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来年こそやったる!! 阪神・岩田稔投手(26)が18日、空路で宮崎入りした。20日のフェニックスリーグ・ロッテ戦(清武)で左ひじ手術後初の実戦マウンドを踏む予定だ。今季、1度も1軍登板することなく終わった無念の思いを力に変えて、来季は巻き返してみせる。 “終戦”は自宅で迎えた。様々な思いを胸に抱き、一夜明けたこの日、黒のスーツに身を包んだ岩田の目はすでに来季を見据えていた。20日のロッテ戦で左ひじ手術からの実戦復帰を果たす。出発前の空港ロビーで熱い決意を口にした。 「今年中に試合で投げないまま終わるより、投げて終わりたかった。しっかり来年につなげたい」 3月14日の春季教育リーグ・中日戦(鳴尾浜)以来、220日ぶりのマウンドに登る。3イニングを投げる予定で、経過に問題がなければ、中5日で26日の巨人戦(久峰)に5回をメドに先発する見込みだ。まずは“初陣”に向け「シート打撃なら試合の流れがわからないんで、その辺りをしっかり確認したい」とテーマを掲げた。 「(この1年)悔しいというか、どうすることもできなかった」 辛く苦しいシーズンだった。今春のキャンプ中に左ひじの張りを訴え、1軍キャンプを離脱した。その後、1度は実戦登板したものの、同患部の炎症が再発。3月下旬にメスを入れることになった。そこからは地道なリハビリの毎日。投球練習を再開したのは8月に入ってから。10月6日に術後初のフリー打撃登板し、ようやくここまでたどり着いた。 中日相手に1ゲーム差のV逸。終わってみれば、2008年には10勝を重ねた背番号「21」不在の1年はタテジマ軍団にとって、大きな痛手だった。先発陣でローテを守り抜いたのは久保だけ。安藤が不振に陥り、能見も右足甲の骨折で約4カ月、戦列を離れた。スタンリッジの加入やD4位ルーキー・秋山(西条高)の台頭があったといえ、厳しい“台所事情”は否めない。チームに貢献できなかった責任は本人も痛いほど感じているはずだ。 取材の際、岩田は開口一番「何も話せることはないですよ」とつぶやいていた。この言葉が今季、柱として期待された男の現状の置かれた立場を表す。自覚を示す−。苦い経験を乗り越え、2011年へスタートを切る。(小松 真也) |
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今日、投げてみてどうだったんだろうか??
2010/10/20(水) 午後 8:14