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3月17日 ニューカレドニアへの入国の日 
 
1.ヌメアのトントゥータ国際空港での検疫チェック 
 
 
あるブログを読んでいて、ニューカレドニアには厳しい食品の持込制限があるということを知った。
 
驚いて旅行関係の口コミなどを色々調べてみると、確かに「食品の類は一切ダメ」とか「柿の種を没収された。」とか「玉子の成分が入っているお菓子も取り上げられた。」とか「申告書にウソを書いて検疫を通過しようとして罰金を取られている人を見た。」などという記載が沢山あるではないか。
 
自炊派の私にとってはこれは大問題だ。
醤油、味噌、ポン酢、つゆの素、などといった日本の調味料は必携だし、出来れば冷凍の塩鮭や納豆なども持っていきたいと思っていた。
 
これらの調味料を持っていくか・いかないかでスーツケースの荷造りが大幅に変わってくる。
 
出発直前まで、ネットで旅行関係の情報を調べ続けた結果、どうもそれらの記事は2年ほど前のもので、東北大震災における福島第一原発の放射能漏れの風評被害が、同国の税関規制にまで及び、一時的に一切の食品持込が禁止されたのではないかと思われてきた。
下記のニューカレドニア専門情報サイトが大変参考になった。
 
それでも、オーストラリアやニュージーランドの検疫では、未だに食品の持込は厳しく規制されているらしいことも判ってきて、最後まで判断に迷った。
 
最後の決め手となったのは、やはりニューカレドニア観光局の回答だった。
「震災直後はかなり厳しかったようですが、今はそんなことはないみたいです。通常観光客が持ち込むスナック類やインスタントラーメンなどが取り上げられたり、罰金を取られたという話は聞きませんね。」
「私の場合は、長期滞在で自炊する関係上、醤油、味噌などといった調味料や、塩鮭・納豆なども持っていきたいと思うんですが・・・」
「ハッキリしたことはいえませんが、多分大丈夫なんじゃないかと思いますよ。」
ということで私の腹も決まった。
 
『ダメモトで持って行ってみよう。没収されたら没収されたで諦めよう。罰金までは取られることはなさそうだ。』
これが私の結論だった。
 
エア・カレドニアの機内預けの重量制限を調べると「一人1個20㎏まで」とある。
 
我々の場合は、シュノーケリングセットも一式持つので、これと食糧品とでかなりの重さになる。
 
体重計で何度も計量しながら、持っていく衣類を極力割愛して、何とか次の食料品を詰め込んだ。
醤油、麺つゆの素、ポン酢、サラダオイル、顆粒の出しの素、冷凍塩鮭10切れ、稲庭うどん、揖保の糸、インスタントラーメン、日本茶、ワイン3ℓ、ハーブ類の香辛料etc.
 
 
 
問題は検疫の通過方法だ。出来れば没収という事態も避けたい。
 
機内で税関・検疫の申告書類が配られた際に閃いて、余分に3枚貰って。次の3種類の申告書を書いた。
①「食品持込あり」にチェックを入れただけのもの。
②「食品持込あり」にチェックを入れてその横に、「Rice Cracker、Soy Sauce、
Candy、etc.」と書き加えたもの。
③「食品持込なし」にチェックを入れたもの。
 
 
そしていよいよ、ヌメアのトントゥータ国際空港に到着。
 
先ずは入国審査。
入国目的や滞在期間などの簡単な質問をされる。
私たちの場合は「何でそんなに長く滞在するのか?」と聞かれたので、「バケーションだ。」と答えたら、帰りの航空券をチェックされただけで、すんなり通れた。当然だ。
 
次はバゲッジクレームで荷物を受け取った後、いよいよ空港の建物出口付近にある検疫デスク前に並ぶ。
 
列は一列。
事前にネットで調べた時には、「申告有り」と「申告無し」とで別々の列に並ぶと書いてあったが、今回は一列だった。チェックが甘くなった証拠だ。
 
様子を見ていると、かなりチェックは甘そうだったが、デスクから離れたウンターに呼ばれて荷物の中身を調べられたり、レントゲンでスーツケースをチェックされている人もチラホラいるようだった。
 
判断を迷ったが、一か八かで②の申告書を出すことにした。
要するに、「食品は持っていますが、煎餅と醤油とキャンディーくらいですよ。」というウソでも本当でもない申告書だ。
 
