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GW9連戦の先陣を切る能見。G打線を封じ込める(撮影・森田達也)【拡大】 虎投最強トリオでG叩きや! 阪神・和田豊監督(49)が27日、28日からの巨人戦(東京ドーム)に向け、「つきかかった火をもう一回消しにかからないといけない」と決意表明だ。ゴールデンウイークの9連戦中、Gとは6戦。能見、岩田、メッセンジャーの3本柱を2度ぶつけて重量打線を眠らせたままにする。
点火された導火線。大爆発の前に消火しなければいけない−。甲子園室内練習場での指名練習後、和田監督は強力打線の怖さを知るからこそ、出はなをくじいて、勢いを断つことの重要性を説いた。
「きのう(26日)ジャイアンツは15点取ってね、点火したかどうかはわからないけど、向こうにとっても次の試合、あしたの試合が大事になってくると思う」
26日のDeNA戦(鹿児島)で15安打15得点と大勝したライバル。なかでも1番・長野は3安打2打点、3番・坂本は2安打5打点、4番・阿部は2安打3打点と大当たりした。
「うちもそうなんだけど、1試合(だけなら)ポーンとそういう試合があるんだけど、それが続くようになってくると本物に近づいてくる。逆に言うと、つきかかった火をもう一回消しにかからないといけない」
和田監督は、能見、岩田、メッセンジャーの3本柱で“種火”をつぶしにかかる。相手も杉内、内海、沢村。伝統の一戦にむけて気合十分。僅差の投手戦になることは予想できる。
「本来であれば、甲子園でできない空中戦をどーんというところなんだけど、ピッチャーの関係からしたら投手戦。より一層1点に対する重みというか、感じながら、どう1点とるのか追求していきたい」。指揮官は、左腕エースにGW9連戦の初戦を託した。
この日、能見は指名練習でダッシュ、キャッチボールなどで汗を流し、午後の新幹線で東京へ向かった。過去3度、杉内と投げ合い、チームは2勝1敗だが、自身に白星がついたことはない。
「何とか(失点を)少なく、少なくですね。(打線の)火を消せるかどうか分からないですけど、自分のできることをやります」。杉内との投げ合いに関しても「チームが勝つためにやるだけです」と己の仕事に集中する。今季は4試合に登板し、2勝1敗、防御率1・80。前回の巨人戦(6日、甲子園)では2安打完封勝利を挙げているが、慢心はない。まして本塁打の出やすい東京ドームだ。
両軍とも28日からの3投手が5月4日からの甲子園3連戦で再び対決する。
「そういう意味でもあしたの戦いはすごく、9連戦で(巨人と)6試合あるだけに大事なゲームになる」。将は力を込めた。虎投手陣は25、26日の広島戦(甲子園)で2試合連続完封。現在21イニング無失点中だ。巨人の重量打線を眠ったままにすることが、この6試合のテーマだ。首位・ヤクルトに1ゲーム差の貯金4。和田虎がゴールデンウイークをG倒週間にする。 (山田 結軌)
(紙面から)
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