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総務省は20日、敬老の日に合わせて65歳以上の高齢者人口の推計値(15日現在)を発表した。65歳以上の女性は全女性人口の25.4%と初めて25%を超え、女性の4人に1人が高齢者となった。また、65歳以上の男性も全男性人口の19.9%となり、男性のほぼ5人に1人が高齢者となった。 65歳以上の高齢者は2898万人(男性1239万人、女性1659万人)で前年より80万人の増。総人口の22.7%を占め、人数、割合とも現行の統計方式が始まった1950(昭和25)年以来、過去最高を更新した。70歳以上は2060万人(総人口の16.1%)、75歳以上は1370万人(同10.7%)、80歳以上は789万人(同6.2%)で、いずれも過去最高だった。 一方で14歳以下の人口は1703万人と前年より15万人減り、70歳以上の人口より少なくなるなど、少子高齢化の傾向は顕著となっている。総人口は前年比12万人減の1億2756万人だった。 また、1人暮らしの高齢者は08年で414万世帯と83年の調査開始以来、過去最高となった。中でも、マンションなどの共同住宅に1人で住む高齢者は144万5000世帯で、高齢者の単身世帯のうち3分の1超を占めた。高齢者の「孤独死」が社会問題化する中、1人暮らしの高齢者は増加の一途をたどっている。【毎日新聞・石川貴教】 |
高齢者福祉
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特養にすぐ入れなかったら、ショートステイをうまく利用する方法があります。 ショートステイは1週間程度、高齢者を特養で預かってくれるサービスですが、枠に空きがあれば継続して利用できます。要介護度5の人だと、ショートを4週間続けて月に28日利用し、2、3日分を自費で支払えば1カ月になります。そうすれば入所できなくても特養に入っているのと同じ状態になります。 このようにショートをたくさん利用していれば、たくさんの介護サービスが必要とみなされ、入所の優先順位が高いとみなされます。 ショートに空きがなく長く使えない場合は、デイサービスやヘルパー、訪問看護師などを限度額いっぱい使い、介護の負担について記録をとっておきましょう。認知症で夜寝ていても徘徊(はいかい)のため何回も起こされるとか、冷蔵庫を1日何度も開けるとか困った症状があれば、回数などを紙に記載します。 また、介護に伴う精神的な負担がある場合は、入所のポイントをアップさせる場合がありますので、できるだけメモしておきます。「今日は要介護者に呼ばれても返事ができなかった」「食事が作れずに牛乳とパンだけにした」など。ケアマネジャーなどに入所申請書の備考欄に記入してもらうと良いと思います。(産経新聞)
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明さん(仮名)が老人ホームで暮らしている父親を訪ねたところ、父親から「投票用紙が来ない」と訴えられた。父親は、昔から政治好きで、選挙になるといつも張り切って候補者の品定めをしていた。なぜ、投票用紙が来なかったのか。それは後見が始まったからだ。 父親は認知症が進んで財産の管理ができなくなり、昨年、明さんが「後見の申し立て」をして成年後見人に選ばれた。成年後見制度のうち、成年後見人がついた場合、本人の選挙権・被選挙権がなくなる。補助人や保佐人の場合なら、選挙権はそのままだ。 明さんは、認知症が進めば、そのうち選挙のことなど関心も薄れるだろうと考えていた。しかし、父親は選挙になれば今でも毎日、新聞を熱心に読んでは、なじみの候補者のことを話題にしている。父親に選挙権がないことをどう説明したらよいのか。後見人に選ばれたことで、父親の財産管理は安心できる反面、選挙権の行使という生きがいを奪った面は否定できない。そう思うと、切なさも募ってくる。 成年後見制度は、主に財産管理の能力を基本に考えられた仕組みだ。財産管理の能力が衰えたからといって、必ずしも選挙権行使の能力も失われるわけではなく、選挙権まで奪うことには、疑問の声も少なくない。(読売新聞)
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