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えっ、複数年契約?! 阪神・坂井信也オーナー(62)=阪神電鉄社長=が18日、続投が内定している真弓明信監督(57)に対して「2年契約」を結ぶことを明言した。失速してのリーグV逸、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでの惨敗を喫したが、異例ともいえる複数年提示だ。 −−真弓監督を長いスパンで見守りますか? 大阪・福島区の電鉄本社。坂井オーナーへの質問は、真弓監督の新たな契約年限が単年なのか、それとも複数年なのか、を問うもの。対する総帥の回答は、ちょっと意外だった。 「まあ、前回が2年でしたから、(今回も)そう思っています」。2年契約を満了したが、星野元監督(現オーナー付シニアディレクター)、岡田前監督(現オリックス監督)のように就任2年目にチームを優勝に導くことができなかった指揮官に、再び「2年」を提示する。異例の本社方針が明らかになった。 優勝チーム中日に1ゲーム差だったが、ここ一番の勝負に負け続けた印象は強い。来年はV奪回が至上命令であり、善戦などで許される状況にない。退路を断った単年契約の方が、ファンの共感を得るに違いない。 事実、球団首脳はシーズン中に「複数年契約が切れた後は1年1年になる」と、真弓監督が契約しても、今回は単年で更新していく方針を明かしていた。だが、もちろん、電鉄トップの言葉は絶対だ。 シーズン終盤、継投ミスなどベンチワークで失速した上、CSの惨敗でファンを大きく失望させた。複数年契約はファン目線とはかけ離れた感もあるが、球団内部では真弓体制での手応えも感じ取っている。真弓監督が就任後、球団と現場と一体になって中長期的な育成プランを作っている。思い切って若手を使い、世代交代はビジョンに沿って、進んでいる。 2年前の秋。岡田前監督の突然の辞任を受けて、真弓監督が就任要請を受諾。JFKが弱体化し、ベテランも峠を越えていた。手痛い敗戦を重ねながらも我慢強く一歩一歩進む、自らが選んだ指揮官を男にしたい。「2年」には、信頼と願望が込められている。 同時に総帥はこう付け加えた。 「契約年限はあっても、ご存じの通り、1年1年が勝負です。そこ(2年)を強調して意味づけするつもりもないです」。1年目の09年は4位、そして今季は2位と躍進したが、V逸。3年目の来季に結果を出すことも求めた。 「聞きたいことはいっぱいあるけれど、今はまだ、(聞く内容が)定まっていない状態ですね」 近日中に予定されている、真弓監督のシーズン終了報告への思いも明かしたオーナー。そこから真弓阪神3年目がスタートする。(上田 雅昭)
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暗黒時代の再到来ではないか・・・?
2010/10/21(木) 午後 6:48