みやま市と立花町の境付近に位置する山下水天宮。
1859年、庄屋の古川茂兵衛が霊感を得たことから、山下の町の人々と水天宮の建立を思い立ちました。建物は翌年3月に完成して、全国水天宮総本社として有名な久留米の水天宮から分霊したそうです。ちなみに、この神符(しんぷ:御札)を受けると河童の水難から退けられると信じられ、安産、豊作の神様として崇敬されてきました。
元々、水天宮自体が平家一門の霊を祀ったのが始まりとされているため、昭和初期(1930年代)までは5月5日の祭礼には二艘の船で御座船を作り、平家の赤旗を飾り安徳帝を祀る神輿(みこし)を乗せて対岸の矢原へお輿の川遊びがありました。(田川の神幸祭のようなもの)
その神輿の下をくぐるとご利益があるということで、当時は子供を抱いた母親たちでごった換えしていたようです。
以来、形を変え毎年5月3日〜5日に祭りを行い続け、多くの人が参拝します。
現在、道路拡幅工事により神殿の改築が行なわれているところです。
下の図は、昔の水天宮の写真(年代不詳)と、昨年の祭の写真です。
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