盗掘と分かった上で調査した例は過去にないという。文化庁記念物課は「国内初となるため、万全な態勢が必要」とし、闘鶏山古墳は手つかずの状態が続いてきた。

 石室(推定長さ7メートル、幅1メートル、高さ1・3メートル)は大人が立って入れないほど狭く、作業は至難の業。石室の壁は、厚さ数センチの板状の石材を内側にせり出させて積み重ねた三角屋根のような特殊構造で、不用意に石材を抜き取るとバランスを失って崩れる危険もある。

 市教委は現在、石室の原寸大模型を製作し、石材の取り外し方や補強方法などを慎重に検討している。鐘ヶ江一朗文化財課長は「さまざまなケースを想定している」と言い、文化庁の了解が得られ次第、23年度にも調査にかかる方針。被葬者遺骨のDNA鑑定も行う予定だが、同庁は「正確な鑑定には、骨の上に担当者の汗ひとつ落とすことも許されない」としている。

 ◆異例の「覆い屋」

 「石室に外気が入ると、遺物の劣化スピードは速くなる。現状のまま保たれる保証はどこにもない」。保存科学が専門の肥塚隆保・奈良文化財研究所副所長は「遺物を救うため、発掘など適切な措置を講じる時期に来ている」と強調する。

 調査では、石室内の温度や湿度が急変して遺物に影響を与えないよう、空調設備を備えた「覆い屋」を設ける予定。覆い屋は、国宝壁画の描かれた高松塚古墳(奈良県明日香村)の石室解体で導入されたが、発掘調査では極めて異例だ。

 天皇陵クラスを含め、大半の古墳が盗掘を受けながら、幸運にも被害を免れた闘鶏山古墳。すぐ南に神社があることから、市教委の担当者は「お宮さんの古墳として、盗掘者も手を出せなかったのかもしれない」と推察する。石室は現在、数千個の土嚢(どのう)で埋め戻し、鉄板を敷いて厳重に保護され、来るべき調査本番を静かに待っている。


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