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「湘南」の誕生

「湘南」の誕生 増淵敏之著(出版社リットーミュージック
 
先月のことですが、散歩で立ち寄った大型書店でたまたま目に触れ、買ってみた本です。
著者は法政大学大学院政策創造研究科教授。
 
目次を見ると
第1章  第1章 湘南の発祥と範囲
第2章  第2章 湘南の音楽
第3章  第3章 湘南の文学
第4章  第4章 湘南の映像
第5章  第5章 湘南のマンガ、アニメ
第6章  第6章 プリズムの湘南
となっていた。

イメージ 1

 ざっと興味のあるところを中心に読んでみました。そもそも湘南とはいったいどのあたりのことをいうのかという問題。
 
 この著者が引用していた「Jタウンネット神奈川」というところのアンケート調査では34.4パーセントで1位だったのは、「茅ケ崎・藤沢・鎌倉・逗子・葉山」。2位は「大磯から葉山まで」。
まあ、こだわっているのは地元民と地元出身者だけだと思いますが。
私は、小学生3年の頃からこの地域に住み始めましたが、子供の頃は湘南ということを意識したことはなかったと思います。

個人的には、あえて湘南としてイメージできるのはどこあたりかといえば、やはり茅ケ崎市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・葉山町でしょう。茅ケ崎市と藤沢市について、地元民として厳格に言えば、東海道線の海側のエリアに限ると言いたいのです。人気のテラスモール湘南は東海道線の山側にありますが駅に接続していますので妥協しましょう。

高校受験の当時、公立高校の学区があり、私が受験した頃はこの範囲を湘南学区と呼んでいたはず。この学区の公立高校は、茅ケ崎高校、北稜高校(茅ヶ崎市)湘南高校(藤沢市)、藤沢高校(女子高)、鎌倉高校、逗子高校などでした。
 
湘南の文学
鎌倉には川端康成など著名な作家が多くいましたが、この本の著者は、その中で立原正秋にスペースを多めに使っています。彼は鎌倉愛が強く、鎌倉に住む主人公の作品が多かったからでしょうか。立原は流行作家(本人は芥川賞が欲しかったが、受賞したのは直木賞だった)としてかなり読まれていた人でしたが、1980年に54歳の若さで亡くなりその後次第に忘れられていったという印象があります。私は、立原の死後でしたが、立原の作品(小説・随筆など)をかなり読みました。
 
湘南の音楽
なぜだか茅ケ崎出身者が多い。今はサザンオールスターズですが、その昔は加山雄三、加瀬邦彦とワイルドワンズ、尾崎紀世彦、ブレッド&バターなど多数います。
しかし「コバルト・アワー」の歌詞に湘南ボーイと横須賀ガールを登場させたユーミンは八王子出身。
 
湘南の映画
大船(鎌倉市)に松竹大船撮影所があったからだと思いますが、木下恵介や大島渚の自宅は、藤沢市内(辻堂)にありました。
映画としてはよく観に行った東宝の若大将シリーズが湘南のイメージだったような。  
忘れられない湘南の映画としては藤田敏八監督の「八月の濡れた砂」と石川セリの主題歌。







閉じる コメント(2)

そういえば、どこだったか。。或る場所を湘南に入れる入れないで論争がありましたっけ。
結局はハッキリしないんですね笑
湘南はイメージだったとしても、それが素敵なところだと思います。

2019/4/20(土) 午後 8:53 mo

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> moさん
鎌倉市民はプライドが高いので湘南に括られたくない人が多いようです。確かに鎌倉幕府があったところですからね。

東海道線のオレンジとグリーンの電車のことも湘南電車と言ってましたが、この電車は沼津まで行ってましたね。

2019/4/20(土) 午後 10:38 yymoon


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