検疫のデスクで、「ボンジュール」とニッコリ笑ってこの申告書を出し、「これらの物を持ってます。」と指を刺して説明したら、「オーケー、オーケー。」とノーチェックで通してくれた。
 
空港建物を出たところで、「やったぜー!」と妻とハイタッチして祝福しあった。
 
 
 
 
2.ヌメアのマジェンダ国内空港の手荷物重量制限 
 
 
トントゥータ国際空港からヌメア市内までの移動には、ツアー客専用のシャトルバスに便乗させてもらったが、車内でツアーコンダクターが説明するには、「国内線の機内持ち込み手荷物の重量制限は国際線より更に厳しく、一人1個3kgまでとされています。超過すると高額な追徴料金を取られますので十分ご注意ください。」ということであった。
 
このことは知らなかったので慌てた。
 
我々の手荷物にはパソコンも入っているし、日本で着ていた冬服もあるため、既にかなりの重さになっていた。確実に各々5キロは超えている。
 
しかも、イルデパン島ではワインやビールを店で買うことは出来ないし、まともな肉類や生鮮野菜類は売っていないと聞いていたので、ヌメア市内のスーパーでこれらの物をシコタマ買い込んで行商人よろしくイルデパン島に持って行こうと考えていたのだ。
 
止む無く食糧の買い込みは断念。
 
超過料金を回避するため、国内線に乗り込む直前に、持っていた冬服を全部身に纏い、手荷物をチェックイン・カウンターの秤にかけながら、細々した物を全てポケットに押し込んで、何とか3.7kgまで軽量化した。
 
ニューカレドニアは夏たけなわ。しかも台風が通過した直後で湿度が高く蒸し暑い。
長袖シャツとGパンにヤッケまで着込み、汗ダクになりながら登場口の列に並んだ。
 
登場口での重量チェックは、何と係りの女性が手に持って、重量を感覚でチェックする方式。ビクビク・ハラハラしたが、ニッコリ笑って「オーケー」といってくれた時は嬉しかった。
 
クーラーの効いた搭乗ゲートの待合室に入って、直ちに着ていた冬服をTシャツと半ズボンに着替えたことは言うまでもない。
 
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
【後日談】
 
イルデパンについて数日後、隣のバンガローに韓国人の家族がやってきた。
 
色々と話をしたが、彼らがスーツケースを開けてみたら、持ってきたキムチやコチジャンやその他の調味料は全て抜き取られていたとのことであった。
 
これは検疫チェックではなく、機内預け荷物の抜打ちチェックにあったのではないかと思われるが、我々も運が悪ければこのような目にあっていたのかもしれない。
 
果たして我々はラッキーだったと考えるべきなのだろうか?
それとも、味噌や冷凍塩鮭は合法的に持ち込み可能なのだろうか?
 
日本食を美味しく食べながら、常にこの疑問が頭をよぎる。
 
 
 
 
そして、この島に比べると、ハワイの方がずっと便利で、気候も良く、海も同じくらいキレイで、過ごしやすいなー、とシミジミと感じるのであった。
 
 
 
 
 

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閉じる コメント(2)

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こんにちは

日本人は欧米人と比べたら小っちゃいのに・・荷物の重量制限は釈然としないな 。私も体重40圓覆里傍△螢后璽張院璽坑喚團ーバーで5000円の追加料金発生で悔しくでもそこで入れ替えも面倒で・・。今やソルターウエイトチェッカーは旅の必需品です。

取りあえず最低限の食料品持ち込めて良かったね。
こういうチェックって運・不運もあるしドキドキするよね・・・

でもなんで 村にビールやワイン売っていないの?
村の法律なのかな?
何故? 何故? ワイン3ℓで一か月は 無理! 無理!

今 野菜もフリーズドライとかもあるようだけど鮭とか納豆なども
あればいいのにね。

2013/3/25(月) 午後 3:20 [ NON ] 返信する

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nonさん
たった4團ーバーで5,000円とはとんでもないですネ。
本当に体重とセットで考えて欲しいと思います。それにしてもnonさん40kgとはスタイル良いんですネェ!
ソルターウエイトチェッカーって初めて聞きました。便利なものですネ。
島の商店でビールやワインを売っていない理由は調べておきます。
ワイン3リットルで1ヶ月持たせようというのではなく、せめてもの
節約の為、安くて我々の口に合うワインを持参した次第です。
因みに、ホテルでワインを買うと最低1本2000円〜となります。

2013/3/25(月) 午後 8:12 [ I LIKE TRAVEL ABROAD ] 返信する

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