【投手】
(横)加賀美、江尻、大原慎、篠原、藤江、山口−黒羽根 (神)岩田、榎田、福原−小宮山、清水 【責任投手】 (勝)加賀美1試合1勝 (S)山口57試合2勝5敗33S (敗)岩田25試合9勝13敗 【本塁打】 (横) (神) 【戦評】 横浜が逆転で6試合ぶりの白星。1点を追う六回一死二塁から荒波、筒香の連続適時打で2点を挙げた。先発の新人、加賀美が6回を4安打1失点で、プロ初登板で初勝利。阪神は早めの継投にかわされ、二回以降は得点できなかった。 阪神・田上、代打で江尻からプロ初安打
阪神の2年目、田上がプロ初安打をマークした。この日今季初めて1軍に上がり、七回に代打で登場。江尻から左前打を放ち「あまり意識せずに、落ち着いて打席に入れた」と話した。
育成枠で入団し、昨年3月に支配下登録された。九回は空振り三振に終わり「打ちたかった。球威がある真っすぐに対応できなかった」と悔しがった。(共同)
岩田
(投手に二塁打を許したのをきっかけに逆転されて13敗目)「いいところに投げたが、打たれた」
榎田ルーキー60登板!虎歴代トップタイ
たとえ“消化試合”でも、記録の価値は色あせない。榎田がまたまた虎のルーキー史を塗り替えた。積み重ねてたどり着いた登板数「60」は、阪神新人最多記録に肩を並べる数字だった。並んだ相手は西村一孔。1955年だから、現代っ子の榎田にとっては遠い昔の出来事だ。
「いつも通りです。そこを目標にやってきたわけではないので。そこにこだわりもないです」
クールな男は、その反応からも分かるように、何事もなかったかのようにクールに投げ終えた。岩田の後を受けた八回、まずは代打・森本を自慢のスライダーで空振り三振に仕留めると、下園は137キロストレートで空を切らせて連続三振。荒波は左飛に。
ただ、初めて挑んだプロの世界で、1年目にここまで投げてこれた思いはある。
「けがせずにやってこれたことは良かったですね」
当人は意識しないのを承知で、新人登板記録の話題を続ける。この「60」という数字、プロ野球界では2リーグ分立後、8位に当たる。セでは、堀本律雄(巨人、60年)、権藤博(中日、61年)らの「69」が新人記録。続く「65」が球界が誇るストッパー岩瀬仁紀(中日、99年)。ようやく榎田にもピンとくる名前が出てきた。
というよりは、中継ぎの大先輩として尊敬する存在。ことしの球宴。初出場の夢舞台で、憧れの人と話す機会を持てた。教わったのはキャッチボールの仕方。投げ合う相手もしてもらった。手にした財産は、いつでも使えるように、胸の内に大事にしまっているという。
チームの残り試合は「5」。球団単独トップに立つのは、ほぼ確実。もし、残りすべてに登板すれば、偉大なる岩瀬先輩がルーキー時に樹立した「65」に並ぶことも可能…。そんな位置まで来た足跡に対しては、クールにならず誇っていい。
(紙面から)
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’11 タイガースの試合の情報
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